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ArtistaЯ ~表現者☆~ ep.28

  • 7 日前
  • 読了時間: 2分

ep.28

小池重子  Sigeko Koike


(jueves, 16 de abril 2026)


写真家・大森有起が、今を輝くフラメンコ・アーティストたちの真の姿を写す



交友関係が深まり親しくなる演者は多いですが、重子さんの素は余り知りませんでした。

いい機会なのでフラメンコとの出会いをちょっと聞いてみました。


「母が美容師で、第4日曜日だけは休んでくれて。

裕福じゃなかったけど、月1回バレエとかミュージカルとかに連れてってくれてたの。


フラメンコは、多分その中で観たんだと思う。

小さな頃からフラメンコダンサーになる!って思ってた」


世代が近いので時代背景は分かりますが、幼心で既に自分の未来をイメージしていたなんて。

全く思いも寄りませんでした。

環境もさることながら、親子像も垣間見る素敵なエピソードでした。


2604大森G_小池重子koike
©Yuki Omori

「私のフラメンコ人生」


『清濁併せ呑む』


私にとって、フラメンコとはなんぞやと聞かれたときに真っ先に浮かぶ言葉。

フラメンコと関わり合って35年経ちましたが、ずっと心の隣にある言葉です。


初めてスペインでフラメンコを始めたとき、言葉のわからないカンテにまずノックアウトされました。

カンテとギターとバイレとパルマと沢山の音と熱量があるにも関わらず、静寂があり、崇高さがあり、人間のエゴそのものの様な瞬間もあり、終わった後には背中から大きな力にゆったりと抱きしめられている感覚で涙が止まりませんでした。


あの感覚がずっと忘れられず、未だにフラメンコに携わらせてもらっています。


今は私なりの清濁というものが明確にあります。


「清」とは、先に旅立った大切な方達の存在、愛していた者たちへ顔をきちんと向けることができる様でありたいと思う心。

「濁」は、日頃の己の生活だったりします。


フラメンコと共に、なんていうのはとても気恥ずかしいですが...

間違いなくいつもフラメンコが側にいてくれています。

常に心の中にあるもの、私にとって側にあることが当たり前のことかな。


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