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  • ARTE Y SOLERA舞踊団 新作公演『恋の焔炎』

    (sábado, 16 de septiembre 2023) 日本の代表的なフラメンコ舞踊団として舞台活動を展開する、鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団ARTE Y SOLERA(アルテ イ ソレラ)の新作公演『恋の焔炎(こいのほむら)』が東京・日本橋公会堂にて2日間3公演上演されます。 今回のテーマは「Flamenco×日本舞踊」。台本は歌舞伎の脚本家で演出も手掛ける今井豊茂氏が制作し、日本舞踊家で六代目吾妻流家元を務める二代目吾妻徳穂と鍵田真由美の双方が、互いに日本舞踊とフラメンコを教授し合った成果から生まれる重厚な舞踊作品です。 フラメンコと日本舞踊、女流義太夫、津軽三味線が織りなす全く新しい舞踊の世界を、ぜひ劇場でお楽しみください! ARTE Y SOLERA新作公演『恋の焔炎(こいのほむら)』 【主演】 鍵田真由美 【演出・振付・構成・主演】 佐藤浩希 【特別出演】 二代目吾妻徳穂(日本舞踊) 【出演】 義太夫 竹本越孝(浄瑠璃)、鶴澤三寿々・鶴澤賀寿(三味線) 浅野祥(津軽三味線) 斎藤誠(フラメンコギター) 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団 (工藤朋子、東陽子、柴崎沙里、小西みと、辻めぐみ、中里眞央、山﨑嬉星、小野寺麻佑、三四郎) 客演 権弓美、松田知也、矢野吉峰 他 ※やむを得ない事情により出演者が変更になる場合があります。 【日時】 2023年10月17日(火)14時/19時、18日(水)14時 (全3公演) ※開場は、開演の30分前です。 【会場】 日本橋公会堂(日本橋劇場) 〒103-8360 東京都中央区日本橋蛎殻町一丁目31番1号 日本橋区民センター4F https://www.nihonbasikokaido.com/shisetsu 【チケット料金】 全席指定(税込) SS席10,000円 S席9,000円 A席7,000円 U-25(学生)席3,000円 ※親子席、車椅子席あり(アルテイソレラのみ取扱い) ※U-25席は、入場時に年齢の確認できる証明書の提示が必要です。 ※未就学のお子様のご入場は親子室のご利用をお願い致します。 【チケット販売】 ・カンフェティ 0120-240-540(平日10:00〜18:00) http://confetti-web.com/koinohomura ・e+(イープラス) https://eplus.jp/sf/detail/3933100001-P0030001 【問】ARTE Y SOELRA (アルテ イ ソレラ) Tel & Fax:03-5453-0016(平日11:00〜17:00) E-mail:info@arte-y-solera.com 公式HP:http://www.arte-y-solera.com/ >>>>>

  • 発表会ファッションSnap:SIROCO・奥野裕貴子フラメンコ教室

    (miércoles, 13 de septiembre 2023) フラメンコを楽しんで踊っている皆さんにとっての晴れ舞台、発表会。 どんな衣装を着ようかなぁ…と、踊り以上に(?)気合が入っている人も多いはず。 そんな皆さんの参考になればと思い、一足お先に発表会に出演した生徒さんたちの 衣装をご紹介します!こだわりポイントなども教えていただきました。 編集/金子功子 edición por Noriko Kaneko 写真提供/SIROCO・奥野裕貴子フラメンコ教室 第8回SIROCO・奥野裕貴子フラメンコ教室 カルメン大阪校発表会 [開催日]2023年5月20日(土) [会場]大阪・メルパルクホール大阪 1.カーニャ 「手作り衣装が素晴らしい!出演者5人のうち3人が手作り出来るので、全員分を手分けして皆さんで作っていました。手持ちの衣装と組み合わせて、ゴールド×黒2人、黄色×黒3人で何度もスタジオに持ち寄って、一体感を意識したコーディネートに仕上がりました。コルドベスは「ワンページ」という日本のサイトでオーダーしてお揃いに☆」 2.初級ソレア 「皆さんでそれぞれに手持ちの衣装で揃えたり借りたりして調達したようですが、黒×白×赤でバッチリまとまりました! お花はガロガロやイベリアなどで購入しました。」 3.アレグリアス con マントン 「白の衣装は皆さんバラバラですが、ソニアジョーンズのを着ている方が多いようです。マントンはマリキータさんで購入された方が多いですね。」 4.初級サンブラ 「elifというベリーダンス衣装専門サイトで揃えました。ベリーダンスのスカートはフラメンコにも使えるようなデザインもたまにあるので、お買い得なものもあるかも! ただ蹴回しがかなり広いのでお直しが必要な場合もあるかもしれません。アクセサリーもフラメンコに使えるのもありそうですね。」 5.オープニング タンゴ・アラベ 楽器チーム 「少し前の京都発表会はカホンクラスを受けている方がいるので、楽器を使ったオープニングという事でタンゴ・アラベをやりました。そこで、大阪発表会もやってみたい!との事で楽器を追加したり、また京都は白系でしたが今回はブルー系に。全然違う京都と大阪の個性の違いも出て面白かったです! 衣装は皆さんAmazonや楽天、普段着、アクセサリーを駆使して、素敵なアラブ感を出してお見事でした!」 【番外編】楽器隊のアラブな2人 「こちらのお二人は楽器隊に最終入隊なので、あまり音が出ず簡単に出来そうな鉄鍋を叩く…みたいな担当でした(笑) 衣装や付け髭、ターバンでやる気はバッチリ、インパクト勝負です!」 取材のご協力ありがとうございました! >>>>>

  • カンテフラメンコ 奥の細道 on WEB No.28

    (lunes, 11 de septiembre 2023) 文/エンリケ坂井 Texto por Enrique Sakai カンティーニャの乗り ~続き カンティーニャの乗りと言っても、カンティーニャ族(属)のアレグリアス・デ・カディスは普通の12拍子乗りだし、他の多くのカンティーニャも12拍子乗りなので「カンティーニャ乗り」という言い方を私は便宜上使ってはいるが、正確なものとは言い難い。 それではもっと正確に言うにはどうしたら良いのか考えたが、例えば「12拍子の曲種のうち特にカンティーニャの限られた曲種において6拍目と12拍目の強拍にメロディーのアクセントを合わせて、より自由に歌う方法で特にヒターノ(ナ)たちにこうした乗りで歌う傾向が強い」。 しかしもちろんこれでは長過ぎるから、やっぱり「カンティーニャ乗り」と表現せざるを得ないという事だ。 さて、前回ロサ・ラ・パペーラのカンティーニャを娘のラ・ペルラ・デ・カディスが歌った録音を例に取り上げたが、今回はもうひとつの例としてカンティーニャ・デ・ピニーニをベルナルダ・デ・ウトレーラ(1927~2009)が歌った録音から取り上げる。 ピニーニはウトレーラのヒターノでベルナルダはその孫だから、直伝と言っていいだろう。 Letra A Isabel en el baile la vió el rey David, se enamoró de ella como yo de ti. Coletillo Se〈sacúen〉y luego cantan, el que duerme en cama ajena de〈madrugá〉se levanta. ※Se〈sacúen〉⇒sacudirse(払い落す) ※〈madrugá〉⇒madrugada(夜明け) (訳) イサベルが踊るのを ダビデ王は見て 彼女の虜(とりこ)になった 私がお前にそうなった様に。 服の埃を叩(はた)きそして歌う、 他人のベッドで寝る者は 夜明けに起きねばならぬ。 このコレティージョの意味は恐らく大農場の雇われ労働者が仕事を終え、服の汚れを落として息抜きに仲間とフィエスタをし農場の小屋で寝る。当然朝は早くから仕事、という事。 伴奏の場合のコードを書いたが、ギタリストはメロディーがその和音に達したのを確かめてから切りの良い所で和音を変えるので、多少のタイムラグがあります。 【筆者プロフィール】 エンリケ坂井(ギタリスト/カンタオール) 1948年生まれ。1972年スペインに渡り多くの著名カンタオールと共演。帰国後カンテとパルマの会を主宰。チョコラーテらを招聘。著書『フラメンコを歌おう!』、CD『フラメンコの深い炎』、『グラン・クロニカ・デル・カンテ』vol.1~33(以下続刊)。 ※CD『グラン・クロニカ・デル・カンテ』シリーズを購入ご希望の場合は、アクースティカ(https://acustica-shop.jp/)へお問い合わせください。(編集部) >>>>>

  • 小松原庸子スペイン舞踊団公演

    フラメンコ 神秘と情熱 -杉並にフラメンコを- (sábado, 9 de septiembre 2023) 2023年3月14日(火)・15日(水) 座・高円寺2(東京) 文/金子功子 Texto por Noriko Kaneko 写真/大森有起 Foto por Yuki Omori 取材協力 小松原庸子スペイン舞踊団 東京・高円寺を拠点に日本全国で活動を展開する小松原庸子スペイン舞踊団による劇場公演が2日間にわたり開催された。今回の公演は地元である東京都杉並区の助成を受けて行われ、代表の小松原は「私達のフラメンコを通して、コロナ禍の中、皆様に元気になって頂けたらと思っております」と地元開催への思いを語った。 プログラムは2部構成で、第1部では色彩豊かな群舞を中心に、様々なスペイン舞踊やフラメンコの曲種を揃えた。踊り手には小松原舞踊団出身の鈴木眞澄が率いる舞踊団も出演し、ラ・ヴィダ・ブレベとアレグリアスで華やかな群舞を披露した。マラゲーニャでは現役団員の藤川と関がマントンとバタ・デ・コーラで、ギターの音色に合わせて優美で調和のとれたパレハを舞った。他にも、揃いのベージュのジャケットというマニッシュなスタイルの衣装とキレの良いステップが光ったサパテアード、オーケストラの華麗な音源とともにパリージョを軽やかに奏でて舞うソロのコルドバ、はつらつとした明るさが眩しかった白と赤のアバニコによるロメラの群舞と、多様なテイストの舞踊曲が楽しめた。 第2部はギターソロからスタート。特別出演として招かれたクラシックギターの巨匠、荘村清志がスペインの作曲家たちの名曲を披露。熟練の技術と優しい音色が郷愁を誘い、スペインの旅へと誘ってくれる。続いて、荘村が演奏するファリャの楽曲「ダンサ・デ・モリネロ(粉屋の踊り)」による奥濱のバイレソロ。パリージョを奏でながらキレ良く美しく踊る姿に、日々の鍛錬により研ぎ澄まされた感性が溢れていた。 舞踊団員によるアストゥリアスでは、小松原もパリージョ演奏で共演。軽やかで粒ぞろいの音色は今も健在だ。リベルタンゴではバイオリンの情感豊かな旋律が曲の世界観を形成し、入交と奥濱による完成度の高いパレハで観客を魅了した。 公演の終盤は、小松原の新旧の弟子たちや現在活躍中の若手ダンサーによるクアドロ形式での競演。藤川のガロティン、石田のアレグリアス、松浦のグアヒーラ、関のソロンゴ、清野のバンベーラと、各々の個性が光るソロが披露された。中原は表現の凄みと切れ味の鋭さを増したソレアを踊り、草野のアレグリアスは多彩な表現が魅力的だった。トリを飾った鈴木は深みのあるタラントを舞い、貫禄ある踊りで最後を締めくくった。 1969年に舞踊団を創設し、スペイン舞踊とフラメンコとともに半世紀以上を歩み続ける小松原。昨今のコロナ禍という未だかつてない苦難の時を乗り越え、ようやく少しずつ舞台にも観客が戻ってきた。今回は地元の劇場での開催という事で、仕事を終えて帰宅の途中で足を運んだ方も多く見受けられた。一般の人々にとって、日常の娯楽として劇場公演や、ましてやフラメンコの舞台を観る機会はそうそうあるものではないから、今回の公演は貴重な機会だったのではないだろうか。 日本で恐らく一番有名であろう小松原庸子スペイン舞踊団が、これからも日本各地はもちろん地元でも多くの人に向けて、フラメンコやスペイン舞踊の魅力を発信し続けてほしいと願っている。 【出演】 草野櫻子(14日のみ出演) 松浦広美 鈴木眞澄 入交恒子 清野春美 谷 淑江 玉沖朋子 藤川淳美 関真知子 横山さやか 平林夏々子 藤丸莉沙  石田久乃〈特別参加〉 [鈴木眞澄スペイン舞踊団] 坂口真子 阿部麻実 佐藤陽美 大塚美杉 本田孝子 松本ともこ 小池麻希子 武田智子 市川真美子 駒崎万里世 奥濱春彦 中原 潤 荘村清志(特別出演) 小松原庸子 バイオリン:寺島貴恵 カンテ:ディエゴ・ゴメス 有田圭輔 ギター:高橋紀博 宇田川卓俊 【プログラム】 [第1部] 1. ラ・ヴィダ・ブレベ 2. マラゲーニャ 3. サパテアード 4. コルドバ 5. アレグリアス/ロメラ [第2部] 1. グラナダ(アルベニス作曲)/アルハンブラの想い出(タルレガ作曲) 2. ダンサ・デ・モリネロ(ファリャ作曲) 3. アストゥリアス(アルベニス作曲) 4. リベルタンゴ(ピアソラ作曲) 5. クアドロ・フラメンコ 6. フィナーレ >>>>>

  • ★news☆第4回フラメンコWEBフェスティバル開催!

    (domingo, 10 de septiembre 2023) フラメンコをもっと楽しむための視聴者参加型のオンライン企画、第4回フラメンコWEBフェスティバルがまもなく始まります! 参加費無料、動画作品は4分以内で編集自由、視聴者投票も楽しめる企画です。 エントリー受付は10/1(日)〜10/31(火)まで。 屋外で撮影するも良し。衣装や照明、フォーメーションにこだわるのもアリ。普段のライブではちょっと実現できないような自由なアイデアの動画作品を、多くの人に見てもらえるチャンスです☆ 興味のある方は、ぜひ専用サイトにアクセスを! ◎期間 参加申し込み期間:2023年10月1日(日)〜 2023年10月31日(火) 作品提出期間  :2023年11月15日(水)〜 2023年12月10日(日) 投票期間    :2023年12月25日(月)〜 2024年1月28日(日) 結果発表    :2024年2月4日(日) [専用サイト] https://flamenco2030.com/webfes4/ [問] 運営事務局 flamenco2030@gmail.com

  • スペイン発☆志風恭子のフラメンコ・ホットライン

    (miércoles, 2 de agosto 2023) 文/志風恭子 Texto por Kyoko Shikaze 暑いですね。最高気温が40度を超えることも珍しくないセビージャです。 気温は高くとも湿度が少なくて過ごしやすい、とはよく言われることですが、体温を超える暑さはやはりきついです。涼しい朝のうちに用事を済ませて、日中は鎧戸も降ろし陽光が入らないように家の中は暗くして過ごし、夜気温が低くなってきてから外に出る、という人が多く、一番暑い午後の14時から18時くらいまでの時間帯、街中はひっそり。反対に子どもたちは、一杯飲んでる親のそばで夜中の12時過ぎまで遊んでいたり。シエスタ、昼寝の必要性、アンダルシアの夏を体験すると実感すると思います。 【野外公演の季節】 5月の終わり頃から10月くらいまでの半年間、多くの野外公演が開催されます。この時期は雨も少なく、各地で開催される野外での公演はジャンルも様々。入場料だけで何万円もするイベントもあれば無料のものもあったりするので、好みと予算で誰でも楽しめる夏のお楽しみと言えるでしょう。 【イタリカ国際舞踊祭】 6月のグラナダ国際音楽舞踊祭、7月のコルドバのギター祭と、フラメンコに特化しているわけではないフェスティバルでもフラメンコ公演はあります。セビージャだと6月から7月にかけて行われるイタリカ国際舞踊祭。その名の通りダンスのフェスティバルで、今年のプログラムはコンテンポラリーとフラメンコ系が半々くらいの感じでした。「フラメンコ系」と書いたのは、伝統的なフラメンコ曲を踊るだけのものではない作品が多いから。フラメンコをベースとしているアーティストでも、その作品には伝統的なフラメンコ曲を一曲きちんと踊らない作品もあります。 今年の同フェスティバルの閉幕作品となったロシオ・モリーナ『カルナシオン』もそんな作品。本人もこれはフラメンコではない、パフォーマンスよ、と言っているくらいですが、昨年のビエナルで上演されて、ビエナルはフラメンコのビエナルとうたっているだけに、フラメンコじゃない、などとも評されたのですが、それ本人がもともと言っています。フラメンコ・アーティストの作品ということで広い意味ではフラメンコに入れてもいいのかも、と個人的には思いますが、伝統的なフラメンコが無いとフラメンコじゃないという人も多いのですね。その点、これは舞踊のフェスティバルなのでその辺の問題からも解放され、出演者はより自由に公演ができたのではないでしょうか。 Italica FestivalInternacional de Danza ©︎José Antonio de Lamadrid 今年のフラメンコ勢は、マヌエル・リニャン『ピエ・デ・イエロ』に始まり、 Italica FestivalInternacional de Danza ©︎Lolo Vasco フェルナンド・ロメロ Italica FestivalInternacional de Danza ©︎Lolo Vasco マリア・モレーノ Italica FestivalInternacional de Danza ©︎Lolo Vasco フロレンシア・オス Italica FestivalInternacional de Danza ©︎Lolo Vasco サラ・カレーロ Italica FestivalInternacional de Danza ©︎Lolo Vasco ダビ・コリア Italica FestivalInternacional de Danza ©︎Lolo Vasco そしてロシオという布陣。なかなか強力です。今回は既に見ていたリニャンやマリア・モレーノ、フロレンシア以外を観てきました。オヨス舞踊団やアンダルシア舞踊団などで活躍したフェルナンドはピカソの言葉にインスパイアされた作品。サラ・カレーロは有限/死を、コリアは舞踏伝染病をテーマにした作品。いずれも実力派による意欲作でありました。 フラメンコをベースに持っていながら、フラメンコの技術や要素を使いながらも、フラメンコを表現するのではなく、その先なのか後ろなのか、自分がイメージしたものを、フラメンコの決まりに縛られることなく、自由に表現していくという流れは明らかにあるのだけれど、その中で頭角を表すということは多彩な才能が跋扈する舞踊全体の世界だけに、フラメンコの世界で一歩抜きん出る以上に難しいと思います。やはりそこはフラメンコという唯一無比のアートを上手に使うのも戦略としてありじゃないか、他の舞踊の文法を借りてのフラメンコ表現という形はできないのだろうか、など色々考えさせられたことでした。 【コンクール】 フェスティバルのほか、各地でコンクールも開催されています。 マドリードでは歴史ある、スペイン舞踊とフラメンコの振付コンクールが開催されました。1992年に始まったこのコンクール、初期の受賞者にはアドリアン・ガリアやスペイン国立バレエ監督を務めたエルビラ・アンドレスらの名前も見え、若手の登竜門的意味合いもあります。今年の優勝はダビ・アセロ・デルガード、マドリードの舞踊学院出身。アイーダ・ゴメスなどの舞踊団で活躍した人だそうです。なお、ソロ振付2位のイレネ・モラーレスがヘレスのフェスティバル賞も受賞し、来年のフェスティバルに出演予定のようです。 先月カンテの結果をお知らせしたへーレン財団のコンクール。7月10日にはコルドバでギター伴奏の決勝が行われ、コルドバ県ルイシアナ出身のペドロ・ヘスス・ルナが優勝。2位はバダホス出身ホセ・アンヘル・カスティージョ、3位はマドリードのガブリエル・ゴンサレス・タピアとなりました。また、奨学金は1位のペドロ・ヘススとともに、ヘレス出身のホセ・ケベド“ボリータ・イーホ”に授与されました。名前の通りギタリスト、ボリータの息子で現在19歳。将来が楽しみです。 ©︎Fundación Cristina Heeren また舞踊の決勝は18日セビージャで行われ、優勝はグラナダ出身のノエリア・カルボ、2位はウトレーラ出身16歳のルシア・べナビデス、3位はセビージャ県アルカラ・デ・グアダイラのジャイサ・トリゴ、奨学金はノエリアとジャイサに贈られました。 ©︎Fundación Cristina Heeren なおコンクールの様子はYouTubeで視聴可能です。 ギター https://www.youtube.com/watch?v=HydT4PaZAZE 舞踊 https://www.youtube.com/watch?v=cfeRdZZmssc 【訃報】 ヘレス出身の舞踊家、フェルナンド・ベルモンテが7月19日亡くなりました。 ©︎Kyoko Shikaze 1942年生まれというから81歳。グラン・アントニオ舞踊団で活躍しマリア・ロサの相手役を踊り、1980年、あるバリスエラ少年少女舞踊団を設立。この舞踊団からはホアキン・グリロ、ミゲル・テジェス、エドゥアルド・クラビホ、ドミンゴ・オルテガなど多くの踊り手たちが世に出ています。それまで歌い手やギタリストは多数輩出していても舞踊が手薄だったヘレスを変えた人、と言ってもいいでしょう。2010年にはグリロがオマージュ公演をヘレスのフェスティバルで上演しました。 ©︎Kyoko Shikaze 今年のヘレスのフェスティバルではこれまでの功績を表彰されるなど、晩年に再評価されたことは幸いでした。 ご冥福をお祈り致します。 【筆者プロフィール】 志風恭子(Kyoko Shikaze)/1987年よりスペイン在住。セビージャ大学フラメンコ学博士課程前期修了。パセオ通信員、通訳コーディネーターとして活躍。パコ・デ・ルシアをはじめ、多くのフラメンコ公演に携わる。 >>>>>

  • スペイン発☆志風恭子のフラメンコ・ホットライン

    (miércoles, 6 de septiembre 2023) 文/志風恭子 Texto por Kyoko Shikaze 相変わらずの暑さです。セビージャも8月はほとんどの舞踊教室もお休みとなります。いくら冷房があっても最高気温40度以上ではきつすぎます。またセビージャの人たちの多くも海などバカンスに出かけ、いつもは路上駐車が難しい地区でも簡単にできたりします。かつては8月はバルや商店なども休むところが多くてがらーんとした感じだったのですが、最近は順番に休むなどして開いている所も多いですね。観光客も見かけますが、名所巡りをするなら比較的涼しい午前中しか動けないこの時期は避けたほうが賢明かと。ま、午前中に名所見て、14時ごろに冷たいビールか、冷えた白ワインと共にたっぷりめのお昼を食べてシエスタして、夜22時ごろにタパ食べに行く、と言うのもスペインらしくて悪くないかもしれません。あ、昔のタブラオは22時から、0時以降がいい、とか言われていましたが、今は19時と21時ごろの2回というところが多いのでその前にフラメンコ、ですかね。 【野外公演その2】 セビージャでは毎夏、Noches en los jardines del Real Alcázarアルカサル庭園の夜、と題したコンサートが毎日、行われています。今年で24 回目。かつての国王の居城で今も王室の管理下にあるアルカサルはカテドラル(大聖堂)、インディア古文書館とともに世界遺産となっているセビージャの名所中の名所。イスラムとキリスト教文化が混ぜ合わさったムデハル様式の代表的建築物のひとつで、美しいタイルが印象的。池や回廊のある庭園も素晴らしく必見の名所なのですが、その一角で6月下旬から9月上旬まで毎夜、コンサートが開催されているのです。 演目は日替わりで、ピアノやギターなどによるクラシックもあれば、古楽あり、ワールドミュージックあり、ジャズあり、という中でもちろんフラメンコのコンサートもあります。毎年、フラメンコ公演は人気で、かつてブレイク前のロサリアがアルフレド・ラゴスの伴奏で登場したことも。今年も若手からベテランまで9つのグループが登場。ピアノ・フラメンコが3公演、ギターソロが2公演、フルートとギターの公演が1、そしてカンテ公演が9公演という具合。 7月22日に行われたコルドバ出身のギタリスト、ホセ・アントニオ・ロドリゲスのリサイタルはギター一本での文字通りのソロ公演。 ベテランらしい落ち着きで、いつもながらの聴きやすい心地よい演奏で観客を魅了しました。 プラグがついているエレアコ(エレクトリック・アコースティックギター)での演奏だったのはちょっとびっくりしたけど、パコ・デ・ルシアがアル・ディメオラらの『地中海の舞踏』へのオマージュ的な『ダンサ・デル・アマネセル(夜明けの舞踊)』ではエフェクターでエレキギター的な音を出すなどしていて、近年ホセ・アントニオはソロでアメリカ公演などしていることもあって、一人でどう魅せるか聴かせるか、を学んだんだろうな、と思ったことでした。 7月24日にはウエルバ出身の歌い手サンドラ・カラスコがダビ・デ・アラアルの伴奏で歌う、『レコルダンド・ア・マルチェーナ』。 美しい高音で知られる歌い手ぺぺ・マルチェーナへのオマージュでその広いレパートリーからブレリア、ミロンがなどを次々と歌い継いで行きました。いつもながら、サンドラは完璧な音程で繊細な節回しも丁寧に歌っていきます。各地で公演を重ねているだけあって、伴奏も落ち着きがあり、相性もぴったりという感じ。ダビは昨年、同じ会場でマヌエル・デ・ラ・トマサの伴奏でも登場したのですが、文句なく若手を代表するギタリストと言えるでしょう。これからまたどんどん経験を積んでどんな展開を見せていくのか楽しみです。 なお、この公演はアルカサルの入り口ではなく、反対側、ムリーリョ庭園のはしにある入り口から入ります。22時開演の1時間前から開いていますので、陽が落ちて涼しくなってくる頃の庭園散策も楽しめます。入場券は売り切れのことが多いのでWEBから購入しておくのがいいでしょう。 [公式WEB] https://www.actidea.es/nochesalcazar2023/ また、7月21日から26日まで開催されたセビージャ市トリアーナ地区の夏祭り、ベラ・デ・トリアーナでも広場で開催される(よって入場無料)フラメンコ公演も行われました。 フラメンコの日にはマラガ県マルベージャ出身のベテラン、カンカニージャやアントニオ・レジェスが、 最終日には地元トリアーナ出身のホセリート・アセド、ロサリオ “ラ・トレメンディータ”が登場しました。 お祭りなので舞台前の着席した人以外は結構うるさいし、仮設舞台ということもあり出演者もやりにくそうではありました。無料公演は多くの人に届く、普段興味を持っていない人にも届く、という面ではプラスだと思うのですが、アーティストがベストのものを見せることができるかというと疑問だし、それゆえアーティストが、ひいてはフラメンコそのものにあまりいい印象を持たない人が出るということも起こりうりそうな気がします。難しいですね。 【ラ・ウニオンのコンクール】 スペイン東部、ムルシア州の小さな町、ラ・ウニオンで毎年行われるカンテ・デ・ラス・ミーナス国際フェスティバルのコンクール。スペインに数あるコンクールの中でも開始した年(1961年)こそコルドバのコンクール(1956年)より遅いものの、3年に1回開催のコルドバよりも回数はずっと多く行われている歴史を誇るコンクールです。その結果は毎年全国ニュースでも取り上げられており、スペインで最も有名なフラメンコ・コンクールといえるでしょう。 かつて鉱山の町として栄えたこの町を訪れた歌い手がこの地ゆかりのフラメンコ曲が忘れられつつあるのを嘆いたことで始まったということもあり、鉱山の歌、カンテ・デ・ラス・ミーナスにこだわっているのが特徴です。カンテ部門ではミネーラやカルタヘネーラ、タランタなど細かく部門分けされていますし、ギターソロではタランタ、舞踊ではタラントが必須になっています。 さて今年のコンクール。カンテの大賞であるランパラ・ミネーラはコルドバ出身の25歳、ロシオ・ルナが受賞。 そのほかの各部門では、ギターがグラナダ出身のフアン・ルイス・カンポス “エル・ポティ”、舞踊はカタルーニャ出身でマヌエル・リニャン『ビバ』やタブラオなどで活躍中のジョエル・バルガスとアルメリア出身のロシオ・ガリード、楽器はピアニストのラウル・ペレスがそれぞれ優勝しました。 ミゲル・ポベーダは1993年にこのコンクールで優勝したことがきっかけで注目され、表舞台で活躍するようになったということもあるのですが、それは稀有な例。優勝をきっかけに各地のフェスティバルやペーニャでの仕事が増えるということはあるようですが、それがずっと続くということはなく、いっとき注目を集めてもそれをテコに群雄割拠のフラメンコ界で自分の居場所を作っていくのはなかなか難しいようです。 なおコンクールの模様は、3日間にわたる準決勝そして決勝といずれもYouTubeやFacebookで中継され、そのアーカイブが残っていますので興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。 [動画] 決勝 https://www.youtube.com/live/u4dkesMqswI?feature=share 【筆者プロフィール】 志風恭子(Kyoko Shikaze)/1987年よりスペイン在住。セビージャ大学フラメンコ学博士課程前期修了。パセオ通信員、通訳コーディネーターとして活躍。パコ・デ・ルシアをはじめ、多くのフラメンコ公演に携わる。 >>>>>

  • 新・フラメンコのあした vol.7

    (lunes, 4 de septiembre 2023) 20年以上にわたりスペインで活動するジャーナリスト東敬子が、今気になるスペインフラメンコのあれこれを毎月お届けします。今月は7月にマドリードで開催された「第32回スペイン舞踊とフラメンコのコンクール2023」についてお伝えします。 第32回スペイン舞踊とフラメンコのコンクール2023 セントロ・クルトゥラル・デ・ラ・ビジャ、フェルナン・ゴメス劇場、マドリード(スペイン) 2023年7月2日 文/東 敬子 写真/宣材写真、東 敬子 32 Certamen de Coreografía de Danza Española y Flamenco 2023 Fernán Gómez. Centro Cultural de la Villa, 2 julio 2023 Madrid. Texto por Keiko Higashi Fotos: material promocional / por Keiko Higashi 何かを表現するというのは、本当に難しいものです。アーティストの表現の自由とは、どこまで許容されるものなのか。フラメンコでは、「伝統的な様式が尊重されるべきである、そうでなければフラメンコではなくなる」という考えがあります。しかしアートとは常に変化を求めるものです。発展せず、ずっと昔のままで、というのはありえない。ただ、だからと言って何でもやって良いという事では決してないでしょう。 例えば舞踊の場合、フラメンコの動きを使っても、フラメンコのリズムを用いず他ジャンルの音楽や無音で踊るのであれば、果たしてそれは「フラメンコ」と言えるのか。そして今回の「スペイン舞踊とフラメンコのコンクール」の結果を観て、私は現代の若手が「この点」を本当に理解しているのか、疑問に感じざるを得ませんでした。 エバ・ジェルバブエナ、マリア・パヘス、イスラエル・ガルバン、ロシオ・モリーナと、現代の若手がリアルタイムで見て育ったスターたちは皆、「新しい表現の自由」をフラメンコに追求した人たちでした。 彼らはもちろん正真正銘のフラメンコです。しかし正直、彼らの「自由」もスレスレの崖っぷちを辿ってきたと、私は思っています。観ていて、これはフラメンコだろうかと疑問に思ったことは幾度とありました。 でも「フラメンコ・コンテンポラリー」などと呼んで、安易に解決してほしくないし、「自分はフラメンコだから、自分がやることは全てフラメンコ」なんて言う常套句も全く説明になっていない。その曖昧さが、現代の若手を惑わしている。彼らは後進に「自由」ではなく「迷い」を与えているのだと私は思うのです。 1992年にスタートした新人の登竜門的存在である「スペイン舞踊とフラメンコのコンクール」からは、有名アーティストがたくさん羽ばたいています。私が個人的に一番記憶に残っているのは、前・スペイン国立バレエ団監督だったアントニオ・ナハーロの作品です。飛び抜けて洗練されていて、目を奪われたことを20年経った今でも鮮明に覚えています。 決勝となった当夜のラインナップは、ソロ4組、パレハ1組、群舞3組の計8組。 傾向として、とにかくイントロが長い。無音・無動で始まり、作品の3分の1ぐらいはゆっくりと意味ありげな動きをただ繰り返すだけという、まさに前記の「自由な表現を求める」アーティストたちのノリ。8組中のほとんどがこれでした。 中でも、ダブルベース奏者の女性と一緒に踊ったビクトール・フェルナンデスの『トリアダ』は顕著で、スタイリッシュで雰囲気はあるのですが、あまりに動きがなく、踊りとしての印象が薄い。パレハで踊られるダビド・アセーロ『ロ・ケ・パサ・ミエントラス・ノス・エンコントラモス』も、エンジンが掛かるまでが長過ぎた。ただその後は面白いので、もっと違ったアプローチもあるのではと思いました。 衣装や髪型なども、若干気になる点がありました。マリアナ・コジャド『Y.O.』は20人ほどの群舞で、セリフやちょっとした演技があったり、振付も面白かったのですが、私服っぽい衣装でそれぞれ違うので、同じ振付けでもバラバラに見え、やっぱり群舞の衣装はある程度揃っていた方が見やすいと思います。カンタオール3人と踊ったイレネ・モラレス『ベレディクタ』の髪型もいただけなかった。「貞子」のように顔を覆っていて、何か、おどろおどろしい。 しかし、男女混合群舞によるアレハンドロ・フェルナンデス『カレイドスコピオ・フラメンコ』の超ワイドパンツや、女性群舞のクリスティアン・ルビオ『エントレ・ノソトラス』の半スカート・半パンツの衣装はユニセックスでシンプルに新しいなと思いました。両組とも素直で、作品も出来上がっていたと思います。 残る2組、カンタオールと二人で踊ったサラ・ペレス『ドゥエロ』とマントンで踊った正統派のパウラ・サラサール『アモール・ファティ』は好感が持てる踊りでしたが、前者はカンタオールがあまりに冴えていて、お株を奪った感じになったのが残念。後者はもう少し成熟した自分の世界があれば尚見応えがあったかなと思います。 残念ながら今回の評は辛口になってしまいましたが、みなそれぞれ、将来のフラメンコを担う若手として、先輩の影響を受けるだけにとどまらず、もっと、フラメンコとは何かを自分に問いかけていただければと思うし、それがこれからの成功のカギになるかと思います。 2023年度の受賞結果は以下のとおり。 Primer Premio de Coreografía: David Acero Delgado, Lo que pasa mientras nos encontramos Segundo Premio de Coreografía: Christian Rubio, Entre nosotras Primer Premio a una Coreografía de Solo: Sara Pérez, Duelo Segundo Premio de Coreografía de Solo: Irene Morales,Veredicta Premio a una Composición Musical Original para Danza: Manuel Cazas, Fantasía en 9 Premio Fundación AISGE a una Bailarina Sobresaliente: Irene Morales Premio Fundación AISGE a un Bailarín Sobresaliente: David Acero Delgado Premio ¡Explosivo!: Mariana Collado, Y.O. // Victor Fernández, Triada Premio Ballet Nacional de España para una bailarina María Fernández y Daniella Hernández Premio Ballet Nacional de España para un bailarín Alejandro Mármol y Alejandro Fernández Premio Conservatorio Superior de Danza de Madrid María de Ávila David Acero Delgado Premio Centro Coreográfico La Gomera Sara Pérez Premio Fernán Gómez Centro Cultural de la Villa Irene Morales y Sara Pérez Premio Intercambio Certamen de Coreografía Burgos-Nueva York Sara Pérez Premio Flamenco Vivo Carlota Santana Nueva York Yoel Vargas Premio Flamenco Rosario Vancouver Víctor Fernández Premio Fuego Flamenco Festival Teatro GALA de Washington DC Yoel Vargas Premio Festival Flamenco de Jerez Irene Morales y Paula Salazar Premio Residencia Flamenco Festival en Toros Irene Morales ¡Nuevo 2023! Premio del Festival Ibérica Contemporánea de México Mariana Collado, Y.O. 【筆者プロフィール】 東 敬子 (ひがし けいこ)/フラメンコ及びスペインカルチャーのジャーナリストとして、1999年よりマドリード(スペイン)に在住し執筆活動を続ける。スペインに特化したサイト thespanishwhiskers.com(https://spanishwhiskers.com/?page_id=326)を主宰。 >>>>>

  • ★news☆ TRANSFORMACIÓN ライブ

    (sábado, 2 de septiembre 2023) ピアノフラメンコを主軸としたモダンでスタイリッシュな音楽を追求するユニット、TRANSFORMACIÓN(トランスフォルマシオン)のライブが東京・下北沢で開催されます。 トランスフォルマシオンとは、スペイン語で「革新的」という意味。音楽としては希少なピアノフラメンコを用いて、トラディショナルかつイノベイティブな作品作りを展開しています。Anli(ピアノ)、Kojiro(フラメンコギター)が中心となり、パーカッション、ダンサー、ウッドベースとともに独自性のある唯一無二な世界観で現代的なスタイルのステージを繰り広げます。「今年の公演はそれぞれの持ち合わせる個性、感性をぶつけ作っていく実験ステージです」とリーダーの杏梨さん。 普段のライブとは一味も二味も違う、新しいフラメンコ音楽の世界を体感してみてはいかがでしょうか? TRANSFORMACIÓN 『𝑬𝑿𝑷𝑬𝑹𝑰𝑴𝑬𝑵𝑻』 【日時】2023年10月14日(土) 19:00開場/19:30 開演 【場所】 下北沢ハーフムーンホール 東京都世田谷区北沢4-10-4 TEL:03-6423-1126 最寄り駅: 小田急線下北沢駅(徒歩8分)または東北沢駅(徒歩6分) 京王井の頭線下北沢駅(徒歩8分) 【出演者】 ピアノ 杏梨 フラメンコギター 徳永康次郎 ウッドベース 遠藤定 パーカッション 容昌-ようすけ- 踊り 亀甲谷 宝 【料金】5,000円 【配信料】2,500円(収録後日配信) 【予約】 https://transformacion.stores.jp/items/64b22307e8c4f8002ce377b2 ※ご予約についてのご注意 スマートフォンを使用した電子予約チケットとなります。 (紙のチケットの発券はございません。) 0円と表示されていますが、そのままご購入に進んで頂けますと予約が完了いたします。 お支払いは当日受付にて現金精算となります。 【問】メール:transformacion.x6x@gmail.com TEL:080-3409-1368 【スタッフ】 総合演出 トランスフォルマシオン 音楽監督 徳永康次郎 音響 スタジオJOY 照明 株式会社ライティングプロジェクトチームイット 映像 竹本辰郎 企画・制作 TRANSFORMACIÓN >>>>>

  • PARA MORIR Ⅱ ~川島桂子~

    (viernes, 1 de septiembre 2023) 2023年3月5日(日) Showレストラン「ガルロチ」(東京・新宿) 文/金子功子 Texto por Noriko Kaneko 写真/大森有起 Foto por Yuki Omori 劇場公演でもタブラオライブでも日本各地から引く手あまたで長年にわたり日本のフラメンコ界を支え続けているフラメンコ歌手、川島桂子のソロリサイタルが開催された。タイトルは『PARA MORIR Ⅱ』、9年前の2014年に開催したソロ公演と同名を冠した。 過去最高ではないかと思えるほどの超満席の店内。これだけ大勢の観客が集まっているのは、コロナ以降久しぶりではないだろうか。 プロのアーティストらをはじめ業界関係者や練習生らも多く、彼女の人脈の広さが伺えた。客席はそこかしこが知り合い同士ばかりのようで、大いに賑わっていた。できるだけ多くのお客様に楽しんでいただきたい―――、そんな思いが表れているようだった。 1部がスタート。髪をアップに結い上げ、黒のドレスに長いストールを羽織った川島が舞台に現れる。バイオリンの前奏から始まるトナ。ギターとパルマの伴奏に支えられ、深みのある歌声が響き渡る。いつもはステージでスポットライトを浴びる踊り手らを伴唱者として支えているが、今日は自分が主役だ。優れた技術と安定感を持つ素晴らしいアーティストらが、今は川島を支えている。 1曲終わるごとにMCが入るのも、彼女の人柄が感じられる。この日はちょうど川島が還暦を迎える誕生日で、このライブは感謝祭であり、また生前葬でもあるのだという。これまで歌い手としてキャリアと年齢を重ねてきて、その間に内面のモードも少しずつ変わってきたと打ち明ける。そこで今回の公演では、次世代を担うことになる現在活躍中の若手ギタリストである徳永にギターをお願いしたと話す。そしてグラナイーナを披露すると、卓越したテクニックと繊細でいて鮮やかな音色のギターと艶のある豊かな歌声とのハーモニーが会場を包み込んだ。 タンゴ・デ・グラナダでは、「これから歌う曲はきっとみんな知っている曲だと思うので、感謝祭だからよかったら一緒に歌ってください」と呼び掛けた。演奏が盛り上がると川島も立ち上がって踊り、客席からもあちこちで歌声が聴こえてきた。 また、ステージを進行していく中でのひらめきで、プログラムの曲順を入れ替えたりも。そんな柔軟さも、川島のキャリアで磨かれたセンスの為せる技なのかもしれない。 アバンドラオでは三枝と有田のパルマという贅沢な構成で壮大な情景を歌い上げ、自身のお気に入りという昭和歌謡のスペイン版のようなスペイン歌謡曲は、森川によるピアノアレンジで披露した。 そして曲順変更により1部のラストの曲となったのが、久保田とヴォダルツがパリージョを奏でて踊る華やかな舞踊曲。最後を美しいバイレで締めたいとひらめいた、という期待通りの華やかな締めくくりとなった。 休憩を挟んでの第2部は、フラメンコ界の巨匠と名高いエンリケ坂井との二人きりのステージ。カンテのギター伴奏、ではない。カンテとフラメンコギターの協演だ。 鮮やかな真紅のドレス姿の川島が舞台に上がると、会場から見惚れるような歓声が上がった。 カンテを志した当初からお世話になっているというエンリケとの共演に、MCでの川島の表情は終始にこやかであった。「どうしても歌いたい曲」だという名人パコ・トロンホのファンダンゴ・デ・ウエルバや正統派のソレアなど、味わい深い5曲を歌い上げた。 エンリケのギターの音色には、匂いが感じられる。フラメンコの古き良き時代への憧れを思い出させてくれるような、その時代の空気や質感まで伝わってくるような至福のステージに、観客はすっかり引き込まれ酔いしれていた。 川島は、自身がほぼ独学で歩んできたカンタオーラとしての道のりを「迷走してきた」と表現する。でも、その自分なりに目指すものを模索してきた道程こそが、彼女の存在をウニカ(unica、唯一の)なものに成らしめたのではないだろうか。 たくさんのファンに愛され、そして大きな愛を注いで歌い続けてきた日本屈指のカンタオーラ。この先ぜひ第3弾を企画して、再び私たちにその温かく素晴らしい歌声を聴かせてほしい。 【出演】 川島桂子 特別ゲスト:エンリケ坂井 ギター:徳永健太郎 パルマ:有田圭輔、三枝雄輔 バイオリン&ピアノ:森川拓哉 バイレ:久保田晴菜、ヴォダルツ・クララ 【プログラム】 [第1部] 1. Tona 2. Granaina 3. Tangos 4. Abandolaos 5. Maldigo Tus Ojos Verdes 6. Un Clavel [第2部] 1. ブレリア・ポル・ソレア 2. ティエント 3. セラーナ 4. ファンダンゴ・デ・ウエルバ 5. ソレア >>>>>

  • ★フラメンコnews☆

    柴田亮太郎ニューアルバム 『Roundabout』 (jueves, 25 de mayo 2023) フラメンコのみに留まらず、ジャズやラテン、ポップスなど様々な音楽シーンで活躍するギタリスト、柴田亮太郎さんのニューアルバムがリリースされました。長年にわたり培ったフラメンコのセンスと技術に加え、ジャズを基礎から学びその要素をフラメンコギターに還元し、彼独自の世界を奏でる珠玉の一枚です。 すっと耳になじむギターの音色が心地よい曲や、フラメンコのグルーヴ感が楽しい曲、軽快なメロディーやしっとりした曲調のものなど様々な表情が楽しめ、表題曲でもある9曲目は眩しさと爽やかさが感じられる疾走感あふれる一曲です。 今作について柴田さんからは、「20年ぶりのアルバム制作になりました。今回アルバムの為に作った曲もありますが、今まで作り溜めていた曲、音楽制作の仕事で作った曲など 10曲収録されています。他の楽器や歌などは一切なく、ギターのみの録音です。タイトルのRoundaboutというのは信号のない円形の交差点の事ですが、遠まわりという意味もあります。収録されている曲はいろんなジャンルの影響がありますが、僕自身多くの音楽との出会いや経験があり、オリジナルアルバムという形にするのに良い意味で遠まわりする事が出来たなという思いから、このタイトルにしました。時間がゆっくりと進む、そんなアルバムです」とコメントが寄せられました。 購入ご希望の方は、柴田さんのHPからご注文いただけます。 [URL] https://ryotaroshibata.com/ 【柴田亮太郎『Roundabout』】 1. Journey 2. 虫の夢 3. Rumba flamenca 4. One scene 5. Coletilla de Alegrias 6. Libelula 7. Nostalgia 8. Una pausa 9. Roundabout 10. Sierra Azul (¥3,000税込) >>>>>

  • 第12回CAFフラメンコ・コンクール開催!

    (martes, 29 de agosto 2023) 公益財団法人スペイン舞踊振興MARUWA財団主催による、第12回CAFフラメンコ・コンクールが今秋開催されます。 このコンクールは2年に1度開催され、若手芸術家の育成を目指し、将来性のある舞踊家を発掘し、スペインでの研修機会を提供するための対象者を選考することを目的としています。 応募資格は、スペインでのフラメンコ研修を希望する35歳以下(2023年3月31日時点)の方が対象で、一次予選ではDVDの応募によるビデオ審査が行われます。 応募受付は今月16日から始まっていて、サイトの専用フォームより応募用紙を取り寄せ、必要事項を記入の上、一次予選用動画DVDや必要書類等を揃えて郵送での申込みとなります。 締切は<9月5日(火)17時必着>となっておりますので、エントリーご希望の方はお早めに! なお、二次予選・本選の観覧チケットは、チケットぴあにて9月1日より発売開始となります。 [日程] 一次予選:応募DVDによるビデオ審査(受付期間2023年8月16日~9月5日17時必着) 二次予選:2023年11月14日(火)15:30~ 北千住Theatre1010 本 選 :2023年11月30日(木)16:00~ 北千住Theatre1010 [チケット取扱] チケットぴあ(https://t.pia.jp )※9月1日(金)発売開始 [主催] 公益財団法人スペイン舞踊振興MARUWA財団 住所:東京都港区芝3-16-13 MARUWAビル2階 連絡先:info@mwf.or.jp/ 03-5419-6513 財団サイトURL:https://mwf.or.jp コンクールサイトURL:https://mwf.or.jp/caf/1680 >>>>>

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