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カンテフラメンコ奥の細道 on WEB no.57
(miércoles, 11 de febrero 2026) 文/エンリケ坂井 Texto por Enrique Sakai Malagueña de Chacón ⑤ 続、チャコンの生い立ち アンダルシアのカフェ・カンタンテで売れっ子になったチャコンは行く先々でカンテ研究を続け学ぶと共に自身の個性をより生かせる分野で多くの創作をしました。 具体的にはマラゲーニャ、グラナイーナ、タランタ、カルタヘネーラ、そしてカンティーニャ類のカラコレス、ミラブラーなどです。 特にマラゲーニャは当時ファン・ブレバなどの名手達がいましたが、彼らの多くがリズムを伴う民謡調だったのとは全く異なる、内なるリズムによる自由で叙情性に富んだものを次々と創りあげたのです。これにはメジーソの影響があった事が容易に想像できますが、それにしてもこれだけ多くのスタイルを、それも100年以上経っても色褪せない完成度の高いものを創り上げたのは偉大な才能だと言えるでしょう。これ程多くのマラゲーニャを作ったのは歴史上チャコンだけで、人々が彼の名前にドンの敬称をつけたのも自然な事だと
2月11日読了時間: 3分


【告知】「フラメンコ年鑑2025」刊行のお知らせ
(domingo, 8 de febrero 2026) フラメンコ・ファンの皆様 私どもがお届けしているフラメンコ総合情報サイト「フラメンコファン」をいつもご利用およびご愛読いただき、誠にありがとうございます。 2023年4月よりサイトの運営を開始し、これまで数多くのフラメンコ業界の皆様の活動に接し、それらの情報を発信したり、現場に足を運んで取材させていただいたりしてきました。 それらの情報は当サイトやSNSを通してインターネット上で発信し、昨年は1か月あたりのサイトアクセス数も10,000件を超える月も出る程になりました。とは言っても、そうした情報は日々のタイムライン上を流されていってしまい、見てもらいたい時になかなか見てもらえないという歯痒さも感じたりします。 誰もが見たい情報をいつでも見たい時に見れるように、ネットの世界にあまり馴染みの無い人にも届くように、ネット上で流れていってしまう情報を「単行本」という形で残しておけるように、と昨年初めて「フラメンコ年鑑2024」を刊行しました。ありがたいことにこの本は多くの方のお手に取っ
2月8日読了時間: 4分


スペインNews 2月号・2026
(viernes, 6 de febrero 2026) 文・写真/志風恭子 Texto y fotos por Kyoko Shikaze 1月18日、コルドバ県アダムスで起こったスペイン高速鉄道の大事故は日本でも報道されていたのでご存知かと思います。1992年のセビージャ万博を前に首都マドリードとセビージャを結んだ高速鉄道AVEですが、現在では、コルドバからアンテケーラを経てマラガやグラナダへ向かう路線もあり、またセビージャからカディスやウエルバに乗り換えなしで行く便があったりで、多くの人が利用しています。スペイン旅行でこの路線を利用したという人も多いことでしょう。 フラメンコ・アーティストたちもよく利用しており、この事故でも、2017年、クリスティーナ・ヘーレン財団のコンクールのファンダンゴ・デ・ウエルバ部門で優勝したクリスティーナ・アルバレスが、ウエルバ行きの列車に乗っていて亡くなりました。39歳だったそうです。家族で、マドリードにミュージカルを見に行った帰りの事故で、夫君と息子さんも亡くなり、6歳の娘さんだけが奇跡的にほぼ無
2月6日読了時間: 5分
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