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スペインNews 11月号・2025
(jueves, 6 de noviembre 2025) 文・写真/志風恭子 Texto y fotos por Kyoko Shikaze 《INDEX》 ・ ハレオス・エストレメーニョス舞踊コンクール ・ スペイン国立バレエ団王立劇場公演『メデア』 ・ セビージャ ギター祭 【ハレオス・エストレメーニョス舞踊コンクール】 10月2日、バダホスのロペス・デ・アジャラ劇場にて、第2回ハレオス・エストレメーニョス・コンクール決勝が行われました。昨年始まったこのコンクールはクリスティーナ・オヨス舞踊団などで活躍した踊り手ヘスス・オルテガのセントロ・インテルナシオナル・デ・フラメンコ、フラメンコ国際センターが、自治体の後援を得て主催しています。 スペイン西部、ポルトガルと国境を接するエストレマドゥーラ地方はアンダルシア、ムルシアと共にフラメンコの世界無形文化遺産指定に尽力したのですが、この地のフラメンコはそれほど知られていません。そこでエストレマドゥーラのフラメンコをアピールし、この地発祥の曲種、ハレオス・エストレメーニョスに特化したコンクー
1 日前読了時間: 7分


【news】南風野香スペイン舞踊団《僕の耳の中のシレーナ》
(sábado, 18 de octubre 2025) これまで数々のフラメンコ舞台作品を主催・出演し活躍する舞踊家、南風野 (はえの) 香さんが手掛ける劇場公演が11月に東京・すみだパークシアター倉で上演されます。 この作品はひとりの男性と人魚との恋を描いたファンタジーによるオリジナルストーリーで、ゲストダンサーとしてパブロ・セルバンテスさんと谷淑江さんが出演します。 音楽にはフラメンコの様々な舞台で活躍するミュージシャンが参加し、舞踊と音楽に加えて映像や美術による演出で幻想的な舞台作品が楽しめます。 『フラメンコが紡ぐ人魚伝説。波間に揺れる幻想と恋。』 東京の夜、男の耳に響くのは人魚の唄声。 そこから、時空を越える旅が始まる──。 本作《僕の耳の中のシレーナ》の大きな見どころは、バタ・デ・コーラとマントンを駆使し、人魚のイメージを舞台に立ち上げていくことにあります。 さらに、スペイン国立舞踊団指導教師マリベル・ガジャルドによるクラシコの振付が、作品に一層の深みを与えます。 フラメンコの根源である「唄」を軸に、多彩なジャンルの曲が織り込ま
10月18日読了時間: 2分
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