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★フラメンコnews☆

カニサレス来日公演ツアー2023 


(sabado, 10 de junio 2023)

パコ・デ・ルシアの真の後継者として世界から注目されるギタリスト、カニサレス
© Amancio Guillén

 かつてパコ・デ・ルシアのセカンド・ギタリストを10年間務め、その真の後継者として世界から注目されるギタリスト、カニサレスの約5年ぶりとなる待望の来日公演ツアーが行われます。

 その美しい演奏と超絶テクニックはもちろん、作曲家としても名曲のギターアレンジやオリジナル曲など数々の素晴らしい作品を発表。さらには2011年に世界最高峰のオーケストラであるベルリン・フィルとの共演でクラシック界からも絶賛され、今やフラメンコやクラシックなどのジャンルを超越する、世界最高峰ギタリストとして高い評価を受けています。

 今回の来日公演は初のギター・デュオ公演として、「アランフェス協奏曲」アダージョのギターアレンジ曲をはじめ、オリジナル曲「魂のストリング」や日本初演となる「地中海組曲」などを披露します。

 世界が酔いしれるカニサレスの演奏を、ぜひ劇場でお楽しみください!


[日程・会場]

7/09(日)埼玉・所沢市民文化センター ミューズ キューブホール 16時開演

7/12(水)兵庫・兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院 小ホール 19時開演(完売)

7/13(木)大阪・フェニーチェ堺 小ホール 19時開演

7/15(土)愛知・東海市芸術劇場 多目的ホール 15時開演

7/16(日)東京・浜離宮朝日ホール 15時開演

7/18(火)千葉・船橋市民文化ホール 18時開演 ※スペシャルゲスト:佐藤浩希(フラメンコ舞踊)

7/20(木)神奈川・フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)19時開演


出演:カニサレス(ギター)

   フアン・カルロス・ゴメス(ギター)


[演奏予定曲]

ロドリーゴ:アランフェス協奏曲より第2楽章アダージョ「アランフェス・マ・パンセ」(ギターアレンジ)

グラナドス:12のスペイン舞曲より「アンダルーサ」

ファリャ:三角帽子より「粉屋の踊り」

カニサレス:地中海組曲/アル・アンダルス組曲/深淵/魂のストリング/彗星の雨 ほか


【カニサレス来日公演2023総合サイト】


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●名古屋フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会に出演します。こちらもチェック!

7/7(金)18時45分・7/8(土)16時 愛知県芸術劇場コンサートホール



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来日公演プロモーション映像


【プロフィール】

フアン・マヌエル・カニサレス、1966年スペイン東部カタルーニャ生まれ。16歳のとき、権威あるナショナル・ギター・コンクールで優勝。プロの道を歩みはじめる。88年から巨匠パコ・デ・ルシアのバンドに参加し、セカンド・ギタリストとして10年間活動。1990年にパコのバンドのメンバーとして初来日。当時まだ無名だったにも拘らず、カニサレスは超絶な速弾き演奏を披露し強烈印象の残し、話題となった。1997年に『イマンとルナの夜』でアルバム・デビュー。ジャズ、クラシック、ロックなど、あらゆる要素を吸収した演奏と華やかなアレンジでフラメンコ界に新風を吹き込み、絶賛を浴びた。

 ギタリストとしてだけでなく、作曲家としても才能を発揮。スペイン国立バレエの作品や映画音楽の作曲を手掛け、近年はアルベニス、グラナドス、ファリャやスカルラッティの楽曲をギターに編曲したクラシック音楽のソロ・アルバムを立て続けに発表。フラメンコに多大な影響を受けている楽曲の中に眠っているフラメンコの要素を抽出したような内容で、フラメンコ・シーンとクラシック音楽シーンの両方で支持された。

 2011年、世界最高峰のオーケストラのベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者兼芸術監督、サー・サイモン・ラトルの招待を受け、マドリードの王立劇場でロドリーゴの「アランフェス協奏曲」を演奏。クラシック界でも大きな注目を浴びた。以来、ヨーロッパ中のオーケストラに招待され、超売れっ子ソリストとしても活躍。

 2013年、『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2013』でフィーチャーされ、全11公演に出演。同年12月には新宿文化センター大ホールにて単独公演を成功させた。

 2015年9月に新日本フィルハーモニー交響楽団、2017年1月にNHK交響楽団と共演。2016年5月にパコ・デ・ルシアに捧げる、ギターとオーケストラのための協奏曲「アル・アンダルス協奏曲」を作曲し、スペイン国立管弦楽団とスペイン国立音楽堂にて世界初演を果たした。

 フラメンコのルーツのひとつと言われるスペインの民俗舞踊「ホタ」を取り上げたカルロス・サウラ監督の映画『J:ビヨンド・フラメンコ』(2017年日本公開)に出演、カニサレスの演奏がフィーチャーされた。2018年2月に8年ぶりのカニサレスの全曲オリジナルによるフラメンコの新作ソロ・アルバム『洞窟の神話』を発表。同年9月にクインテット編成の来日ツアーを成功させた。

 2019年、待望の新作『カニサレスのロドリーゴ』を制作、同作はかの有名なアランフェス協奏曲の第2楽章のアダージョ「アランフェス・マ・パンセ」や、ロドリーゴ氏の未発表作「夕暮れのプレリュード」が初収録されたことで、スペインで大きな話題となっている。

 2023年5月、カニサレスが作曲したギターとオーケストラとの協奏曲を収録した新作アルバム『アル・アンダルス協奏曲』をリリース。


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