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アーティスト名鑑 vol.40

17 分前
読了時間: 4分

(miércoles, 21 de octubre 2026)

 

スペイン在住30年以上、多数の一流フラメンコ・アーティストらとも親交のあるフラメンコ・ジャーナリスト志風恭子が、歌・踊り・ギターそれぞれの代表的アーティストらのプロフィールをピックアップ。過去の取材で撮影した写真や、チェックしておきたい動画などもご紹介します。

 

文・写真/志風恭子

Texto y fotos por Kyoko Shikaze

 

 

*名鑑登場アーティスト一覧はこちらから

 

Sandra Carrasco Tavira

"Sandra Carrasco"

Huelva13–12 -1981


サンドラ・カラスコ

本名 サンドラ・カラスコ・タビラ

1981年12月13日ウエルバ生まれ


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Bienal 2026 Teatro Central / Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León

 

ウエルバで生まれ同県カルタジャやアルモンテで育ち、セビージャのアデリータ・ドミンゴに師事。ウエルバのファンダンゴのコンクールで多数入賞。奨学金を獲得し、クリスティーナ・へーレン財団にも学ぶ。アルカンヘルやエル・ペレ、マノロ・サンルーカルらのコーラスで活躍。2007年ミュージカル出演のためマドリードに移り、2011年には初のソロCDをリリース。2012年エステベス&パーニョス『ロマンセ』に出演するなど舞踊との共演を重ね、2017年にはスペイン国立バレエ団『エレクトラ』にゲスト出演。また、フラメンコにとどまらず、ジャズやボサノバなどさまざまなジャンルをも歌うなど多彩な活動を続ける。2021年頃からギタリスト、ダビ・デ・アラアルと共演を重ね、2024年CD『レコルダンド・ア・マルチェーナ』を発表。26年セビージャのビエナルで『ポエマ・デ・リベルタ』上演。ヒラルディージョ賞を受

 

【動画】

2010年ファンダンゴ・デ・ウエルバを歌う。


2011年アヌーシャカ・シャンカールとの共演

 

2026年のビエナルでの公演から



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Noches en los Jardines del Real Alcaza de Sevillar 2023 ©︎ Actidea


Marco Flores

"Marco Flores"

Cadiz, 1981


マルコ・フローレス

本名 マルコ・フローレス

1981年カディス県アルコス・デ・ラ・フロンテーラ生まれ


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優雅で、グラシアもあって、かつムイ・フラメンコなマルコ・フローレスはフラメンコ一家の生まれ。兄が踊っていたので、最初はギターを弾いていたものの16歳で舞踊に転向。アントニオ・カナーレスやハビエル・ラトーレらのクラスを受講。18歳でプロとなり、サラ・バラスやラファエラ・カラスコの舞踊団、またマヌエル・リニャンやオルガ・ペリセらとの共演で活躍。2007年にコルドバのコンクールでマルティネーテ、ブレリア、アレグリアスの3部門で優勝し、1989年ハビエル・ラトーレ以来のアントニオ賞受賞。2010年以降は自らのカンパニーで次々と作品を発表。2012年『デ・フラメンカス』、2025年『ティエラ・ビルヘン』はともにヘレスのフェスティバルの批評家賞受賞。2015年にはスペイン国立バレエ団の作品『サグアン』で男性だけのグアヒーラを振り付けている。


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2025 Festival de Jerez "Tierra Virgen" © Festival de Jerez/Tamara Pastora

 

【動画】

2010年『デ・フラメンカス』

 

2015年 ヘレスのフェスティバル。オルガ・ペリセとの『パソ・ア・ドス』


2020年 ヘレスのフェスティバル『ラジュエラ』



Antonio Rey Navas

“Antonio Rey”

Madrid, 1981


アントニオ・レイ

本名 アントニオ・レイ・ナバス

1981年マドリード生まれ


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Bienal de Sevilla  Sala Turina 2026 /Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León

 

抜群のテクニックで人気があるアントニオ・レイは、10歳の時にはギタリストの父とともにメキシコのタブラオで演奏していたという早熟さ。10代で日本でもギタリストとしての経験を積む。アントニオ・カナーレス舞踊団を経てヌエボ・バレエ・エスパニョールでは舞踊伴奏だけでなく作品『ロメオ・イ・フリエタ』などの音楽を作曲するなどし、後、ファルキーとのグループでも伴奏。2003年にはオスピタレとラ・ウニオンのコンクールで、2010年にはコルドバのコンクールで優勝。2017年に初のソロアルバムを発表。2枚目のアルバム『フラメンコ・シン・フロンテーラ』は2020年ラテングラミーのフラメンコ部門賞を受賞。迫力のある歌い手マラ・レイは実姉。


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Con su padre Toni Rey en Festival de Jerez Bodega de Apostoles 2025 © Festival de Jerez/Tamara Pastora


【動画】

2020年のプロモーションビデオ

 

2025年ヘレスのフェスティバルでの公演


2025年 ラ・ウニオンでの公演

 


【筆者プロフィール】

志風恭子(Kyoko Shikaze)/1987年よりスペイン在住。セビージャ大学フラメンコ学博士課程前期修了。パセオ通信員、通訳コーディネーターとして活躍。パコ・デ・ルシアをはじめ、多くのフラメンコ公演に携わる。

 

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