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【news】『フラメンコ年鑑2025』本日発売!!
(martes, 24 de febrero 2026) 昨年一年間の日本のフラメンコに関する情報を集約した、当サイトFlamenco fan特別編集による単行本『フラメンコ年鑑2025』が、本日2月24日発売となりました。 2025年のフラメンコの名場面の数々を、たくさんの写真と記事でご紹介。 万博やガルロチ、プリメラフェスティバルの特集記事をはじめ、ヘスス・カルモナ、徳永兄弟、市川惠子さんの特別インタビュー、公演リポート10選やアーティストらのエッセイなど、日本での様々なフラメンコシーンを満載した一年間の集大成となる1冊です。 表紙は、昨年末に多くの人に惜しまれながら閉店したガルロチ最後のスペイン人グループ公演の主演を務めたマヌエル・リニャンです(撮影:近藤佳奈)。 『フラメンコ年鑑2025』 Flamenco fan特別編集 2026年2月24日発売 A4判フルカラー、120頁 1,980円(税込) 【内容】 ・2025年撮影グラビア《DIVAs》(カメラマン:大森有起、川島浩之、近藤佳奈、川尻敏晴、佐藤尚久) ・特集(大阪・関西万博/
5 日前読了時間: 3分


カンテフラメンコ奥の細道 on WEB no.57
(miércoles, 11 de febrero 2026) 文/エンリケ坂井 Texto por Enrique Sakai Malagueña de Chacón ⑤ 続、チャコンの生い立ち アンダルシアのカフェ・カンタンテで売れっ子になったチャコンは行く先々でカンテ研究を続け学ぶと共に自身の個性をより生かせる分野で多くの創作をしました。 具体的にはマラゲーニャ、グラナイーナ、タランタ、カルタヘネーラ、そしてカンティーニャ類のカラコレス、ミラブラーなどです。 特にマラゲーニャは当時ファン・ブレバなどの名手達がいましたが、彼らの多くがリズムを伴う民謡調だったのとは全く異なる、内なるリズムによる自由で叙情性に富んだものを次々と創りあげたのです。これにはメジーソの影響があった事が容易に想像できますが、それにしてもこれだけ多くのスタイルを、それも100年以上経っても色褪せない完成度の高いものを創り上げたのは偉大な才能だと言えるでしょう。これ程多くのマラゲーニャを作ったのは歴史上チャコンだけで、人々が彼の名前にドンの敬称をつけたのも自然な事だと
2月11日読了時間: 3分


《エンリケ坂井 TOQUE, CANTE 77.7》
(sábado, 31 de enero 2026) 2025年10月10日(金) SHOWレストラン GARLOCHÍ (東京・新宿) 写真/川島浩之 Fotos por Hiroyuki Kawashima 文/金子功子 Texto por Noriko Kaneko フィン・デ・フィエスタではギタリスト全員で演奏 16歳から本格的にフラメンコギターを学び始め、やがてカンテの魅力にも目覚め60年以上にわたり純粋なフラメンコを愛し追求し、ライブ演奏やCD制作・編集にも精力的に取り組んでいるエンリケ坂井の喜寿を祝う記念リサイタルが開催された。実際には誕生日から7ヶ月過ぎていることから、公演名は『77.7』。ラッキーセブン揃いで縁起がいい。 プログラムは1部がギターソロを中心に、かねてより憧れ敬愛するスペインのギタリストから学んだ曲を揃え、2部ではそれぞれ縁のあるギタリストらの伴奏でカンテソロを披露。また特別ゲストには同じ時代に共に活躍した盟友の三澤勝弘と、踊り手でありパートナーの佐藤佑子が出演した。 1曲目のソレアは、集中して気合を込めて披露
1月31日読了時間: 4分


カンテフラメンコ奥の細道 on WEB no.56
(domingo, 11 de enero 2026) 文/エンリケ坂井 Texto por Enrique Sakai Malagueña de Chacón ④ チャコンの生い立ち アントニオ・チャコンは1869年5月16日、ヘレス市で非ジプシーの靴修理屋の息子として生まれた。 少年の頃から親の靴修理の見習いや、ヘレスはシェリー酒の工場が多い所なので樽作りの職人として働いていたが、生来の歌好きだったのでまわりの大人達、当然ながらヒターノ達の歌も聴き覚えて歌い始め、その才能を開花させていった。 後に「ギターの魔術師」と呼ばれたギターのハビエル・モリーナとは同じヘレスの近所同士であり、年も近かったのですぐに仲良くなって地元のカフェ・カンタンテでデビュー。 その後、武者修行と仕事探しを兼ねてアンダルシアの各地をハビエルとその兄であり踊り手のアントニオの3人で、当時の事なので殆ど徒歩で回り、各地の年寄りや歌知り達からその地に伝わるカンテを学びレパートリーを増やし、さまざまな知識を蓄えていった。 こうして1年近くの武者修行を終えたチャコンは、
1月11日読了時間: 3分


カンテフラメンコ奥の細道 on WEB no.55
(jueves, 11 de diciembre 2025) 文/エンリケ坂井 Texto por Enrique Sakai 1990年マドリードで催されたチャコンを偲ぶコンサートのプログラム Malagueña de Chacón ③ 前回書いたフエルガでリソ神父を聴いて衝撃を受けた私は改めてチャコンのカンテに向かい合い、やっとチャコンの本当の魅力に目覚めていったのです。 ちょうどこの頃、私のレコードコレクションは時代に逆行してLPからSPレコードに重点を置くようになり、チャコンのSP盤を蓄音機で聴くようになった事から、生に近いチャコンの歌を味わう事ができるようになって目から鱗が落ちていったのです。 リソ神父は本名 Bartolomé Rizo(バルトロメー・リソ)で、愛好家達からは Pontífice del Cante(カンテの教皇)とも呼ばれチャコンを歌わせたら右に出る者はいないと言われた程の名人で、所属する教会を始め、ローマ、マニラ、メキシコでもミサ・フラメンカを催しフォスフォリート、バレア、クラタといったカンタオー
2025年12月11日読了時間: 3分


カンテフラメンコ奥の細道 on WEB no.54
(martes, 11 de noviembre 2025) 文/エンリケ坂井 Texto por Enrique Sakai Malagueña de Chacón ② チャコンの魅力は分かり難い、と前回書きましたが、実際チャコンの古い録音を復刻盤で熱心に聴いている人はかなりマニアックなオタクだと思います。 その原因のひとつは、復刻盤ではもとの音のシャープさや空気感が失われ、なかなか感動するまでには心を動かされないからでしょう。 それにあのハイテノールのような高音が輪をかけます。それではどうするか、まずはチャコン本人より現代の歌い手達による、例えばエンリケ・モレンテやダビッド・ラゴス、他にも探せば多くの歌い手達が歌っていますから、そうしたある程度「聴きやすい」ものから入っていくのがチャコンを感じるためのひとつの取っ掛かりになる方法だと思います。 もちろん最終的には個人の好みというものがあり、生理的に高い声を受け付けないという人がスペイン人にも存在しますが、それでも作品として残されたチャコンのマラゲーニャは疑いもなく素晴らしいもの
2025年11月11日読了時間: 3分


カンテフラメンコ奥の細道 on WEB no.53
(sábado, 11 de octubre 2025) 文/エンリケ坂井 Texto por Enrique Sakai Malagueña de Chacón ① エル・メジーソ、ラ・トゥリニと並んでよく歌われるのがチャコンのマラゲーニャですが、今回からその数...
2025年10月11日読了時間: 3分


カンテフラメンコ奥の細道 on WEB no.52
(jueves, 11 de septiembre 2025) 文/エンリケ坂井 Texto por Enrique Sakai ラ・トゥリニ マラゲーニャの女王と言われたトゥリニの物語は前回で一応終わり、今回はその録音についてです。自身は録音を残しませんでしたが、彼女のマ...
2025年9月11日読了時間: 3分


【CD情報】Gran Crónica del Cante XXXVI
グラン・クロニカ・デル・カンテ~カンテの大年代記 vol.36 (domingo, 17 de agosto 2025) フラメンコギタリストでカンタオール(歌い手)としても活躍するエンリケ坂井さんが主宰するスタジオ・カスコーロ制作『グラン・クロニカ・デル・カンテ~カンテの...
2025年8月17日読了時間: 2分


カンテフラメンコ奥の細道 on WEB no.51
(lunes, 11 de agosto 2025) 文/エンリケ坂井 Texto por Enrique Sakai Malagueña de La Trini ③ 前回書いた1887年の手術の前にトゥリニは同郷の友人であり偉大なカンタオールであるファン・ブレバに経...
2025年8月11日読了時間: 3分


エンリケ坂井 TOQUE, CANTE 77.7
(domingo, 20 de julio 2025) 当サイトのWEBマガジンで「カンテフラメンコ奥の細道 on WEB」が好評連載中の、フラメンコギタリストで歌い手のエンリケ坂井さんの喜寿をお祝いする記念公演が開催されます。...
2025年7月20日読了時間: 1分


カンテフラメンコ奥の細道 on WEB no.49
(miércoles, 11 de junio 2025) 文/エンリケ坂井 Texto por Enrique Sakai Malagueña de La Trini ② 前回にトゥリニは不幸な出来事によって片目の視力を失った、と書きました。...
2025年6月11日読了時間: 2分


新連載:私とフラメンコ -新人公演を通して- 1
第1回 近藤リナ 【カンテ部門 準奨励賞】 (sábado, 17 de mayo 2025) あなたにとってフラメンコとは何ですか――。 仕事として関わっている人、趣味として楽しんでいる人、自身の生きがいとして無くてはならない人など、その向き合い方は人それぞれ。...
2025年5月17日読了時間: 5分


『カンテの原点を訪ねて 第4回:セビージャの歌2』
東京フラメンコ俱楽部 5月例会 (martes, 13 de mayo 2025) 東京フラメンコ倶楽部が主催する、名人たちのカンテとギターをSPレコード(アナログレコード第一世代)と蓄音機で味わおうというこの企画。...
2025年5月13日読了時間: 1分


フラメンコギターコンサート 暁 AKATSUKI vol.3
~心のままに渡ったパイオニアたち~ (miércoles, 30 de abril 2025) 2024年5月17日(金) 新宿ガルロチ(東京・伊勢丹会館6F) 写真/川島浩之 Fotos por Hiroyuki Kawashima 文/金子功子 Texto...
2025年5月1日読了時間: 3分


カンテフラメンコ奥の細道 on WEB no.47
(viernes, 11 de abril 2025) 文/エンリケ坂井 Texto por Enrique Sakai ランカピーノ Malagueña de El Mellizo③の後半 前回(vol.46)に書いた歌詞を繰り返しや、たびたび繰り返される感嘆詞のアイを...
2025年4月11日読了時間: 3分


カンテフラメンコ奥の細道 on WEB no.46
(miércoles, 12 de marzo 2025) 文/エンリケ坂井 Texto por Enrique Sakai Malagueña del Mellizo③ 前回のマラゲーニャ・デ・エル・メジーソは1929年録音でこの時アウレリオは42歳位。'35年出版...
2025年3月12日読了時間: 3分


カンテフラメンコ奥の細道 on WEB no.45
(martes, 11 de febrero 2025) 文/エンリケ坂井 Texto por Enrique Sakai Malagueña del Mellizo② 前回取り上げたニーニョ・デ・ラ・イスラ(1877~1915?)が1910年に録音したメジーソ①は今では...
2025年2月11日読了時間: 3分


カンテフラメンコ奥の細道 on WEB no.43
(miércoles, 11 de diciembre 2024) 文/エンリケ坂井 Texto por Enrique Sakai Alcaláのソレアー、Agustín Talega アルカラーのソレアーを代表するホアキン・エル・デ・ラ・パウラ(1875~1933)の...
2024年12月11日読了時間: 3分


カンテフラメンコ奥の細道 on WEB no.42
(lunes, 11 de noviembre 2024) 文/エンリケ坂井 Texto por Enrique Sakai Joaquín el de la Paulaのソレアー④ アルカラーのソレアーを代表するホアキン・エル・デ・ラ・パウラ(1875~1933)のスタ...
2024年11月11日読了時間: 2分
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