(martes, 30 de diciembre 2024)
2024年11月16日(土)・17日(日)
東京・代々木公園イベント広場
うららかな陽気に恵まれた11月の週末、日本最大級のスペインフェスティバル「フィエスタ・デ・エスパーニャ」が東京・代々木公園で開催されました。
日本スペイン交流400周年にあたる2013年に初開催されたこのイベントも、今年で11回目。様々な角度からスペインの魅力を伝えるイベントとして、2日間にわたりスペイン料理を中心に様々なグルメや飲み物が楽しめるのはもちろん、メインステージとフィールドステージの2ヶ所では数々のフラメンコショーが繰り広げられました。
メインステージでは、初日は セビジャーナス・ステージやフラメンコ教室、プロのアーティスト・グループによる様々なフラメンコライブが開催。2日目は、日本サルスエラ協会によるスペイン生粋の喜歌劇サルスエラの作品や、スペインギター音楽コンクールの優勝者らによる演奏、そして日本フラメンコ協会によるステージでは今年の新人公演受賞者や全国学生フラメンコ連盟のメンバーらによる迫力あるステージが披露されました。
フィールドステージでも、両日とも様々なグループによるフラメンコライブが行われ、日が暮れる頃にはフラメンコオールスターチームによるナイトステージも開催。賑やかなフィエスタが繰り広げられました。
今年は例年以上に多くのフラメンコチームが出演しましたが、それはこのイベントの実行委員長である中熊織恵さんの協力が大きかったといいます。
フィールドステージのLos Amigosチーム
ステージのキャスティングを担当した坂本弘輝さん
ステージでのイベントの他に、グルメも楽しみがいっぱい。毎年恒例の一度で400人前を炊き上げる大鍋パエリアをはじめ、飲食店のブースも多数出店。パエリアやタパス、肉料理などの他にバスクチーズケーキやチュロスのお店もあって、どこも大人気。
毎年恒例の大鍋パエリア
ドリンクもスペインビールや各地の名産ワインなどが揃い、シェリー酒のブースではベネンシアドールがシェリー酒を注ぐ華麗な技も見せてもらえました。
シェリー酒を華麗に注ぐベネンシアドール
また今回は会場内で、今年9月にバレンシア州を襲った甚大な洪水被害を受けて『スペイン東部・バレンシア大洪水義援金』の募金も行われ、それらは駐日スペイン大使館を通じてバレンシア州政府へ届けられました。
初日は時折小雨に見舞われるような陽気でしたが、2日目は打って変わって好天に恵まれ、学生さんのグループや小さいお孫さんを連れた三世代ファミリー、またスペインフェスとあってかスペインや南米のサッカーチームのユニフォームを着た外国人のグループもいたり、あちらこちらで楽しそうに過ごしていました。
秋晴れの空の下、食べて飲んでフラメンコ観て、最高の行楽日和となりました。
次回はあなたもぜひ、スペインの魅力を存分に満喫しに来てはいかがでしょうか?
スペインビールのブースには次々とお客さんの姿が
【フィエスタ・デ・エスパーニャ公式サイト】
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