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- アシタ ワタシの『細雪』
石井智子スペイン舞踊団公演 (viernes, 25 de abril 2025) 2025年2月7日(金)~8日(土) 草月ホール(東京・赤坂) 写真/川島浩之 Fotos por Hiroyuki Kawashima 文/金子功子 Texto por Noriko Kaneko これまで数々の映画やTVドラマ、芝居でも取り上げられてきた日本文学の不朽の名作をテーマに、スペイン舞踊家の石井智子が2日間3回にわたる舞踊団公演を行った。 今回題材としたのは近代日本の文豪、谷崎潤一郎が昭和初期に発表した長編小説「細雪」。この作品世界の中に、石井演じるひとりの日本人の踊り手である「ワタシ」が入り込み、その世界で生きる四姉妹をはじめとする人々の中を旅していくという設定だ。 作品の中心となる四姉妹の役は、石井を始めゲスト出演の舞踊家3名がそれぞれ担当。ソロを踊る彼女ら4人の個性が各登場人物の個性と偶然にもよく合っていて、うまい具合に絶妙な配役だ。 古い因習に捕らわれず自分の主張を大事にする四女の妙子を演じる中島は、自立した近代女性の姿をガロティンではつらつと表現。 三女の雪子役の井上は、言葉にならない苦悩やもどかしい気持ちを内面に抱える姿を、ペテネーラの曲に乗せてマントンを繊細に扱いながら美しく踊る。 二人の妹を優しく見守る次女、幸子役の南風野はアバニコを巧みに扱いながら、優雅で女性らしいグアヒーラを表情豊かに舞う。 そして長女・鶴子を演じる石井は、マラゲーニャ・ロンデーニャやパリージョでのシギリージャなど、強い想いと激しい感情を込めた渾身の踊りを披露した。 石井智子のマラゲーニャ・ロンデーニャ それぞれ違う個性を持つ四姉妹だが、4人による群舞の場面では、息が合った統一感のある美しさを見せた。お花見の場面の風情あるセビジャーナスや、ラストのマントンとバタデコーラで舞ったアレグリアス。各人が持ち味を表現しながらも、揃えるところは揃えて細部まで行き届いたメリハリがあり、何より踊っている彼女たち自身が楽しそうだった。 多彩な表現をみせた舞踊団の群舞 見事なソロ舞踊とともにとても印象的だったのが、各場面で登場する舞踊団員の群舞の素晴らしさだ。踊りだけでなく演劇のように台詞や口上も取り入れ、風や旅人に扮してひとつの有機体のようになってその場面を表現する。そこには今回の作品の演出に携わった演出家・加藤直の手腕によるところが大きいのだろう。群舞とはいえソロの存在感に匹敵するような、見応えのある場面を演出した。またフォーメーションのスムーズな展開や構成の豊富さも、舞踊団としての日々の活動の賜物だろう。中でも女中役の3人で踊ったバンベーラは、一体感のある濃厚な群舞を楽しませてくれた。 3人の女中の場面 音楽面でも、日本語の歌詞として有名な短歌や、上方で流行したわらべ歌「優女(やしょめ)」を取り入れて作品世界を豊かに彩り、さらに歌い手の井上が得意とする笛の音色や、終章で朱雀が叩いた南米民族音楽の太鼓「ボンボ」の響きも、作品への印象的なスパイスとなった。 初日公演は大盛況の中で幕を閉じた。鳴りやまない拍手が、この作品の大成功を物語っていた。 出演者ひとりひとりの力が足し算ではなく掛け算を超えた相乗効果で、ひとつの素晴らしい舞台作品が誕生した瞬間だった。 お月見のシーン [プログラム] 序章 ワタシ 1. 「細雪」 (ハレオ/マラゲーニャ・ロンデーニャ) 2. 「風」もまた旅をする 3. お花見 -幸子、雪子、妙子 そして鶴子 (セビジャーナス/バンベーラ) 4. 妙子 こいさん (ガロティン) 5. 旅人「夢」 6. お月見 (ソロンゴ/ティエント) 7. 雪子 -夢は魔法 (ペテネーラ) 8. 蛍狩り (タンゴ) 9. はるか昔の今 10. 幸子 -ヤショメ(優女) (グアヒーラ) 11. 鶴子 -冬の旅 (シギリージャ) 12. 旅は無限 (ブレリア/アレグリアス) 終章 ワタシ [出演] 主演 石井智子(長女 鶴子) ゲスト 南風野香(次女 幸子) 井上圭子(三女 雪子) 中島朋子(四女 妙子) 石井智子スペイン舞踊団 松本美緒 小木曽衣里子 清水真由美 福田慶子 杉浦桃子 樋口万希子 角谷のどか 梅澤美緒子 藤丸莉沙 藤浪典子 内海ゆかり 鏑木優子 ギター:鈴木淳弘 菅沼聖隆 カンテ:川島桂子 井上泉 遠藤郷子 バイオリン:三木重人 パーカッション:朱雀はるな =====
- 伊藤笑苗フラメンコ・リサイタル『VIDA・賛美』
(domingo, 4 de mayo 2025) 昨年4月に開催された第5回全日本フラメンココンクールの舞踊部門で、審査員全員から満票を得て優勝を飾った伊藤笑苗さんの受賞記念デビュー・ライブが、東京・新宿ガルロチで上演されます。 米バークリー音楽大学に現在留学中の新進気鋭のパーカッショニスト、ラファエル・モイセ・エレディアさんを音楽監督に迎え、共演には各界で活躍する素晴らしいアーティストらが揃います。 劇場やタブラオでの舞踊、さらには動画作品の企画・出演など、すでに多才な活躍を見せる笑苗さんの記憶に残るような記念公演を、ぜひお見逃しなく! 伊藤笑苗フラメンコ・リサイタル 『VIDA・賛美』 【日時】2025年7月5日(土)19時開演(開場18時) 【会場】地中海料理&ワイン Showレストラン ガルロチ (東京都新宿区新宿3-15-17 伊勢丹会館6F) 【チケット料金】 プレミアム席:8,000円 A席:6,500円 ※税込、1ドリンク付き 【出演】 伊藤笑苗(ダンサー) ラファエル・モイセ・エレディア(音楽監督・パーカッション) 奥村愛(バイオリン) 下島万乃(チェロ) 今枝友加(カンテ) 徳永康次郎(ギター) 【予約】 ローソンチケット(Lコード31922) https://l-tike.com/itoena/ イープラス https://eplus.jp/itoena/ チケットぴあ(Pコード533-371) https://w.pia.jp/t/itoena/ MITT TICKET TEL:03-6265-3201(平日12:00〜17:00) 【問】 MITT TICKET TEL:03-6265-3201(平日12:00〜17:00) =====
- フラメンコギターコンサート 暁 AKATSUKI vol.3
~心のままに渡ったパイオニアたち~ (miércoles, 30 de abril 2025) 2024年5月17日(金) 新宿ガルロチ(東京・伊勢丹会館6F) 写真/川島浩之 Fotos por Hiroyuki Kawashima 文/金子功子 Texto por Noriko Kaneko (写真左から)エンリケ坂井、鈴木尚 ちょっとユニークで、聴き応えのあるコンサートだった。 劇場公演や発表会など様々なフラメンコの現場で撮影活動を行う写真家で、自身もギターを弾く川島浩之が企画するフラメンコギターコンサートの第3弾が、東京・新宿ガルロチで開催された。 今回のコンサートは、まだフラメンコの普及がままならない時代に現地へ飛び込んで修行を積み、日本のフラメンコギター界のパイオニアとなったギタリストへの敬意を込めて企画されたという。エンリケ坂井・鈴木尚の両氏を招き、彼らへのインタビュー映像からそのリアルな体験談を共有し、また年輪を重ねた味わい深いギター演奏も堪能できるという実に贅沢なプログラムだ。 YŪNA 第1部は プレコンサートとしてセミプロや愛好家たちによる演奏と、注目の若手ギタリストYŨNAによるステージ。選曲や演奏スタイルにそれぞれの個性が感じられ、演奏も皆なかなかの腕前だ。そしてフラメンコギターへの深い愛情も伝わってくる。 YŪNAはソロを2曲演奏。鮮やかな指さばきで、きれいな粒のそろった確かな音色を奏でた。 そして第2部はパイオニアたちによるAKATSUKIコンサートとして、エンリケ坂井、鈴木尚両氏へのインタビュー動画の鑑賞と、交互にギター演奏も楽しめるという形式で進行していく。 まず1本目のインタビュー動画は、両氏のフラメンコギターとの出会いから渡西に至るまでのエピソードが紹介される。 鈴木はセビージャに留学した時の話を語り、マノロ・マリン舞踊学院の話やタブラオで成長できたことなどを打ち明ける。 エンリケは高校生の時にラジオで聴いてフラメンコに惹かれ、高校を出ると働いてお金を貯めて24才でスペインに渡ったという。 2本目のインタビュー動画は、フラメンコの源流の地で知り得たことについて。 鈴木はヘレスでフラメンコについて学んだことや、エンリケはモロン時代の事など興味深いリアルな話を聞かせてくれた。 それぞれのソロ演奏では異なる味わいが楽しめ、鈴木は深みのある音色とキレや勢いがある演奏を披露し、エンリケもまたいぶし銀のような熟練の技が光る演奏を聴かせてくれた。 デュオでは、ファンダンゴ・デ・ウェルバとブレリアを披露。フレーズが巧みに絡み合う演奏は息が合っていて、互いが深い部分で楽しんで弾いているのが伝わってくる。この瞬間でしか味わえないハーモニーが奏でられ、実に贅沢なデュオ演奏だ。ギター同士で伝え合えるって素晴らしいな、と自然と感動が湧き上がった。 最後はYŪNAも一緒に、トリオでタンゴを演奏。これもまたなかなかお耳にかかれない、レアな共演が楽しめた。 フラメンコギターの楽しさや深い魅力を、2時間以上たっぷりと堪能できた今回のコンサート。次なる第4弾が、実に楽しみだ。 [出演者&プログラム] 【第1部】 ●愛好家・セミプロによるプレコンサート 大澤貴文 アレグリアス 川島浩之 ファルーカ(曲 鈴木英夫) 槙村洋志 グラナイーナ(曲 カルロス・パルド) 猪俣忠雄・小松晶子 Inspiration ルンバ ●若きギタリストの演奏 YŪNA グラナイーナ(曲 サビーカス Granada Arabe) ロンデーニャ(曲 ラファエル・コルテス Parando el Tiempo) 【第2部】パイオニアたちによる暁コンサート インタビュー映像① 鈴木尚 藤野(rondeña) エンリケ坂井 ティエントス エンリケ坂井・鈴木尚 ファンダンゴ・デ・ウェルバ インタビュー映像② 鈴木尚 ラ・マリネラ(alegrías) エンリケ坂井 シギリージャ エンリケ坂井・鈴木尚 ブレリアス エンリケ坂井・鈴木尚・YŪNA タンゴ =====
- KOJIMA Shoji『叫び The Scream』
(miércoles, 30 de abril 2025) 長年にわたり日本のフラメンコ界を牽引し、今もなお精力的に舞踊活動を行う小島章司さんの新作の舞台作品が、このGWに静岡県で開催される「SHIZUOKAせかい演劇祭」の一環として上演されます。 音楽監督を務めるギタリストのチクエロをはじめ、カンテにエル・ロンドロ、ミゲル・ラビ、エル・ドゥエンデを招き、素晴らしいアーティストらとともに一日限りの特別なステージを繰り広げます。 【KOJIMA Shoji 『叫び The Scream』】 [日時]2025年5月2日(金)14時 [会場]グランシップ 中ホール・大地 (JR「東静岡」駅・南口から徒歩約5分) [出演] 小島章司(作・構成・演出・出演) チクエロ(音楽監督・ギター) エル・ロンドロ(歌) ミゲル”エル・ラビ”(歌) ホアキン・ゴメス”エル・ドゥエンデ”(歌) 知念響 漆畑志乃ぶ 石川慶子〈以上、アルモニア〉(踊り) 柳谷歩美 松田知也〈以上、小島章司フラメンコ舞踊団〉(踊り) [チケット/税込、全席指定] 一般7,000円 U25/大学生・専門学校生3,400円 [予約・問合せ]SPACチケットセンター 電話 054-202-3399(10~18時) WEB https://festival-shizuoka.jp/ticket =====
- わが心のスペイン vol.17
(sábado, 26 de abril 2025) 南房総と南スペインで田舎暮らしを楽しむ、石井崇が描くスペインの情景。 『セビリア郊外の沃野』 10年ほど住んでいたアルカラ・デ・グアダイラは、地平線まで続く沃野に囲まれています。 ここではウチワサボテンの実を取りに、野生のアスパラガスを摘みにきました。 何もないように見えて食材が豊富なのがスペインの原野なのです。 ( 写真はフェレイローラ村 ) 【プロフィール】 石井崇(Takashi Ishii) /画家。1942年東京・京橋生まれ。東京芸術大学卒業後、1975年単身スペインに渡り、村祭りを回るテキヤ業などでしのぐ。セビリア郊外アルカラ・デ・グアダイラに居住。1989年よりグラナダ・アルプハーラ(Alpujarra)地方にあるフェレイローラ村(Ferreirola)にアトリエを構え、今はフェレイローラ村と南房総館山をふたつの故郷とし、田舎暮らしを楽しんでいる。著作は「おれたちがジプシーだったとき」、「詩画集プラテーロとわたし」、「スペイン四季暦」、「南スペイン、白い村の陽だまりから」、画集「イシイタカシの世界」など。2004年「館山親善ふるさと大使」に任命、全国大学フラメンコ大会を企画。 ホームページ「イシイタカシの世界」 http://www.oliva2004.net/index.html ======
- 小野寺麻佑、Célula、河上鈴子スペイン舞踊新人賞・新人群舞賞を受賞
(martes, 22 de abril 2025) 去る3月8・9日に一般社団法人現代舞踊協会主催による「ダンスプラン2025」がこくみん共済coopホール/スペース・ゼロで開催され、出品された舞踊作品の中から、アルテイソレラ舞踊団所属の小野寺麻佑さんが令和6年度河上鈴子スペイン舞踊新人賞を、フラメンコユニットCélula(セルラ)が同新人群舞賞を受賞しました。 それぞれの受賞理由、および受賞コメントは次の通りです。 一般社団法人現代舞踊協会制定 【 令和6年度 河上鈴子スペイン舞踊新人賞 】 受賞者:小野寺麻佑 受賞作品:「シギリージャ」 受賞理由:シギリージャの心を深く追求した表現に対して。 一般社団法人現代舞踊協会制定 【 令和6年度 河上鈴子スペイン舞踊新人群舞賞 】 受賞者:Célula(荒濱早絵 川松冬花 佐藤陽美 中里眞央 脇川愛) 受賞作品:「ガロティン」 受賞理由:個々の力を結集した見事な群舞構成に対して。 また、来場した観客の投票により各日選出される「オーディエンス賞」には、3月9日はCélulaの「ガロティン」が選ばれ、ダブルの受賞となりました。 《小野寺麻佑さん受賞コメント》 ダンスプランに挑戦するのは今回で3度目でした。 私は幼い頃からモダンダンスを踊ってきたのですが、フラメンコは、今までの舞踊経験がなんだったのだろうと思うくらい難しく、踊り切るには程遠く、長い長い旅をしているようだなといつも感じています。 今回、河上鈴子スペイン舞踊新人賞を受賞できたのは、先生方の熱いご指導と先輩方、周りにいてくださる方の支えがあったからこそです。フラメンコは難しいけれど、これからも全てのことを乗り越えていく覚悟を持って、歩んでいきたいと思います。 《セルラ受賞コメント》 この度「令和6年度河上鈴子スペイン舞踊新人群舞賞」および「オーディエンス賞」を受賞することができました。 歴史あるコンクールで栄誉ある賞を頂戴し、身の引き締まる思いです。 これまで支えてくださった皆様、応援してくださった方々に深く感謝申し上げます。 この受賞を励みとし、フラメンコの魅力をさらに追求しながら、ジャンルの垣根を越えた作品づくりにも積極的に取り組んでまいります。 今後とも温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。 ●河上鈴子スペイン舞踊新人賞 わが国の舞踊文化に大きな功績を残された故河上鈴子元会長を記念し、スペイン舞踊の新人を育成する目的で1988年11月10日に制定された。当協会主催の「ダンスプラン」(新人舞踊公演)のスペイン舞踊部門より、最優秀者を選出し授与される。 (*現代舞踊協会公式サイトより引用: https://www.gendaibuyou.or.jp/about/award ) 【受賞記事関連URL】 https://www.gendaibuyou.or.jp/news/n25032400 =====
- アーティスト名鑑 vol.22
(lunes, 21 de abril 2025) スペイン在住30年以上、多数の一流フラメンコ・アーティストらとも親交のあるフラメンコ・ジャーナリスト志風恭子が、歌・踊り・ギターそれぞれの代表的アーティストらのプロフィールをピックアップ。過去の取材で撮影した写真や、チェックしておきたい動画などもご紹介します。 文・写真/志風恭子 Texto y fotos por Kyoko Shikaze *名鑑登場アーティスト一覧は こちらから ドゥケンデ(カンテ) ホアキン・グリロ(バイレ) カニサーレス(ギター) Juan Rafael Cortés Santiago “Duquende” Sabadell 5-2-1965 ドゥケンデ 本名 フアン・ラファエル・コルテス・サンティアゴ 1965年2月5日 サバデル生まれ 2010 年 リハーサルにて 絶妙な味わいを感じさせる声。スピードと深みがあってやわらかで、でもどこか悲痛な響きを持っていながら、何にも負けない強さがある。絵に描いたようなフラメンコな声で完璧な音程、さすがのリズム感。フラメンコを愛する家族のもと、幼い頃から歌い始め、9歳の時には現代フラメンコの礎というべき歌い手カマロン・デ・ラ・イスラのコンサートに飛び入りしカマロンのギターで歌ったという。19歳頃からプロとして活動。88年以降、何枚かのアルバムも録音。カマロンが亡くなった後の1993年、マドリードでトマティートと録音していた時に出演したライブでカマロンの再来と評され、一躍全国区に。トマティートのグループや、ソロで活躍し、カルロス・サウラ監督の映画『フラメンコ』にも出演。1997年秋、ヨーロッパツアー中のパコ・デ・ルシアに急遽呼ばれグループに参加。以後、長年にわたりパコのグループで活躍。ホルへ・パルドらとのセクステット、アントニオ・セラーノらとの新しいグループの両方で活躍した珍しい存在。1998年5月の日本公演にも参加している。 2003年、カディス県のホテルにて 【動画】 2004年カナルスールのフラメンコ番組『ジャマ・ビーバ』で、タンゴス。伴奏はホセ・カルロス・ゴメス。 https://youtu.be/DGi_N4oVO4I?si=nqcGIuuLVXtcpmgS 同じ番組でのブレリアも。 https://youtu.be/qY66bnMXJio?si=KrWiV0RTsDqIHR9e 2012年パコ・デ・ルシアのグループでスイス、モントルーのフェスティバルにて。 https://youtu.be/468Ka96kWbc?si=lTsMJSxOi9vHS0Vu 2016年マドリードでの公演。伴奏はチクエロ。曲はタンゴ。 https://youtu.be/CZVeNlo5G7g?si=9r-MB0qZWuvxPPwl 2010年ラ・ウニオンのフェスティバルのパコ・デ・ルシア公演、リハーサルにて。 Joaquín Grilo Mateos “Joaquín Grilo” Jerez de la Frontera (Cádiz) 20-7-1968 ホアキン・グリロ 本名 ホアキン・グリロ・マテオス 1968年7月20日 カディス県ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ生まれ ブレリアを踊り出したら止まらない。靴音でメロディを、音楽を奏でる最高の音感、リズム感の持ち主ホアキン・グリロ。1981年から、フェルナンド・ベルモンテとパコ・デル・リオに学び、彼らが主宰するアルバリスエラ少年少女舞踊団で活躍。87年には同舞踊団のスター格で初来日。翌年退団し、90年には新宿『エル・フラメンコ』にサラ・バラスとともに半年出演。帰国後はマドリードに移り、ラファエル・アギラールなどの舞踊団で活躍。92年にはアギラール舞踊団、ルイシージョ舞踊団でも来日。翌年からビセンテ・アミーゴのグループでも活躍。94年、体調を崩したマノロ・ソレールの代わりにパコ・デ・ルシアのセクステットに参加。2000年まで世界各地での公演に参加した。また92年以降、自分の作品でも各地で公演し、99年には自らのカンパニーを立ち上げ、『デ・ノーチェ』『ア・ソラス』など様々な作品を上演。妹カルメンは歌い手、弟カルロスはパルメーロとしてミゲル・ポベーダらと共演している。 2003年 コルドバにて 2001年 Sextet de Paco de Lucía in Vienne 【動画】 1991年カナルスールのフラメンコ番組で。まだ若い。 https://youtu.be/PUoranb_jzE?si=2MvjeUTcqNBsPafc 2011年オランダのビエナルでモライートと共演。 https://youtu.be/xRulzF5KVho?si=3EbPX7RXxnyKLdAu 2011年セビージャのセントラル劇場での公演 https://youtu.be/H-yGiWlj_Zk?si=XutytpOhjbIlGw54 2022年ヘレスでの公演より https://youtu.be/GnerTzf5HDw?si=MJjk01yJF9GJF3Va Juan Manuel Cañizares Lara “Cañizares” Sabadell 4-5-1966 カニサーレス 本名フアン・マヌエル・カニサーレス・ララ 1966年5月4日 サバデル生まれ 2007年 マラガのビエナルでのリサイタル 超絶テクニックと高い音楽性。アンダルシア出身の両親のもと、カタルーニャに生まれ、9歳上でギタリストだった兄の手ほどきを受け、バルセロナの音楽学校で首席を通した若き天才は、ペーニャでプロとして演奏し始め、13歳で初録音、14歳でタブラオに出演、16歳でヘレスのギターコンクールで優勝。90年からホセ・マリア・バンデーラとともにパコ・デ・ルシアのトリオとして世界各地で公演、後、95年からはセクステットでも長く共演した。97年に初のソロアルバムをリリース。アルベニスやグラナドスなどフラメンコとも関係が深いクラシック曲の録音も多く、2011年にはベルリン・フィルとアランフェス協奏曲を演奏、また自作のオーケストラ曲をも上演するなど、ハイブリッドな才能で、2023年にはスペイン文化省の音楽国家賞を受賞している。 1990年パコ・デ・ルシア、トリオでの世界ツアー、東京での記者会見。隣はパコのアランフェスの指揮を務めたホセ・マリア・ガジャルド。 1995年マドリードでの映画『フラメンコ』のプレミアで。左からレコード会社ヌエボス・メディオスのマリオ・パチェーコ、モライートそしてカニサーレス。 2003年セビージャにて 【動画】 2003年カナルスールのフラメンコ番組ジャマ・ビーバにて。 https://youtu.be/Sf0Flj9-IXM?si=RhBBDoEzYenh9xUyx 2014年ファリャを演奏 2019年 グラナドス『アンダルーサ』 https://youtu.be/5Upd1eiqmLA?si=uiWVp3Lk6pP2SLpV 【筆者プロフィール】 志風恭子(Kyoko Shikaze) /1987年よりスペイン在住。セビージャ大学フラメンコ学博士課程前期修了。パセオ通信員、通訳コーディネーターとして活躍。パコ・デ・ルシアをはじめ、多くのフラメンコ公演に携わる。 =====
- 立川フラメンコ2025開催!
(domingo, 20 de abril 2025) 今年で22回目となる立川フラメンコが、4月29日に東京西部、JR立川駅南口周辺エリアにて開催されます。 メインストリートのすずらん大通りで行われる毎年恒例の路上セビジャーナスパレードを始め、ライブハウスや屋外特設ステージでのフラメンコライブなど見どころ満載。 また、飲食しながら自由にフラメンコが楽しめる特設カセタも設置(駐車場ビル屋上にて)。 現地では周辺のお店で使えるクーポン券付きのイベントのチラシが配布されるので(画像参照)ぜひゲットして地図やタイムスケジュールをチェックしながら、フラメンコ三昧の休日を満喫してみよう。 なお、前日の28日には前夜祭も行われるので、お近くの方はこちらも要チェック! 【立川フラメンコ2025】 4月28日(月) 前夜祭 (JRAウインズ立川A館 17:00~21:00) 4月29日(火祝)メインイベント ●ストリート・フラメンコ『セビジャーナス』 (すずらん通り 12:30~13:50) ●スペシャルステージ『堀江朋子と仲間たち』 (すずらん通り特設会場 14:50~15:30) 踊り 堀江朋子 エレナ・ラ・モレ 土方憲人 歌 エミリオ・フロリード ギター 北岸麻生 ●ライブステージ(11:00~16:10、会場により異なります) ・すずらん通り特設会場 ・JRAウインズ立川A館 ・ライブハウスBABEL ・ライブハウス立川HeartBeat ●特設カセタ (三幸駐車場屋上 12:00~17:00) [公式サイト] https://flamenco-tachikawa.tokyo/ =====
- ArtistaЯ ~表現者☆~ ep.16
ep.16 土方憲人 Kento Hijikata (miércoles, 16 de abril 2025) 写真家・大森有起が、今を輝くフラメンコ・アーティストたちの真の姿を写す 18歳まで根からの体育会系だった憲人くん。 後にフラメンコの世界へ飛び込んでくる訳だが、 人生全てがリスタートだった。 他ジャンルの踊りも学びながらアートや舞台にも影響を受け、 彼なりのアプローチで貪欲に舞踊を追求してきた。 常に自分と向き合い、広い視野で現在も探究し続けている。 憲人くんの踊りには特有の雰囲気があって好きだ。 彼にしか表現できない世界観がある。 これからもフリーダムな路を、家族と共に歩んで欲しい。 ©Yuki Omori 「自分」 踊っている時も普段の自分もそんなに変わらないとは思いますが、 自分が存在する為には、周りにいる人や環境が不可欠です。 そういう意味では、周りの人や環境で構築されているものです。 そして、一定で変わらない自分というのは存在しなく、 常に柔軟に変化していって良いものだと思っています。 新しい挑戦をする事で、 自分の知らなかった側面を知る事ができるので、 ジャンルや大小に関係なく、 常に新鮮な試みを実践に移すことを心掛けています。 =====
- "Campallos" con Jesús Corbacho
(sábado, 12 de abril 2025) 2025年4月11日(金)~21日(月) Show レストラン GARLOCHÍ(東京・新宿) 写真/渡辺格 Fotos por Itaru Watanave 文/金子功子 Texto por Noriko Kaneko スペインのフラメンコ界で活躍するカンパージョ3兄弟揃っての出演を、主催の村松氏が長年オファーし続けようやく実現したという今回のガルロチでのグループ公演。そこに昨年の「カンテ・デ・ラス・ミーナス」のコンクールで大賞「ランパラ・ミネーラ」に輝き、カンパージョ兄弟とも縁が深い歌い手ヘスス・コルバチョが特別招聘として加わるという夢の共演だ。取材日は公演初日、プログラムAを鑑賞した。 オープニングは、フアンを中心にして舞台に立つアデラとラファエル。しっとりとしたギターのメロディーから始まり、二人の踊りがシンメトリーな動きやそれぞれのスタイルを魅せながら展開していく。ブレリアのグルーヴが沸々と湧き立ち、3人のボルテージも次第に盛り上がっていく。自然と醸し出される一体感に兄弟の絆が感じら、胸が熱くなる。 ヘススのカンテソロは、プレゴンからのサエタ。艶やかで伸びのある芳醇な歌声。ほぼ毎年来日するほど日本での人気も高く、歌いぶりは歳を重ねるごとに味わいを深め、繊細さに磨きがかかる。その歌声を生で聴ける、贅沢なひとときだ。 そして曲はそのままアデラのソロのシギリージャへ。凛とした佇まいから、秘めた情熱が溢れ出す。黒のドレスの上にヴェールのような上衣を重ね、それをマントンの様に翻したり纏ったり多彩な踊りを魅せる。 白の上下の衣装で登場したラファエルが踊るのはカンティーニャス。爽やかな笑顔で観客の心をつかみながら、余裕の表情で次々と見事な足技を繰り出す。踊りの随所に遊び心が感じられ、彼の個性をたっぷり楽しませてくれた。 後半の第2部はフアンのギターソロから。曲はロンデーニャ。美しく豊かな音色のメロディーが、深く心地よい余韻を残す。 アデラのソロはロマンセ。たっぷりとペソを感じさせつつも、その踊りは時に鋭い切れ味をみせる。エスコビージャではフアンの横に並び、足音とギターの掛け合いを披露。その阿吽の呼吸はまさに姉弟ならではのコンビネーションぶり。二人の楽しそうな空気感が、いい。 力強い足から始まるラファエルのタラント。円熟味を増した貫禄のある踊りには、頼もしさも感じられる。フアンと笑みを交わしながら踊る姿には、心許せる相手とだからこその打ち解けた様子が表れる。音楽に自然に反応して踊るラファの魅力は変わらないままだ。 4人の個性が互いの魅力を引き出し合って極上のフラメンコをみせてくれるその瞬間を、ぜひ同じ空間で体感して共有してほしい。グループ公演は4月21日(月)まで上演する。(*18日は休演) 【出演】 B.Adela Campallo(踊り:アデラ・カンパージョ) B.Rafael Campallo(踊り:ラファエル・カンパージョ) G.Juan Campallo (ギター:フアン・カンパージョ) C.Jesús Corbacho/Artista invitado (唄:ヘスス・コルバチョ/特別招聘) 【プログラム】 A:(1部) プレゼンテーション(ブレリア)/フアン・アデラ・ラファエル カンテソロ/ヘスス・コルバチョ バイレ/アデラ・カンパージョ バイレ/ラファエル・カンパージョ (2部) ギターソロ/フアン・カンパージョ バイレ/アデラ・カンパージョ バイレ/ラファエル・カンパージョ フィン・デ・フィエスタ/全員 B:(1部) プレゼンテーション”ガレラ”(作品)/全員 ギター&カンテ/フアン・カンパージョ&ヘスス・コルバチョ バイレ(ソレア)/アデラ・カンパージョ バイレ(アレグリアス)/ラファエル・カンパージョ (2部) カンテの宝箱・伝統のカンテに踊る/全員 フィン・デ・フィエスタ/全員 =====
- カンテフラメンコ奥の細道 on WEB no.47
(viernes, 11 de abril 2025) 文/エンリケ坂井 Texto por Enrique Sakai ランカピーノ Malagueña de El Mellizo③の後半 前回(vol.46)に書いた歌詞を繰り返しや、たびたび繰り返される感嘆詞のアイを取り払い、更に訛りの〈perdío〉や〈sentío〉を標準語に直して歌詞を原型に近くすると、以下の様になると思います。 Este querer tuyo y mío ¿dime dónde va a llegar? me tienes loco perdido, cada día te quiero más, voy a perder el sentido. 字余りな所はありますが(4行目のcada díaを本来のcada vezにすれば8音節で揃う)基本的には8音節から成る5行詩で、2行目から始まり1-2-3-4行目と歌い進めます。 和音の進行は一般的なファンダンゴとは異なりC→Am→C→C→(Am+F)→Eとなり、他のマラゲーニャともかなり違うのがこのスタイルの特徴なのです。 前半の楽譜にも書きましたが(y~u)というのは(y~)でも良いのですが、もとの歌をよ~く聴くとこの(y~u)が味を持っている事に気付くと思います。 特にカディスの歌は語尾を伸ばす時、そこにa-babaとかy-bibiといった様に音を加えて独特の味わいを出す事があるのですが、これを真似するのはなかなか難しく、形だけの真似だと取って付けた様になってしまい、私も若い頃は自粛(?)していました。 今は年齢を重ねて余り違和感を感じなくなりましたが、長い年月聴き込んで、アフィシオン、そして歌い込みがあれば自然に出来るようになるでしょうし、そこまでいけばどうやっても自分自身の味は出ますから語尾をどうしようと自由で良いのです。 私が聴いて感動したメジーソのマラゲーニャの歌い手はそれ程多くはありません。 レコードでの筆頭はもちろんアウレリオで、その他にペリコン、マノロ・バルガスといったカディスの人達、実際に聴いて感動したのはランカピーノ、ミゲル・バルガス、チャト・デ・ラ・イスラ、チョコラーテなどほんの僅かの歌い手達です。そうそう、女性にも素晴らしい人がいました。 それ程難しい曲種だという事でしょう。取っつきやすく見えてもその奥は限りなく深い……これが私の実感です。 さて後半の楽譜を見て下さい。前半同様に(y-u)があり、実際には(a-ba)とか(y-gui)とか入っていますが、スパイスなのでやり過ぎは禁物、母音のままa-、y-で良いのです。 【筆者プロフィール】 エンリケ坂井(ギタリスト/カンタオール) 1948年生まれ。1972年スペインに渡り多くの著名カンタオールと共演。帰国後カンテとパルマの会を主宰。チョコラーテらを招聘。著書『フラメンコを歌おう!』、CD『フラメンコの深い炎』、『グラン・クロニカ・デル・カンテ』vol.1~35(以下続刊)。2025年1月Círculo Flamenco de Madridから招かれ、ヘスス・メンデスと共演。 ※CD『グラン・クロニカ・デル・カンテ』シリーズを購入ご希望の場合は、アクースティカ( https://acustica-shop.jp/ )へお問い合わせください。(編集部) ======
- 工藤朋子フラメンコリサイタル Vol.4
『Diamante negro ~黒いダイヤ~』 (lunes, 17 de marzo 2025) 故郷の伝統芸能である津軽三味線と共演し、自身のルーツを掘り下げた前作『時と血と地と』で文化庁芸術祭新人賞を受賞した舞踊家、工藤朋子さんがまた新たなテーマと向き合った舞台作品を上演します。 海外のダンス作品にも出演し、国内の創作舞台でもその才能を発揮する彼女が、魔物が潜むフラメンコの音「Sonido Negro -黒い音」の核心に迫る舞踊作品を表現します。 【日時】 2025年5月8日 (木) 18:30 開場/19:00開演 5月9日 (金) 13:30開場/14:00開演 【場所】MUSICASA (ムジカーザ) 小田急線 代々木上原駅 東口 徒歩3分 【チケット】全席自由 ¥7000- 【出演】 踊り 工藤朋子 歌(カンテ) マヌエル・デ・ラ・マレーナ ミゲル・デ・バダホス ギター マレーナ・イーホ 斎藤 誠 パルマ 佐藤浩希 矢野吉峰 三四郎 *スペイン舞踊振興MARUWA財団 令和7年度 助成事業 【予約/問】 フライヤー画像のQRコードから、または メール: tomoazemichi@gmail.com Messenger InstagramDM @kudotomoko =====











