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カンテフラメンコ奥の細道 on WEB no.61
(jueves, 11 de junio 2026) 文/エンリケ坂井 Texto por Enrique Sakai エル・モチュエロ Malagueña de El Canario ③ エル・カナリオの生涯 ~続き マドリード、そしてアンダルシアのカフェ・カンタンテや劇場で持って生まれた美声(だったらしい)でマラゲーニャを歌い、成功を収めたカナリオには多くの追随者が現われ絶頂期を迎えた。 その中にラ・ルビア・デ・マラガと呼ばれた当時のカフェで活躍したカンタオーラがいたのですが、この二人がセビージャのカフェ「エル・ブレーロ」が夏の間にトリアーナ橋の横に出す支店「ネベリーア・デル・チナ」(中国の氷屋)という涼しそうな名前のカフェに出演していました。 何が原因か本当の所はよく解らないのですが(一説にはルビアがカナリオの歌を真似して歌い、カナリオがそれを嫌ったとも)、二人は言い争いを始めそれがエスカレート。ルビアはその事を父親に話したら今度は父親が怒り出して、ついにその父親がカナリオをナイフで刺し殺してしまったのです。1985年8月13日の未明
1 日前読了時間: 3分


内田好美フラメンコソロ公演『孤独生』Vol.4/10 〜徨〜
(jueves, 11 de junio 2026) 2025年11月8日(土)「黒の世界」 /9日(日)「白の世界」 名古屋東文化小劇場(愛知) 写真/大森有起 Fotos por Yuki Omori 文/金子功子 Texto por Noriko Kaneko 2022年から始まった、名古屋を拠点として舞踊活動を行うフラメンコダンサー内田好美のソロ公演『孤独生』の第4作目が上演された。 今作のテーマは「徨」。あまり日常で見かける漢字ではないが、「彷徨う(さまよう)」という言葉に使われる。そしてスペイン語での表記「Vagar」もまた「放浪する、さまよう」という意味を持ち、彷徨う自分と共に歩んできた自身の「影」との関わりを表現した作品だ。 今回は初めて2日間の上演となり、初日は「黒の世界」、二日目は「白の世界」とアプローチを変え、作品全体のコンセプトはそのままに別々の作品に仕立てられた。 初日、舞台中央の床には、奥へと続く一本道のように白のパネルが敷かれている。舞台の端には、開いたままの茶色のトランク。そこに赤のコルドベス帽を被った内田が現
1 日前読了時間: 5分


スペインNews 6月号・2026
(sábado, 6 de junio 2026) 文・写真/志風恭子 Texto y fotos por Kyoko 5月のセビージャは花盛り、街のあちこちに写真のようなブーゲンビリアや紫のハカランダの花が咲き誇り、気温もまだ真夏ほどには上がらない、いい季節です。と思ってたら、後半は30度越えの日が続き、水シャワーのお世話になりました。 フェリアの後はロシオ巡礼、というわけでペンテコステの日にお堂の外に輿に乗って出てくるロシオ聖母様を一目見ようとスペイン各地から、巡礼団がやってきます。セビージャではトリアーナ、セビージャ、マカレーナなどの地区ごとにエルマンダと呼ばれる信者会があって、それぞれの旗印を掲げ、牛車でアルモンテのロシオに向かいます。伝統的には写真のような幌馬車ならぬ幌牛車の中に食料や個々の着替えなどの荷物を積んで、皆徒歩、もしくは馬に乗って向かうものですが、牛車の数にも限りがあり、四駆やトラクターで、というのも一般的です。フラメンコ衣装を纏い、道中もセビジャーナスやルンバを歌い踊りつつ行くことから、歩くフェリアとも言われますが
7 日前読了時間: 10分
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