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12 DOCE del FLAMENCO

  • norique
  • 4 日前
  • 読了時間: 3分

【ショップ訪問】

ドセデルフラメンコ(福岡)


(viernes, 13 de junio 2025)

 

文・写真/金子功子

Texto y fotos por Noriko Kaneko


A_2504ドセデルフラメンコ_オリジナル衣装
可愛くてリーズナブルな衣装にワクワク

フラメンコ衣装をインターネットで探したことがある人なら、おそらく一度はその名前を見た事があるのでは、という12 DOCE del FLAMENCO(ドセデルフラメンコ)。


九州・福岡の博多駅から地下鉄で10分くらいというアクセスの良い立地で、オリジナルデザインの可愛くてリーズナブルなフラメンコ衣装を提供する衣装専門店です。


2010年に創業し、今年が15周年目。マンションの一室からはじめ、福岡空港の近くに倉庫兼店舗という形での営業を経て、現在の店舗に移りました。

C_2504ドセデルフラメンコ_店内
明るくオシャレな店内にテンションもUP

お店を始めたきっかけは、店長を務める𠮷原由里さんが当時通っていたスペイン語教室で、自営業を営む現会社の社長と知り合ったことから。共通の友人たちと一緒にベトナムへ旅行した時に、現地でオーダーメイドで衣装を作っている所がたくさんある事を知り、そこでフラメンコ衣装を作っている人がいると教えてもらったそうです。そして帰国後、友人でもあるその社長が衣装づくりを仕事にしたいと言い、そこにたくさんの人との出会いが重なって、ドセデルフラメンコが誕生しました。


衣装づくりについては、デザインは日本で行い、サンプルをベトナムに持っていって現地で製作。生地はスペイン製のものを使うこともあれば、現地で調達したり福岡から近い韓国で探したりもするそうです。HPの充実ぶりからネット販売の印象が強いけれど、発表会シーズンなどは実際に来店するお客様も結構多いとか。

D_2504ドセデルフラメンコ_バタデコーラ

HPでも紹介されているこちらのバタデコーラは、スペイン在住の堀江啓子さんが製作するブランドLuna Luneraのもの


フラメンコ衣装をデザインする上で大切にしているのは、現場ならではの声や「今」の空気感だと𠮷原さんは言います。スタッフは全員フラメンコを踊るので、自身や仲間が必要としているものが商品ラインナップに反映されているそうです。また、ライブや発表会にも積極的に足を運び、舞台を客席から見ることも衣装製作のヒントになっているとのこと。


そして年に一度程度は本場スペインへ、「今」のフラメンコと衣装のモードを仕入れに行くことも欠かせません。現地でタブラオやペーニャ、舞台を見たり、街を歩いていろいろな話を聞いたり。そこで感じる香り、光、乾いた音と声、ウキウキ感、そして仕入れた情報を少しでもドセから届けられたら――、そういう思いが込められています。ちなみに、ドセの店内にはセビージャのオレンジの花AZAHARの香りが漂っているそうです。

B_2504ドセデルフラメンコ_ディスプレイ
アンダルシアの街角のようなディスプレイ

「HPで紹介している衣装も、実際にお店で見てもらえたらその可愛さが絶対によく分かってもらえると思います。店頭ではおしゃべり好きなスタッフが待っていますので、もしお近くに来る機会がありましたらどうぞ気軽にお越しください!そしてネットを通じてご利用いただくお客様も、疑問に思うことや心配なことはお気軽にお問い合わせください」と𠮷原さん。


プロのこだわりが詰まったたくさんのアイテムと、フラメンコ愛溢れるスタッフたちのサポートが頼もしいドセデルフラメンコ。来店でもネット注文でも、フラメンコの「今」のモードにぜひ触れてみてください。

E_2504ドセデルフラメンコ_チロルチョコ
限定デザインのチロルチョコも発見!

【ショップDATA】

12 DOCE del FLAMENCO

(ドセ デル フラメンコ)


[住所]〒810-0022

 福岡県福岡市中央区薬院3丁目13-22 新宝ビル2F

[電話番号]092-525-1212

[アクセス]福岡市営地下鉄七隈線「薬院大通」駅徒歩2分

[営業時間]*毎月のカレンダーをHPでご確認ください。

F_2504ドセデルフラメンコ_看板
お店が入ったビルの1階にあるこの看板が目印

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