ArtistaЯ ~表現者☆~ ep.31
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ep.31
田路 真由美 Mayumi Taji
(jueves, 16 de julio 2026)
写真家・大森有起が、今を輝くフラメンコ・アーティストたちの真の姿を写す
現在、奄美大島で暮らす田路さん。
祖父母が奄美のご出身、パートナーと6年程前に移住したそうです。
先日久しぶりに大阪で会いましたがとてもいいお顔でした。
彼女のフラメンコには幻影的に炎(ほむら)が見えます。
踊りと真摯に向き合い、積み重ねた時間が齎らす偽りのない姿。
全身を目一杯振り絞り、惜しみなく自分を晒す有りのままの姿。
一指集中した彼女を見守るように包み込む、炎。
憧路、岐路、迷路、迂路、路導、そして旅路。
田路さんの路筋は人生そのもの。
辿り着いた別天地、島時間の中で育み歩んで行くことでしょう。

「私の人生」
私の家族のことが頭に浮かびます。
父、母、姉、そして私。
フラメンコに憧れたのは18歳。
始めるきっかけは、舞踊が好きな母と3歳から舞踊一筋で生きた姉の影響です。
フラメンコを始めて間もなく50歳で父が、姉は49歳で急逝しました。
「2人っきりになってしまったね」と言っていた母も2年半前に父と姉のもとへ。
家族の中では私が一番のしっかり者で家族を守っていると思っていましたが、思い上がりでした。
一人になってみて、初めて自分が一番家族から守られていたと心から気付きました。
フラメンコの踊り手になりたい、誰よりも上手くなりたい。
そう思い学んだつもりになってましたが、それは踊る技術だけの追求であり、知るほどに出来ないし身体に入ってこない。
そんな自分に何度も逃げ出したくなるし辞めたくなる。
しかし、どうしても諦められませんでした。
それはフラメンコが繋ぎとめてくれている力があり、フラメンコが自分を続けさせてくれていると感じています。
だから私の人生は。
自分が行きたいと願う道が合っているのであれば、そこへ行かざるを得ない強い力に引っ張られ。
自分が望む道を強く持っていれば、その方向に連れて行かれてきた気がします。
一人ではいけない場所へ、沢山の大きな力が私を連れて行ってくれていた。
強い力やエネルギーを持つ人の近くへ行く選択を自分がしてきたのかな?と。
夢や行きたい道へ向かう船の乗り場を探せたこと。
船の場所を教えてくれる人と出逢えたことが、今の私の人生を作ってくれています。
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