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【特集】プリメラ《フラメンコ魂》バイレの一曲入魂

  • norique
  • 8月31日
  • 読了時間: 2分

更新日:9月3日

プリメラ フラメンコフェスティバル2025【1日目】


(domingo, 31 de agosto 2025)

 

2025年6月19日(木)

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京・新宿)


写真/川島浩之

Fotos por Hiroyuki Kawashima

文/金子功子

Texto por Noriko Kaneko


  

毎年さまざまな趣向やテーマで開催される、プリメラギター社主催によるフラメンコの祭典『プリメラフラメンコフェスティバル2025』。

第1夜は、8人の踊り手による『バイレ・ソロの一曲入魂』。若手からベテランまで魅力あふれる舞踊家やダンサーが集結。それぞれ異なるギタリストとの組み合わせで、まさに《一曲入魂》のタイトルにふさわしい一夜限りの渾身の舞台を披露した。


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脇川 愛/Siguiriya

(ギター長谷川暖 カンテ有田圭輔 パルマ伊集院史朗)

歌やギターに合わせて丁寧に曲を表現。抑揚あるメリハリの利いた踊りで、パリージョの音色も美しい


2506_バイレ魂_脇川愛

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飯塚真紀/Alegrías

(ギター山内裕之 カンテLA MOECO パルマ伊集院史朗)

着物のフォルムを取り入れた衣装と、歌は日本語カンテのアレグリアス。確かな足技と楽しそうに踊る姿が印象的


2506_バイレ魂_飯塚真紀

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有田ゆうき/Soleá

(ギター逸見豪 カンテ有田圭輔 パルマ三枝雄輔)

熱いカンテの歌声に対し渾身の踊りを魅せたソレア。気迫みなぎる佇まいと思い切りの良さに引き込まれる


2506_バイレ魂_有田ゆうき

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タマラ/Caña

(ギター尾藤大介 カンテ有田圭輔 パルマ伊集院史朗)

陰影とともに姿勢の美しさが魅力的。曲の世界に入り込んだ内面の充実ぶりが踊りに表れていた


2506_バイレ魂_タマラ

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森山みえ/Soleá por Bulerías

(ギター德永康次郎 カンテ三枝雄輔 パルマ伊集院史朗)

ミディアムテンポで重みのあるカンテを、柔らかい身体使いとバタとマントンでダイナミックに表現


2506_バイレ魂_森山みえ

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篠崎麻由美/Soleá

(ギター山﨑まさし カンテ永潟三貴生 パルマ伊集院史朗)

深い溜めと力強さを感じるソレア。心の痛みが伝わるような表情がいい。高い集中力と気迫が全身から伝わる


2506_バイレ魂_篠崎麻由美

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鈴木敬子/Alegrías

(ギター北岸麻生 カンテ有田圭輔 パルマ伊集院史朗)

優美で貫禄のあるアレグリアス。細部まで丁寧に踊る姿が美しい。バタデコーラの表現も多彩


2506_バイレ魂_鈴木敬子

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北原志穂/Soleá por Bulerías

(ギター ペペ・マジャ カンテ小松美保)

シンプルでオーソドックスな曲調のソレアポルブレリア。キレ良く緩急の利いた踊りで観客を魅了する

 

2506_バイレ魂_北原志穂


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