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アーティスト名鑑 vol.36

  • 9 時間前
  • 読了時間: 4分

(domingo, 21 de junio 2026)

 

スペイン在住30年以上、多数の一流フラメンコ・アーティストらとも親交のあるフラメンコ・ジャーナリスト志風恭子が、歌・踊り・ギターそれぞれの代表的アーティストらのプロフィールをピックアップ。過去の取材で撮影した写真や、チェックしておきたい動画などもご紹介します。

 

文・写真/志風恭子

Texto y fotos por Kyoko Shikaze

 

 

*名鑑登場アーティスト一覧はこちらから

 

 

Antonio Reyes Montoya

“Antonio Montoya”

Chiclana de la Frontera(Cádiz). 26-07-1977


アントニオ・レジェス

本名アントニオ・レジェス・モントージャ

1977年7月26日 カディス県チクラナ・デ・ラ・フロンテーラ生まれ

 

セビージャのビエナル、マドリードのスーマをはじめとする重要なフラメンコ・フェスティバルに欠かせない、“今”のフラメンコを代表する看板スターの一人。アントニオ・マイレーナ系真面目な正統派的要素とマノロ・カラコール系の熱、カマロン系の現代的なノリを兼ね備えた本格派。息子ノノの伴奏で歌うことも多いが、ディエゴ・デル・モラオ、ダニ・デ・モロン、リカルド・モレーノなどさまざまなギタリストが伴奏している。父方の親戚にパンセキート、母方の伯父はハリートという血筋で、子供の頃から各地のフェスティバルの舞台に立ち、2001年コルドバのコンクールで2部門優勝。2009年にはモライートらの伴奏で、2016、2020年にはディエゴ・デル・モラオ伴奏で録音もある。


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2023年ベラ・デ・トリアーナで

 

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2018年 アルヘシラスEncuentro Internacional de Guitarra Paco de Lucía

 

【動画】

2023年メリダのフェスティバルで、ジョニ・ヒメネス伴奏でブレリア。


2016年ヘレスのフェスティバルでの公演。伴奏はディエゴ・デル・モラオ。

 

2014年ダニ・デ・モロン伴奏でブレリア。

 

2001年 フラメンコ番組でブレリアを歌う。伴奏はアントニオ・イゲロ。



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2016年 ラ・ウニオンにて

 

José Torres

“Pepe Torres”

Morón de la Frontera (Sevilla) 1978


ぺぺ・トーレス

本名ホセ・トーレス

1978年セビージャ県モロン・デ・ラ・フロンテーラ生まれ

 

歌い手ホセレーロの孫、ギタリスト、ディエゴ・デ・モロンの甥で子供の頃から家や身内のフィエスタで踊っていたという。後、親戚のペペ・リオスや叔父アンドラーノらに、11歳以降はファルーコやラファエル・エル・ネグロ、マノロ・マリンらにも学び、10代後半からセビージャやマドリードのタブラオやフェスティバルなどでも活躍、アントニオ・カナーレスの作品『バイラオーレス』などにも出演。また大叔父、ディエゴ・デル・ガストール流の音楽を受け継ぎ、キューバ音楽なども取り入れた音楽グループ、ソン・デ・ラ・フロンテーラで従兄弟、パコ・デル・アンパーロらとも活躍。現在もセビージャのタブラオやセビージャやマラガのビエナル、ヘレスのフェスティバルなど主要なフェスティバルなどに出演し続けている。


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2012 Arahal

【動画】

2026年5月セビージャセントラル劇場の公演『バイラール・アル・カンテ』からソレア(部分)

 

2025年ヘレスのフェスティバルでの単独公演の模様

 

2019年新宿ガルロチでのソレア。歌はエル・ガジとピクオ、ギターはラモン・アマドール。

 

尚、オフィシャルサイトhttps://www.youtube.com/@pepetorresflamenco8726には他にもたくさんの動画があります。


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2007 Málaga en Flamenco Antequera ソン・デ・ラ・フロンテーラとしての舞台で。


Diego Moreno Jiménez

“Diego del Morao”

Jerez de la Frontera(Cádiz) 20-09-1978


ディエゴ・デル・モラオ

本名 ディエゴ・モレーノ・ヒメネス

1978年9月20日カディス県ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ生まれ

 

歌を待って、歌に寄り添う。アントニオ・レジェスやイスラエル・フェルナンデスといった今をときめく歌い手たちから、人気歌手ニーニャ・パストーリまで、さまざまなアーティストたちと共演。当代きっての歌伴奏の名手ディエゴはギタリスト、モライート・チーコの長男。地元ヘレスでエル・カルボネーロの教室で手ほどきを受け、父にも多くを学ぶ。14歳で初舞台。ペーニャやフェスティバルで膣と共にホセ・メルセやマカニータなどを伴奏、また一人でもフェルナンド・デ・ラ・モレーナやディエゴ・カラスコらの伴奏などで徐々に力をつけていきディエゴ・エル・シガーラなども伴奏。2010年にはソロアルバムもリリース。

 

オフィシャルサイト https://diegodelmorao.es  では、彼の名を冠したギターや弦の紹介も。


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2018年 アルヘシラスEncuentro Internacional de Guitarra Paco de Lucia アントニオ・レジェスの伴奏で


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2006年7月 ディエゴ・カラスコと

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2015 Sevilla Gira Tablao de Árcangel en El Arenal

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2018 Fiesta de la Bulería Jerez de la Frontera con La Macanita

 

【動画】

2020年スペイン国営放送の番組でイスラエル・フェルナンデスと。カンテ・デ・レバンテ、ソレア、ティエント。シギリージャ、ブレリアなどたっぷり聴かせる。

 

2026年マドリードのシルクロ・フラメンコでアウロラ・バルガスを伴奏

 

2016年スマ・フラメンカでのブレリア。ソロ。

 

2010年、ソロアルバム収録のソレア

 

【筆者プロフィール】

志風恭子(Kyoko Shikaze)/1987年よりスペイン在住。セビージャ大学フラメンコ学博士課程前期修了。パセオ通信員、通訳コーディネーターとして活躍。パコ・デ・ルシアをはじめ、多くのフラメンコ公演に携わる。

 

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