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ArtistaЯ ~表現者☆~ ep.25

  • norique
  • 1月16日
  • 読了時間: 2分

ep.25

棚原美和 (Andina)  Miwa Tanahara

 

(viernes, 16 de enero 2026)


写真家・大森有起が、今を輝くフラメンコ・アーティストたちの真の姿を写す


薄いメイクに下げた後髪。

深紅の衣装で踊る、心意一体のティエント。

不可視なアルテに秒で射抜かれたのが2007年。


節目節目に真意を語り、確信し歩む姿をずっと見てきました。

融通無碍な発想、強固な自分軸は当時から殆ど変わりません。

常に道を拓き、戻れる場所があるからこそ彼女の生き方は真直で一貫しています。


魂の呼吸、師から受け継いだ唯一無二のフラメンコ。

自己と一致する彼女の踊りには人生の全てが詰まっています。


2601大森25_棚原美和 ©Yuki Omori
©Yuki Omori

「フラメンコの真髄」


私にとってフラメンコの真髄とは、その瞬間、その場に流れる空気を全身で感じ取り、作為なく自然体で魂の奥から湧き上がるものを全身で発露することです。


フラメンコは ”人生そのもの” だとよく言われますが、師匠であった石川敬子先生も「芸を見ればその人がどんな人間かすぐに分かる」と常々おっしゃっていました。

「人は他人や自分自身に嘘をつくことができても、フラメンコには嘘はつけない。隠そうとする自分のすべてが、その人のフラメンコには表れるのだ」とも。


年齢を重ねるほどにその言葉の重みを実感し、どれほど技術を積み上げても、自分自身という器を磨いていなければ心を打つ芸にはならないと痛感してます。


日々の営みや他者への心遣い、所作、話し方、感性――その人の生き方そのものが自分を形作り、その生き様がフラメンコとして舞台に立ち現れる。


だからこそ、日常をどう丁寧に生きるか。

執着や依存を手放し、自然のサイクルに耳を澄ませ、五感を磨き、感謝を忘れず懸命に生きること。


その積み重ねの先にある真髄を目指し、これからも精進していきたいと思っています。


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