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- 大沼由紀、第21回河上鈴子スペイン舞踊賞を受賞
(jueves, 16 de mayo 2024) 2022年に舞踊作品『音の旅人2』を上演したフラメンコ舞踊家の大沼由紀さんが、第21回(令和4−5年)河上鈴子スペイン舞踊賞に選ばれました。 授賞理由については、 《フラメンコの原点へと奥深く探る内なる衝動を、自らの歌と踊りにより力強く表現し、「地の底から湧き上がり空高く舞い上がるフラメンコ」の旅を独自の世界に展開した。その手法は、音楽、演劇、文学、舞踏をフラメンコと関連させ、自分の中へと自在に取り込み、永い年月をかけて融合させたフラメンコの論理を舞踊言語へと置き換えていくという独自のもので、常に高い視点で舞台芸術創造を目指している活動を評価して。》 というものでした。 【大沼由紀さん受賞コメント】 フラメンコファンを見て下さっている皆さまへ 先日、一般社団法人現代舞踊協会から、 第21回(令和4−5年)河上鈴子スペイン舞踊賞を授賞したとの知らせが届きました。 授賞作品は、「音の旅人2」(2022年/座・高円寺2)です。 時間が経っていたこともあり、 何か起きたのか、理解するのに時間がかかりました。 心底、驚きました。 そして授賞理由を読んで、私のこれまでの道のりをしっかり見てくださったことに、 胸が熱くなりました。 これもひとえに応援してくださる皆さまのおかげと深く感謝申し上げます。 2021年の音の旅人は、コロナ禍で客席を半分にしての初演、 2022年の音の旅人2は、歌い手を一人入れての再演でした。 いつかまた、音の旅人3が出来ることを願いつつ…、 信じる道を進んでいきたいと思います。 これからもどうぞよろしくお願い致します。 大沼由紀 [公式URL] https://www.yuki-onuma.com/ 【河上鈴子スペイン舞踊賞とは】 一般社団法人現代舞踊協会が、日本におけるスペイン舞踊の先駆者であり舞踊文化に大きな功績を残した故河上鈴子元会長を記念して、1988年10月20日に制定。 当年1月1日~翌年12月31日までの期間(2年に1度の授与)、日本国内で発表されたスペイン舞踊の分野で優れた業績をあげた個人または団体に対し、過去の実績を加味して授与することとしている。 (*公式サイトより一部引用) [現代舞踊協会URL] http://www.gendaibuyou.or.jp/ >>>>>
- カンテフラメンコ奥の細道 on WEB no.36
(lunes, 13 de mayo 2024) 文/エンリケ坂井 Texto por Enrique Sakai Joaquín el de la Paulaのソレアー① 前回アルカラーのソレアーのグループの事について少し触れたが、今回はその核となるカンタオール、ホアキン・エル・デ・ラ・パウラ(パウラ家のホアキン、本名Joaquín Fernández Franco、セビージャ県アルカラー・デ・グアダイラ、1875~1933、ファン・タレーガ、マノリート・マリアらの叔父にあたる)のソレアー①を取り上げよう。 ホアキンはキューバ戦争(1895~1898)に行った折に黄熱病にかかり、それが原因となったのか、やがて除隊して故郷に帰りアルカラーの洞窟の家で暮らしました。 生活のためペラドールというロバや羊の毛を刈る、時には皮を剝ぐ仕事もしながら、その類い稀な歌の才能は地元のベンタ・デ・プラティージャや仲間内のフエルガ、カルナバルなどで評判を呼び、マイレーナを始めとする多くの歌い手達が聴きに訪れたのです。 人間的にも純粋で温厚な人であったようで人望を集めたが、それと共にユーモアに満ちた愉快な人でもあったようで、カルナバルの祭りの際には自ら先頭に立ってグループを率いて自作のタンギージョを歌ったと言われます。 創作力は歌詞にも及び、サエタ、ファンダンゴ(バジェーホがその詞を歌った)、トナー、シギリージャ、ブレリアなどに残されています。 惜しむらくは、その性格故に活動が非常に限定的で舞台に立たず、録音も残さなかった事。 最新のグラン・クロニカVol.34で特集したトマス・パボンが、ホアキンのソレアーを録音しています(18曲目)。 (Letra) El pasito que yo doy, ese no lo daba nadie, yo lo hago por mis niños que están pendientes del aire. (訳) 私の歩くその歩みは 誰も歩んだ事のない歩み、 腹をすかせて待っている 私の子供達のための歩みなのだ。 ◎están pendientes del aire ⇒空中でぶら下がっている⇒不安定な宙ぶらりん状態⇒子供達が不安定で宙ぶらりん、というのはこの場合、腹をすかせて自分を待っているという事だと思われる。 歌い方は、8音節の4行詩を1-2-2-2-3-4行目と歌い進む一般的な方法。(3、4行目の繰り返しは必須ではなく、特にプーロ系の人達は繰り返さない事が多い) アルカラーのこのタイプ①のソレアーはその性格から、また最初に歌われる事が多いからか、ややゆったり歌われる事が多い。とはいえ、現在の踊りの際によく歌われる極端にゆっくりした歌い方は踊り歌独特のもので、カンテのみで歌う時は本来の速さにしないと間延びした歌になってしまうので区別する必要があります。 【筆者プロフィール】 エンリケ坂井(ギタリスト/カンタオール) 1948年生まれ。1972年スペインに渡り多くの著名カンタオールと共演。帰国後カンテとパルマの会を主宰。チョコラーテらを招聘。著書『フラメンコを歌おう!』、CD『フラメンコの深い炎』、『グラン・クロニカ・デル・カンテ』vol.1~34(以下続刊)。 ※CD『グラン・クロニカ・デル・カンテ』シリーズを購入ご希望の場合は、アクースティカ(https://acustica-shop.jp/)へお問い合わせください。(編集部) >>>>>
- 第4回フラメンコWebフェスティバル最優秀賞インタビュー
タマラ・ラボ代表 タマラ (viernes, 10 de mayo 2024) フラメンコをテーマにした動画をインターネット上で一般公開し、全ての視聴者の投票でその成果を競うコンテストとして開催された、第4回フラメンコWebフェスティバルの各賞が発表されました。 最優秀賞を受賞したタマラ・ラボの代表、タマラさんに受賞の喜びや作品作りの舞台裏など、お話を伺いました。 *各賞の結果はこちらから。 【第4回フラメンコWebフェスティバル最優秀賞】 エントリーNo.5 出演者:タマラ・ラボ 動画タイトル:Violín Siguiriya ~バイオリンのシギリージャ~ 曲名:モリアーティのテーマ「シャーロックホームズ」オリジナルサウンドトラックより(作曲:平松加奈) 撮影/編集:「写真はエステ」 *カサアルティスタ賞も同時受賞 主催/Flamenco2030フラメンコWebフェスティバル実行委員会 聞き手/金子功子 Entrevista por Noriko Kaneko ――この度は第4回フラメンコWebフェスティバル最優秀賞受賞おめでとうございます。 今の率直なお気持ちを聞かせていただけますか。 タマラ:最高の賞をいただけて、とてもうれしいです。今回はバイオリニストの平松加奈さんの素敵な曲をお借りしたので、やはりある程度の結果は出したいと思っていました。作品はもちろん頑張って作りましたが、審査は投票制なので結果については受け身で待つしかありませんでした。だからこのような結果をいただけて、参加したみんなも喜んでいたし、加奈さんにも良い報告ができました。撮影についても、第2回Webフェスティバルでも撮っていただいた「写真はエステ」さんに今回もお願いしましたので、写真を担当してくださったMiCHiCOさんと、動画撮影と編集を担当してくださった利根川健一さんにも良い報告ができてうれしいです。 ――平松さんの曲を採用した理由について、初めてこの曲を聞いたときから「この曲を踊りたい!」というアイデアが芽生えていたと聞きました。 タマラ:2021年にクラシックバレエの富永典子先生が企画されたバレエ&フラメンコの舞台公演が東京の大井町きゅりあんホールでありまして、そこでこの曲が使われていました。当時はバレエダンサーだけで踊っていたんですが、その曲がすごくかっこいいと思って。公演が終わってから加奈さんにこの曲で踊りたいのですがとお願いしたところ、実は原曲があって、それをこの公演用にシンプルにアレンジしたものだと教えていただきました。使用許可はいただけたので、さっそく原曲のNHK人形劇「シャーロックホームズ」のサントラ盤を買いました。じっくり聞いてみると繰り返しの部分が多くて、これはソロで踊るよりも群舞の方が合うかも、と思いました。それにせっかく憧れの曲で踊るのなら、生の舞台で一回きりよりも作品として残したいと思って、それならWebフェスでやろう、と決めました。原曲の長さも3分20秒くらいなので、ちょうどよい感じでした。 ――今回は参加メンバーが合計14人と、なかなか大人数での群舞でした。 タマラ:最初にメンバーを決める時に、これをやるなら普段のクラス以外の時間がかなり必要になるだろうから、本人のやる気を大事にしたいと思って立候補制にしました。そうしたらうれしいことに、これだけ多くの生徒さんが手を挙げてくれました。皆さんそれぞれ違う場所(自由が丘と東新宿)と違う時間帯でクラスを受けていますから、合同で練習する時間もそんなには取れないので、クラスの中で作品用の時間を少しずつ取り入れて、少しずつ振付を進めていきました。準備期間は3~4か月くらいで、全体練習も2回しかできませんでしたが、みんなあの曲をかっこいいと思ってくれていて、それで踊れることを楽しんでくれました。 ――準備していて大変だったことや、想定外のハプニングはありましたか。 タマラ:一番大変だったのは、実はスタジオ探しや撮影場所探しでしたね。本当は黒いイメージの空間でやりたかったのですが、背景が黒くて広さのある部屋というのがなかなか見つからなくて。黒くていい感じでも、広さが足りないとか……。14人が踊って、しかもその全体をカメラで映すとなると、かなりの広さの空間が必要なんですね。だから最終的には広さ重視で、恵比寿にあるリノリウムを敷いたバレエスタジオを借りました。そこは壁が1面以外白で、床もグレーだったので、照明を工夫してどうにか黒に近いイメージを演出しました。これは「写真はエステ」さんにご尽力頂き、とても感謝しています。 ――衣装も統一感があって素敵でしたが、人数が多いから大変ではなかったですか。 タマラ:ベスト着用が5人いましたが、それは教室で持っていた発表会用の衣装で揃えました。下に着ているものもダーク系の私物の衣装や私服などで統一感が出せたと思います。初級の生徒さんには黒ファルダとキャミソールと、あとシースルーのトップスは生徒さんが探してきてくれたものをまずひとり試しに買ってもらって、それが良かったのでみんなで揃えました。それとピアスは全員お揃いにして。衣装はスムーズに決まりましたね。 ――今回は動画作品という事で、カメラワークや編集のクオリティも見どころのひとつでした。 タマラ:撮影前に打ち合わせをした時に、動画の撮影・編集の担当の方が前もって曲をかなり聞き込んでいてくれたので、いろいろ細やかに提案をしてくれました。バイオリンでメロディーではない特殊な音を出す演奏の部分をどう表現しようかというときに、撮影の人がマントンを使って踊ることを提案してくれて、結果的にいい演出になりました。 撮影当日はすべてお任せしましたが、編集の構成は私が考えました。全体の構成を魅せつつも一人一人をクローズアップできるようにしたいと思って、細かすぎず動きのつながりなど大きな流れを見せるようにしました。また床がリノリウムだったこともあり、音響面では現場の音だけでは弱かったので、足音やパルマの音はスタジオで別取りをしました。 実際に映像を作ると、納得いく作品を作るのは相当難しいですね。自分のイメージがしっかりしていることが必要だと痛感しました。難しい作業ではあったけれどひとつの作品として形に残るので、できあがった喜びは大きいです。 ――最優秀賞を受賞して、メンバーの皆さんの反応はどうでしたか。 タマラ:撮影は10月末で発表は2月と、3か月もたっていたんですが、うれしい報告にみんな喜んでくれていました。撮影当日は集中力を切らさずに休憩無しで長時間撮影していたので、そのまま打ち上げもせずに現地解散でした。みんな楽しんだかなぁとちょっと心配だったんですが、後日生徒さんたちから「撮影楽しかったです」とメールが来てうれしかったです。今回はメンバーの大半が練習生でしたが、みんなよく覚えてきてくれました。途中で振りの変更もありましたが、それにもついてきてくれて、頑張ってくれたと思います。 ――次回作のテーマはありますか。 タマラ:例えばこういう曲を映像にしたいな、というアイデアはありますが、作品としてはまだ具体的にはこれからですね。また映像作品ではないですが5月18日に東京・中目黒で、前回の第3回フラメンコWebフェスティバル最優秀賞受賞記念としてライブを予定しています。その時に出演したルナ・クレシエンテ(*Luna Cresiente/武田泉・タマラ・鶴幸子の3名によるユニット)としては4回目のライブで、今回は集大成として今まで踊った曲の中から選曲してプログラムを組んでいます。新曲も1曲予定しています。みんなそれぞれ忙しいですが、合わせ物もあるので今年に入ってからは週1回のペースで集まって準備をしています。思い出し作業から練習まで、こまめに集まるとかなり進捗が違いますね。新曲はパリージョでやりますので、もしご興味がありましたらぜひ観に来てください! [受賞作品] https://youtu.be/XZvMDswEe4k?si=whUFd8CkeQCG_SJN 【プロフィール】 タマラ(Tamara)/フラメンコダンサー、神奈川県横浜市出身。幼少の頃よりモダンバレエ、クラシックピアノを学び、音楽と舞踊に親しむ。 大学在学中には競技ダンス(ラテンダンス)を二ッ森亨氏、由美氏に師事。その後フラメンコに出会い、日本、スペインで数々の著名なアーティストの指導を受ける。 2017年日本フラメンコ協会第26回新人公演バイレソロ部門にて奨励賞受賞 2018年タマラフラメンコラボ始動 【フラメンコWebフェスティバルとは】 フラメンコWebフェスティバルとは、フラメンコをテーマにした動画をWebに一般公開し、全ての視聴者の投票で成果を競うコンテストです。 作品のテーマは自由ですが「フラメンコの要素(フラメンコのリズムやテクニック)」が動画内にあり、未発表の動画であれば、どんな動画でもOK。スマホ一発取りの動画でも、編集をいっぱいされた動画でも、過去に撮った自信作の動画でも、参加・エントリー可能です。 フラメンコを知らない人にフラメンコの素晴らしさを知ってもらう。フラメンコを生業としている人に元気になってもらう。受賞者にはプロフィールの経歴に自信をもって記載していただける。日本のフラメンコ界がもっと元気になってもらえるよう、全てボランティア運営にて開催するフェスティバルです。 (*公式ページより引用) 【フラメンコ2030 公式サイト】 https://flamenco2030.com/ >>>>>
- 第4回フラメンコWebフェスティバル結果発表
(lunes, 5 de febrero 2024) フラメンコ界の復興と発展を目指して活動を展開する「Flamenco2030」主催の、視聴者投票による動画コンテスト「第4回フラメンコWebフェスティバル」の結果が発表されました。 応募動画数18本の中から、最優秀賞をはじめ裾野拡大貢献賞やエンターテインメント賞、各スポンサー賞などの受賞作品が選ばれました。 ◎投票期間:2023年12月24日(日)~2024年1月28日(日) •投票数:431票 •動画総再生回数:1,914回 •動画特設サイト:https://www.flamencovideo.net/ (2024年5月末まで視聴できます) 各入賞作品は、以下の通りです。 (※作品名は「エントリーNo. 参加者名/動画のタイトル/曲名」の順に表記。敬称略) ◆最優秀賞 (総合評価で一番得票数が多い作品) No.5 タマラ・ラボ/Violín Siguiriya 〜バイオリンのシギリージャ〜/モリアーティのテーマ「シャーロックホームズ」オリジナルサウンドトラックより(作曲:平松加奈) *受賞者インタビューはこちら ◆優秀賞 (3作品/以下エントリーNo.順) No.4 牧野 貴史(マキノ タカフミ): ギター、パルマ/稲葉 晶子(イナバ アキコ): パルマ/Dos Guitarras~Camino del Viento (Bulerias)/Camino del Viento (風のとおり道) No.10 岐阜フラメンコ絵巻/岐阜フラメンコサークルエルビエント/美濃和傘タンゴ No.14 内田好美/DEVELOPING〜発展途上〜/カーニャ(ORIGINAL TECNO) ◆入賞 (5作品/以下エントリーNo.順) No.3 Pianillos(ピアニージョス)黒川あかね、篠田恭代/espíritu/siguiriya No.6 井上奈緒/カジュアルフラメンコ/DE MI NOMBRE No.8 日本に恋した、フラメンコ/着物でセビジャーナスen Sevilla/セビジャーナス(てぃんさぐぬ花、春の舞い、こんぴら船船) No.11 Ren Imoto/初めての自作ブレリア/Bulerías No.12 飯塚 真紀 相田 繭佳 青木 麻奈 kaco 笠 美日 山崎 双葉/童謡ゾウさんブレリア en Jerez /Bulerías ◆裾野拡大貢献賞 (裾野拡大貢献評価で一番得票数が多い作品) No.8 日本に恋した、フラメンコ/着物でセビジャーナスen Sevilla/セビジャーナス(てぃんさぐぬ花、春の舞い、こんぴら船船) ◆エンターテインメント賞 (エンターテインメント評価で一番得票数が多い作品) No.4 牧野 貴史(マキノ タカフミ): ギター、パルマ/稲葉 晶子(イナバ アキコ): パルマ/Dos Guitarras~Camino del Viento (Bulerias)/Camino del Viento (風のとおり道) ◆スポンサー賞 (上記の賞とは別枠で、協賛各社それぞれの選考による受賞作品) ◎青山TORO賞 賞品/ライブ招待券1名様 (有効期限2025年2月末まで) 選考コメント/透き通る伸びやかでパンチがある声に惹かれました。白い背景、白黒の映像の編集もセンスが光っていました。若手のお二人のますますのご活躍を楽しみにしています。 No.15 菅沼聖隆、Aimi/Solea por bulería/Solea por bulería ◎アクースティカ賞 賞品/フラメンコCDを3枚 選考コメント/タンゴ、ルンバの4拍子系を素のまま色っぽく踊る勇気を買いました。 No.6 井上奈緒/カジュアルフラメンコ/DE MI NOMBRE ◎atelier BENIKO賞 賞品/エプロン&ピキージョセット 選考コメント/フラメンコを力まず気取らず楽しんでいる雰囲気が素敵だなと思いました。 No.9 ラスピエドラス(ちえみみちこようこyりょうこ)/野中亮子と素敵な仲間たち/ハレオ 〜ラ ニーニャ デ ラ ベンターナ〜 ◎S.I.E. co.,Ltd賞 賞品/ギター弦 選考コメント/スペインの情景が浮かんでくるような素晴らしい演奏でした! 初めてブレリアを作ったとは思えないほどの完成度だと思います。 仕事柄、使用されているネグラのギターが気になりますので、 差し支えなければご教示いただきたいです。 井本錬さんの今後の活躍をお祈りしております! No.11 Ren Imoto/初めての自作ブレリア/Bulerías ◎エンリケ坂井賞 賞品/グランクロニカのCD 5枚 選考コメント/バイレ、ギターの事は他の人に任せて私はカンテのみを選ぶことにしました。その根幹はアフィシオン。カンテでエントリーした人達は勿論カンテが好きなのですが、アフィシオンの深さや、それやこれや…私の独断と偏見でエントリーナンバー16番、中村一郎さんと島田さんに決定しました。更なる精進を期待しています。 No.16 ギター島田武、カンテ中村一郎/タブラオにて/ペテネラ ◎OFC賞 賞品/レースシージョ&アバニコ 選考コメント/上半身のアイレを取り込むブラッソがきれいでした。今後の活躍を期待してます。 No.6 井上奈緒/カジュアルフラメンコ/DE MI NOMBRE ◎カサアルティスタ賞 賞品/ライブ招待券1名様 (有効期限2025年2月末まで) 選考コメント/全員の真剣な眼差しや、緊張感など、普段タブラオで感じているドキドキをかっこいい音楽と映像で味わう事が出来ました。 No.5 タマラ・ラボ/Violín Siguiriya ~バイオリンのシギリージャ~/モリアーティのテーマ「シャーロックホームズ」オリジナルサウンドトラックより(作曲:平松加奈) ◎ソニアジョーンズ賞 賞品/2万円商品券(販売会でご利用可能)、 ピキージョ&エプロンセット 選考コメント/美しいギターの音色に心癒されました。ブレリアの粋さの中にも穏やかな自然の光を感じました。 No.4 牧野 貴史(マキノ タカフミ): ギター、稲葉 晶子(イナバ アキコ): パルマ/Dos Guitarras~Camino del Viento (Bulerias)/Camino del Viento (風のとおり道) ◎ナジャハウス賞 賞品/ナジャハウス3万円商品券 選考コメント/フラメンコというジャンルを超えた内田さん独自の世界観に共感を覚えました。映像的にも以前より進化していて印象に残りました。 No.14 内田好美/DEVELOPING~発展途上~/カーニャ(ORIGINAL TECNO) ◎Flamenco fan賞 賞品/結果掲載、優勝者インタビュー(記事はこちら) ◎ファルーカ賞 賞品/結果掲載、優勝者インタビュー(4月1日 号) ◎プリメラギター社賞 賞品/ギター弦10セット 選考コメント/グラナイーナの切ないメロディから後半の甘いメロディが心地良い。これからもご活躍期待しています。 No.18 栗原武啓/家でのんびりフラメンコ/La Cartuja グラナイーナ ◎マンサニージャ賞 賞品/マンサニージャ商品券3万円分 選考コメント/真摯に向き合う姿勢を感じ、魅力的な音色とノリが聞いていて心地良かったです。 No.11 Ren Imoto/初めての自作ブレリア/Bulerías ◎ラバリーカ賞 賞品/ライブ招待券1名様 (有効期限2025年2月末まで) 選考コメント/自然体で紡がれる川の流れのようなファルセータで、湧き水が小さな川になり、勢いよく、時に穏やかに、最後は海へと広がっていくような景色をイメージしました。東京の浅草橋ラ•バリーカは遠いとは思うのですが、ご来店、ご出演の機会がありますように。 No.11 Ren Imoto/初めての自作ブレリア/Bulerías ☆投票で参加した視聴者からのコメントの一部を、flamenco2030サイトでの結果発表で紹介しています。 https://flamenco2030.com/webfes4-kekka/ ☆全ビデオ紹介/感想コメント スペイン在住フラメンコジャーナリスト志風恭子さんによる講評はこちらから。 https://flamenco2030.com/webfes4-kansou/ >>>>>
- 新・フラメンコのあした vol.15
(lunes, 6 de mayo 2024) 20年以上にわたりスペインで活動するジャーナリスト東敬子が、今気になるスペインフラメンコのあれこれを毎月お届けします。今月も、昨年秋にマドリードで行われた第18回「スマ・フラメンカ」フェスティバルで上演された作品から、ニノ・デ・ロス・レジェスの舞台についてのリポートです。 ニノ・デ・ロス・レジェス 『ブエルタ・アル・ソル』 「スマ・フラメンカ」フェスティバル カナル劇場・黒の間、マドリード、スペイン 2023年10月29日 Nino de los Reyes “Vuelta al Sol” Festival Suma Flamenca, Teatros del Canal - Sala Negra, Madrid. 29 de octubre 2023 文:東 敬子 画像:宣伝素材 / 東 敬子 Texto: Keiko Higashi Fotos: Promoción / Keiko Higashi 日本でフラメンコを習い始め、「この道でご飯を食べていきたい」と思うに至った練習生にとって、降りかかってくる最初にして最大の難関が、自分は外国人であるという事実です。 練習生の時、自国で活動している間は、スペイン人も「上手」と褒めてくれるし、実際、素晴らしいテクニックや味を持つ日本人もたくさんいるでしょう。でも、スペインの地でプロとして活動するとなったら、話は別です。フラメンコにおいて、この「スペイン人ではない」という事実は、人々の頭からは中々消えない。2020年代の現在も、まだまだこの壁は厚いのが現実です。 だからもしスペインで、いちアーティストとして成功したいと思ったら、本物のフラメンコを追求することはもちろんですが、その偏見を吹き飛ばす「何か」を持った、特別な存在でなければならない。人種やバックグラウンドを超えて、人の目を惹きつけて止まない「自分」を持ったアーティストでなければならないのです。 だからこそ、バイラオール、ニノ・デ・ロス・レジェスは偉大な存在と言えるでしょう。皆さんは彼の踊りを見たことがありますか? 名前も知らないという人がいたら、うーん、もったいない。もしあなたがプロとしてスペインで活動したいと思っているのなら、彼は、そのバックグラウンドを知り、一度は観て感じてほしい踊り手の一人です。 今回、「スマ・フラメンカ2023」フェスティバルで世界初演された『ブエルタ・アル・ソル』では、38歳となった彼のこれまで、そしてこれからを、存分に披露しました。 ○ニノ・デ・ロス・レジェスってどんな人? 父はスペイン人のバイラオール、ラモン・デ・ロス・レジェス。母はフィリピン出身の舞踊家、クララ・ラモーナ。二人はアメリカ・ボストンの舞踊コンサーバトリーで出会います。そして1985年、彼らの次男としてニノが誕生しました。その後ニノは4歳の時にスペイン・マドリードに移住し、この地でフラメンコ人生を歩んでいくことになります。 母の舞踊団で、兄のイサーク・デ・ロス・レジェスと共に、6歳でプロデビュー。天性のリズム感とフラメンコ性。母から学んだエレガンスを兼ね備えた彼は、まだ10代の頃からエル・グイトやエンリケ・モレンテらのレジェンドたちを始め、カルメン・コルテスやハビエル・バロンなど、様々な舞踊団で活躍することとなります。 彼はまさに、2000年代のマドリード・フラメンコシーンの申し子と言えるでしょう。毎日どこかで大小の公演が行われ、タブラオやフラメンコバルも活気に満ちていたあの頃のマドリードでは、アンダルシアやバルセロナから出稼ぎに来ているアーティストもたくさんいて、まさにフラメンコの中心地。地下鉄ティルソ・デ・モリーナ駅から、フラメンコスタジオのアモール・デ・ディオスがあるアントン・マルティン駅までの道では、いつも誰かしらアーティストに遭遇したものです。ホアキン・コルテスもこのあたりに住んでいましたね。 そんな中、ニノはスタジオだけでなく、ストリートでも、フラメンコにどっぷり浸かってその青春を過ごしました。アラフォーとなった今でも、彼の踊りの中にある遊び心やライブ感は、彼が10代の頃のそれと全く変わらない。今公演でも、カンテのエル・カニート、ギターのイスラエル・セレドゥエラ、パーカッションのルッキー・ロサーダと共に繰り出す即興感あふれるセッションは、私にあの時代の空気を思い出させてくれ、ワクワクを再び呼び覚ませてくれました。 当夜はステージと客席が近い小さい会場で行われましたが、その前に彼を観た時は野外の大きい会場だったので、それと比べると今回の臨場感は段違いでした。リズム感の凄さや足の速さももちろんですが、そこにあるなんとも言えない重さも、見応えがあります。 年齢による体力の衰えは感じました。苦しそうな顔が時折見える。息も上がっている。でも、全力疾走をやめない。それも彼の生き様なのかなと思いました。そして、いろんな場所でいろんな人と接して自分の世界を広げてきたけれど、やっぱり自分はこれなんだ、ここなんだ、というフラメンコへの向き合い方も、目の前でまざまざと見せてくれました。 2010年にソリストとして発表した『オリへン』で数々の賞を受賞。その後、様々なアーティストと共演し、示してきたその類まれな音楽性がジャズ界の巨匠チック・コリア(1941-2021)の目に留まり、彼の“ザ・スパニッシュ・バンド”に参加します。6年間のツアーを通して、全世界でその踊りを披露。そして参加したコリアのアルバム『アンティドット』(2019)で、フラメンコの踊り手としては初めて米国のグラミー賞を受賞しました。現在はスペインで活動するほか、メキシコの舞踊学校「ラス・カバレス・エン・グアダラハラ」のクリエイティブ・ディレクターを務め、2023年にはアメリカ・ロサンジェルスのバークリー音楽大学にて客員教授も務めました。 本物のフラメンコ性を示し、これだけ世界で求められてもなお、フラメンコ界では彼の出身にこだわる人たちがまだ沢山います。あなたはどうですか。フラメンコはヘレス出身じゃなきゃだめですか? 私はあなたに、ニノ・デ・ロス・レジェスのフラメンコを、その目で観てほしいと願っています。 【筆者プロフィール】 東 敬子 (ひがし けいこ)/フラメンコ及びスペインカルチャーのジャーナリストとして、1999年よりマドリード(スペイン)に在住し執筆活動を続ける。スペインに特化したサイト thespanishwhiskers.com(https://spanishwhiskers.com/?page_id=326)を主宰。 >>>>>
- La Serpiente ~蛇になった女~
(原案:安珍と清姫) (domingo, 5 de mayo 2024) 2023年11月3日(金祝) セシオン杉並(東京都) (公益財団法人スペイン舞踊振興MARUWA財団令和2年度助成事業) 写真/武重到 Fotos por Itaru Takeshige 文/金子功子 Texto por Noriko Kaneko これまで数々の劇場公演を手掛けてきたフラメンコダンサー、田村陽子の『舞踊生活活動25周年記念公演』としての創作フラメンコ公演が上演された。本来は2020年に上演予定だったが、世界的パンデミックを受け延期を余儀なくされ、状況が落ち着きスペインから出演アーティストらを招聘できるようになり、待ちに待った開催となった。 作品の原案は、紀州道成寺にまつわる有名な安珍清姫伝説。かねてより舞台化を目指して作品をあたため続け、10年に及ぶ構想期間を経て作り上げた渾身の一作だ。 舞台は休憩を挟んでの全2幕。冒頭のプロローグでは、何かに追われているように息を切らして走りながら一人の男が登場。このような状況に至った経緯を振り返るような形で、物語が展開していく。 とある村祭りで出会った男と女。一目会った時から恋に落ち、二人は再会を約束するが、男には妻がいて女との約束を裏切ってしまう。女は怒り狂い、逃げる男を追いかけ河を渡るうちに、その強い情念の末に蛇の姿へと変身する。口からは炎を吐き出し、それは次第に大きくなり蛇になった女とともに男をさらに追い詰めていく、というストーリーだ。 主演の田村が一人二役を好演。舞台前半では恋する女性の幸せな様子を、バイオリンの甘美な音色とともに踊り、喜びや愛らしさを表現。そして男の裏切りに怒り狂い蛇へと変身してからは、男を追い詰めていく女の情念や狂気を徹底して演じ切った。怨念の業火でついに男を焼き尽くした後、遺された灰と靴を見て笑い声をあげる場面では、その死を悲しむどころか復讐を遂げたことを喜ぶほどの、人間の業のような情念がよく表れていて強烈な印象を残した。 裏切った男役のヘスス・オルテガは、一見優しく紳士的だがその一方で女性に弱い面も見せる。美しい女の魅力に惹かれるものの、結局は安らぎを与えてくれる妻のもとへ戻ったことで、蛇になった女から追われる羽目に。逃げた末に身を隠した洞窟で踊るソロのタラントは、確かな踊りの中にも不安そうに怯えた様子や後悔の念が滲む。 炎役のクリスティアン・ペレスは、奇抜なメイクや衣装もさることながら、その表情やしぐさ、踊りで抽象的な存在である「炎」をうまく表現した。炎の化身とはまさにこんな感じか、あるいは炎の妖精と呼んでも良いかもしれない。蛇に変身した女と共に裏切り者である男を追い詰めていく様子は、何をしでかすか分からないような危うさも伴い、躍動的でドラマティックで目が離せなかった。 群舞による演出も、バリエーションに富んだ構成で素晴らしかった。はじめの村祭りの場面での賑わいや、女が蛇に姿を変える河の流れや渦を表現したり、また男を業火に包む炎になったりと、緩急つけたフォーメーションやそれぞれのテーマに沿った統一感のある衣装によりうまく演出されていた。 ソロの舞踊手たちの技術の確かさや表現豊かな踊りは、期待通り十分見応えがあった。そして群舞による多彩で柔軟な表現は、踊りは言葉以上に雄弁に、様々なことを表現できるという舞踊表現の可能性や面白さも私たちに教えてくれた。劇場公演の作品作りはもちろん簡単にできるようなものではないが、様々な創意工夫が詰まった見応えのあるフラメンコ作品を、これからも楽しみにしたいものである。 【出演】 田村陽子(女/蛇) ヘスス・オルテガ(男) クリスティアン・ペレス(炎) 浅見純子(妻) 正木清香 ヴォダルツ・クララ 久保田晴菜 脇川愛 松田知也(小島章司舞踊団所属) 中原潤 ロサリオ・アマドール(歌) パコ・エル・プラテアオ(歌) ラモン・アマドール(ギター) 平松加奈(バイオリン) 海沼正利(パーカッション) >>>>>
- NEO FLAMENCO PROJECT BEGINS VOL.2
(jueves, 2 de mayo 2024) 昨年12月にフラメンコダンサー中原潤さんをフィーチャーした形の1stライブを大成功させたネオフラメンコプロジェクトの第2弾となる公演が、6月27日に東京・イイノホールで開催されます。 現在米バークリー音楽大学に奨学生として在籍中のパーカッショニスト、ラファエル・モイセ・エレディアさんが音楽監督を務め、国内外で活躍中のフラメンコギターデュオ徳永兄弟をはじめフラメンコダンサーの中原潤さんと鈴木時丹さん、カンタオールの阿部真さんらと共に素晴らしいミュージシャンが集結し、これまでのフラメンコの概念を塗り替えるような新しい音楽と踊りの表現に挑みます。 才能溢れるアーティストたちが繰り出す新しいステージを、ぜひお見逃しなく! 【ネオフラメンコプロジェクト BEGINS VOL.2】 [日時] 2024年6月27日(木) プログラムA 16時開演(15:30開場) プログラムB 19時開演(18:30開場) [場所]イイノホール(東京・霞が関) [出演] ラファエル・モイセ・エレディア(音楽監督/パーカッション) 中原潤(ダンス&パルマ) 鈴木時丹(ダンス&パルマ) 徳永兄弟(フラメンコギター) 森田悠介(ベース) KAN(パーカッション) 阿部真(ゲスト/カンテ) [チケット料金] 全席指定、税込 限定スペシャルシート8,000円 S席6,000円 [チケット発売] ローソンチケット https://l-tike.com/nfp/ イープラス https://eplus.jp/nfp/ チケットぴあ https://w.pia.jp/t/nfp/ MITT TICKET TEL: 03-6265-3201(平日12~17時) [問] MITT TICKET TEL: 03-6265-3201(平日12~17時) >>>>>
- スペインNews 5月号・2024
(miércoles, 1 de mayo 2024) 文・写真/志風恭子 Texto y fotos por Kyoko Shikaze 4月といえば日本では桜や、年度はじめの入学式や入社式というイメージかと思いますが、セビージャではなんといってもフェリア、です。セビージャの春祭り、という呼び名で日本では知られていますが正式名称はフェリア・デ・アブリル、4月のお祭りです。通常、聖週間の2週間後に行われますが、毎年時期が変わる聖週間に合わせ、5月の開催となる場合は4月中にはじめられるよう、1週間後に行われることもあります。かつては月曜の夜に始まりましたが、2017年からは土曜に点灯式が行われ、次の土曜に花火で閉幕となっています。 フェリアといえばセビジャーナス。老いも若きも歌い踊って楽しむのがセビージャ。そのセビジャーナスも変わってきています。今年、最もよく聞かれたのはオマル・モンテスの『ラ・セビジャーナ』。マドリード出身のヒップホップ系の歌手が歌ったこの曲はリリースされるとすぐに、Spotifyでの最もよく聴かれたセビジャーナス1位に躍り出ました。セビジャーナスはフラメンコの歌い手も歌うことはありますが、基本、セビジャーナス専門の歌手やグループが歌うもの、という常識が覆された形です。保守的なセビジャーナス好きは否定的にみているようですが、裾野が広がるという意味では良いことのようにも思います。 プロモーションビデオはセビージャのトレスミルという、フラメンコ映画の舞台にもなった地区で撮影されています。なお、彼には他にもイスラエル・フェルナンデスやファルキートらと共演している曲やビデオもあります。 なお、フェリアと呼ばれる、仮設小屋が立ち並ぶ会場で歌ったり踊ったりというお祭りはセビージャだけでなく、5月にはヘレスやコルドバ、6月にはグラナダ, 8月にはマラガといった具合に、アンダルシア各地で楽しまれています。 【ビエナル、プログラム発表】 アントニオ・マイレーナ胸像の前での発表。話しているのはセビージャ市長 ©︎ La Bienal 4月9日、世界最大のフラメンコ祭、セビージャのビエナルのプログラムが発表されました。前回は前衛的な舞踊作品に偏っているのではと批判されたりしたこともあってか、カンテ公演やオーソドックスなフラメンコ公演も多いけど、最先端の舞踊作品も含むというバランスの良いプログラムになっているように思います。すでに前売り券は発売されており、売り切れとなっている公演もあるようです。秋のセビージャでビエナル公演を見たいと思っている方はお急ぎくださいね。 ◇第23回ビエナル・デ・フラメンコ 9/12(木)20時30分『開幕ガラ カウダル』 [出]〈g〉トマティート、ディエゴ・デル・モラオ、ホセ・デル・トマテ、ホセ・マリア・バンデーラ、アントニオ・サンチェス、パケーテ、〈c〉ミゲル・ポベーダ、イスラエル・フェルナンデス、アウロラ・バルガス、〈b〉ファルキート [場]セビージャ マエストランサ劇場 9/13(金)、14(土)18時30分、15(日)12時30分『マヌアル・デ・フラメンコ・パラ・ファミリア』 [出]〈b〉レオノール・レアル [場]セビージャ カイシャ・フォーラム 9/13(金)20時30分『フェデリコ・イ・エル・カンテ』 [出]〈c〉ミゲル・ポベーダ [場]セビージャ マエストランサ劇場 9/13(金)23時『トダ・ウナ・ビダ』 [出]〈c〉エンリケ・エル・エストレメーニョ 9/14(土)19時『エル・コロール・デ・ミ・ソニード』 [出]〈g〉マノロ・フランコ [場]セビージャ エスパシオ・トゥリーナ 9/14(土)20時30分『ディセン・ケ・パラ・カンタル』 [出]〈c〉ぺドロ・エル・グラナイーノ [場]セビージャ アウディトリオ・カルトゥハ(カナダ館) 9/14(土)23時『マタリフェ・パライソ』 [出]〈b〉アンドレス・マリン、アナ・モラーレス [場]セビージャ セントラル劇場 9/15(日)19時『エントレ・ドス・ギターラ』 [出]〈c〉セグンド・ファルコン、〈g〉パコ・ハラーナ、ラファエル・ロドリゲス [場]セビージャ エスパシオ・トゥリーナ 9/15(日)20時30分『ムエルタ・デ・アモール』 [出]〈b〉マヌエル・リニャン [場]セビージャ マエストランサ劇場 9/15(日)23時『エレメントス』 [出]〈sax〉ガウタマ・デル・カンポ、〈ベース〉ぺぺ・バオ、〈perc〉ティノ・ディ・ジェラルド、〈g〉エセキエル・レイナ、〈vocal〉 カラオスクラ [場]セビージャ アラメーダ劇場 9/16(月)21時30分『クアンド・サレ・ラ・アウロラ』 [出]〈c〉アウロラ・バルガス [場]セビージャ レアル・アルカサール 9/16(月)23時『エン・エステ・ディア、エン・エステ・ディア』 [出]〈b〉フロレンシア・オス [場]セビージャ セントラル劇場 9/17(火)21時『ベルソ・リブレ』 [出]〈b〉マリア・モレーノ [場]セビージャ カルトゥハ修道院 9/17(火)21時30分『ポル・ロス・シグロス・デル・カンテ』 [出]〈c〉ホセ・デ・ラ・トマサ、カリスト・サンチェス、フアン・ビジャール、マルセロ・ソウサ、ロメリート・デ・ヘレス、ナノ・デ・ヘレス [場]セビージャ レアル・アルカサール 9/18(水)21時30分 [出]〈c〉イネス・バカン、マカニータ、〈piano〉ぺドロ・リカルド・ミーニョ [場]セビージャ レアル・アルカサール 9/18(水)23時『コメディア・シン・ティトゥロ』 [出]〈b〉ウルスラ・ロペス [場]セビージャ セントラル劇場 9/19(木)20時30分『フイ・ピエラ』 [出]〈c〉ラファエル・デ・ウトレーラ [場]セビージャ アウディトリオ・カルトゥハ(カナダ館) 9/19(木)23時『『ベンゴ・デ・ミ・エストレマドゥーラ』 [出]〈c〉〈c〉グアディアナ、フアンフラ・カラスコ、〈g〉ミゲル・バルガス、フアン・バルガス [場]セビージャ ムエジェ・カマロネーロ 9/20(金)19時『ジャント・フラメンコ・デ・ラ・ギターラ』 [出]〈g〉ペドロ・シエラ [場]セビージャ エスパシオ・トゥリーナ 9/20(金)21時30『プーロ・イ・サルバヘ』 [出]〈c〉エル・ペレ、〈b〉アントニオ・カナーレス、〈g〉ホセ・アントニオ・ロドリゲス [場]セビージャ レアル・アルカサール 9/20(金)23時『プエンテ・マヒコ』 [出]〈g〉リカルド・ミーニョ、〈シタール〉グアルベルト [場]セビージャ ムエジェ・カマロネーロ 9/21(土)19時『アルゴリトモ』 [出]〈g〉ホセ・デル・トマテ、ジョニ・ヒメネス、〈c〉イスマエル・エル・ボラ [場]セビージャ エスパシオ・トゥリーナ 9/21(土)20時30分『ウン・マル・デ・カンテス』 [出]〈c〉アルカンヘル [場]セビージャ マエストランサ劇場 9/21(土)23時『テリトリオ・ヘレス』 [出]〈c〉フアナ・ラ・デル・ピパ、エセキエル・ベニテス、ダビ・カルピオ、マヌエル・モンへ、〈g〉マヌエル・バレンシア [場]セビージャ ムエジェ・カマロネーロ 9/22(日)12時、21時『エスカルラッティアナス』』 [出]〈piano〉ドランテス [場]セビージャ ルイス・デ・ロス・フランセセス教会 9/22(日)19時『アルベニス・フラメンコ』 [出]〈g〉ミゲル・アンヘル・コルテス、ホセ・マリア・ガジャルド [場]セビージャ エスパシオ・トゥリナ 9/22(日)21時30分『パ・ケ・メ・ジャマス』 [出]サルマリナ、マリア・デ・ラ・コリーナ、フアン・ラファエル、ホセ・ルイス・ペレス・ベラ、ベアトリス、ロメロ [場]セビージャ レアル・アルカサル 9/22(日)23時『カンテス・デ・オトロ・ティエンポ』 [出]〈c〉イスラエル・フェルナンデス、〈g〉アントニオ・エル・レロヘロ [場]セビージャ アラメーダ劇場 9/23(月)20時30分『ピネーダ』 [出]〈b〉アンダルシア舞踊団 [場]セビージャ マエストランサ劇場 9/23(月)23時『フィリグラナ』 [出]〈c〉エル・トゥリー、エル・ペレーテ [場]セビージャ アラメーダ劇場 9/24(火)21時30分『ネルハ』 [出]〈g〉ラファエル・リケーニ、アレハンドロ・ウルタード [場]セビージャ レアル・アルカサール 9/24(火)23時『アプレ・ボウス、マダム』 [出]〈b〉パウラ・コミトレ [場][場]セビージャ セントラル劇場 9/25(水)20時30分『ソロ・ア・セビージャ』 [出]〈b〉エバ・ジェルバブエナ [場]セビージャ マエストランサ劇場 9/25(水)23時『デ・ロス・ブエノス・マナンティアレス』 [出]〈c〉マヌエル・デ・ラ・トマサ、レラ・ソト [場]セビージャ マエストランサ劇場 9/26(木)20時30分『エストゥディオ・ソブレ・ロス・カンテス・デ・レブリーハ』 [出]〈c〉ホセ・バレンシア [場]セビージャ アウディトリオ・カルトゥハ(カナダ館) 9/26(木)23時『クレアビバ』 [出]〈b〉ラファエラ・カラスコ [場]セビージャ セントラル劇場 9/27(金)19時『カジェホン・デル・アルテ』 [出]〈g〉ダビ・デ・アラアル [場]セビージャ エスパシオ・トゥリーナ 9/27(金)20時30分『レシタル・デ・バイレ』 [出]〈b〉ファルキート [場]セビージャ マエストランサ劇場 9/27(金)23時『カンタオーレス・ケ・バイラン』 [出]〈c〉カンカニージャ、エル・プリリ [場]セビージャ アラメーダ劇場 9/28(土)19時『エル・ケ・バ・コンミゴ・イ・ジョ』 [出]〈g〉フアン・カルロス・ロメロ [場]セビージャ エスパシオ・トゥリーナ 9/28(土)20時30分『コラソネス・デ・アグア』 [出]〈c〉エスペランサ・フェルナンデス [場]セビージャ アウディトリオ・カルトゥハ(カナダ館) 9/28(土)23時『オルビダダス、ア・ラス・シン・ソンブラス』 [出]〈b〉メルセデス・デ・コルドバ [場]セビージャ セントラル劇場 9/29(日)19時『ラス・トレス・オリージャス』 [出]〈g〉マヌエル・バレンシア [場]セビージャ エスパシオ・トゥリーナ 9/29(日)20時30分『コモ・エル・アベ・フェニックス』 [出]〈b〉マヌエラ・カラスコ [場][場]セビージャ マエストランサ劇場 9/29(日)21時『マタンセラ』 [出]〈c〉ラ・カイタ、ラ・トレメンディータ [場]セビージャ カルトゥハ修道院 9/30(月)21時『66パロス』 [出]〈b〉フアン・デ・フアン [場]セビージャ カルトゥハ修道院 9/30(月)23時『デサンパラオ』 [出]〈c〉ダビ・パロマル [場]セビージャ アラメーダ劇場 10/1(火)20時30分『ソノリダ・M』 [出]〈c〉アルヘンティーナ [場]セビージャ マエストランサ劇場 10/1(火)23時『クチャロン、イ・パソ・アトラス』 [出]〈b〉ホアキン・グリロ [場]セビージャ セントラル劇場 10/2(水)20時30分『アスタ・レヒア』 [出]〈c〉マリア・テレモート、ヘスス・メンデス [場]セビージャ アウディトリオ・カルトゥハ 10/2(水)23時『エン・クエルポ・イ・アルマ』 [出]〈b〉マヌエラ・カルピオ [場]セビージャ アラメーダ劇場 10/3(木)21時『50アニョス・デル・カンテ』 [出]〈c〉ホセ・デ・ラ・トマサ [場]セビージャ カルトゥハ修道院 10/3(木)23時『カプリチョ』 [出]〈b〉ハビエル・バロン、ロサリオ・トレド [場]セビージャ セントラル劇場 10/4(金)19時『エンクエントロ』 [出]〈g〉リカルド・モレノ、ニーニョ・ホセーレ [場]セビージャ エスパシオ・トゥリーナ 10/4(金)20時30分『コン・アセント・XL』 [出]〈fl〉セルヒオ・デ・ロペ、〈piano〉チコ・ペレス [場]セビージャ アウディトリオ・カルトゥハ(カナダ館) 10/4(金)23時『25アニョス・デ・ノチェ・デ・フラメンコ・イ・ブルース』 [出]〈g〉ライムンド・アマドール、エミリオ・カラカフェ [場]セビージャ アラメーダ劇場 10/5(土)20時30分『カルメン』 [出]〈b〉イスラエル・ガルバン、セビージャ交響楽団 [場]セビージャ マエストランサ劇場 [問]https://www.labienal.com/ 出演アーティストたちと市長、監督ら。©︎ La Bienal 【タリア賞】 昨年始まった、スペイン舞台芸術アカデミーによるタリア賞。4月22日、第2回の授賞式がマドリードのスペイン劇場、テアトロ・エスパニョールで行われました。演劇やミュージカル、クラシック作品などと共に舞踊部門もあり、昨年はイスラエル・ガルバン(男性舞踊家)、ロシオ・モリーナ(女性舞踊家)、マリア・パヘス(作品)とフラメンコが圧倒的な強さを見せましたが、今年も最優秀男性舞踊家賞を作品『バイレス・ロバードス』によりダビ・コリアが受賞しました。おめでとうございます。 ダビはセビージャ市郊外、ハポン(日本)さんという名字の町としても知られる、コリア・デル・リオの出身。セビージャの舞踊学院を経てスペイン国立バレエ団へ。退団後はマドリードのタブラオやラファエラ・カラスコ舞踊団で活躍。ラファエラ監督の元アンダルシア舞踊団では第一舞踊手、振付家、リハーサル監督を務めました。2019年作品『アノニモ』でヘレスのフェスティバル観客賞受賞、2020年には『ファンダンゴ』でヘレスの批評家賞、ビエナルの最優秀作品賞を受賞しています。 【カンテ・デ・ラス・ミーナス祭】 4月25日、今年のカンテ・デ・ラス・ミーナス祭のポスターが発表されました。今年で第63回となる歴史を誇る、名だたるアーティストたちを世に送り出したコンクールで知られるこのフェスティバルは、今年もムルシアのラ・ウニオンの町で、7月31日から8月10日まで開催されます。メインとなるのは、7日からのコンクールですが、その前にも第一線で活躍するアーティストによる公演や講演などが行われます。 セビージャからだとグラナダ経由のバスで8時間近くかかりますが、フラメンコ好きなら一度は訪れたいフェスティバルの一つだと思います。 なお、コンクールの出場は現在受付中です。締切は6月1日だそう。16歳以上であれば国籍不問です。 [URL] https://festivalcantedelasminas.org/bases-de-los-concursos-2024/ ◇カンテ・デ・ラス・ミーナス 8/2(金)23時『ポエマ・デル・カンテ・ホンド』 [出]〈c〉ミゲル・ポベーダ 8/3(土)23時『エスタンパス・フラメンカス』 [出]〈b〉スペイン国立バレエ団 8/4(日)23時『ルバト』 [出]〈g〉カルロス・ピニャーナ、ムルシア州立オーケストラ 8/5(月)23時『ソ・ラ・ナ&ラス・ミーナス・フラメンコ』 [出]〈b〉エドゥアルド・ゲレロ 他 8/6(火)23時『ソウレリア・デ・イダ・イ・ブエルタ』 [出]〈c〉ピティンゴ 8/7(水)〜9(金) コンクール準決勝 8/10(土) コンクール決勝 [場]ムルシア州ラ・ウニオン 旧公設市場 [問]前売り券 https://www.ticketmaster.es/artist/festival-internacional-del-cante-de-las-minas-entradas/67803 (写真)鉱夫の像。奥にメイン会場のカンテの殿堂/旧公設市場 ©︎ Kyoko Shikaze 【筆者プロフィール】 志風恭子(Kyoko Shikaze)/1987年よりスペイン在住。セビージャ大学フラメンコ学博士課程前期修了。パセオ通信員、通訳コーディネーターとして活躍。パコ・デ・ルシアをはじめ、多くのフラメンコ公演に携わる。 >>>>>
- 立川フラメンコ2024、まもなく開催!
(miércoles, 24 de abril 2024) 今年で21回目となる立川フラメンコが、5月2〜3日の2日間にわたり東京・立川で開催されます。 初日となる前夜祭では、踊りやフラメンコギターのライブステージが行われ、2日目はJR立川駅南口から続くすずらん通りでのストリート・セビジャーナスパレードや、ライブハウス会場でフラメンコライブが無料で楽しめます。 また、すずらん通りに設置された特設ステージでは、FLESPON全国学生フラメンコ連盟やフラメンコダンサー堀江朋子さんらプロアーティストによるスペシャル・ライブも行われます。 さらに今年は特設カセタもオープン再開。 カセタ(Caseta)とはスペイン・セビージャの春祭りで並ぶ小屋のこと。 今年の立川フラメンコではカセタ風の場所を用意して、中で飲食をしてくつろぎながらフラメンコライブを楽しむことができます。 お近くの人はぶらり気ままに、ちょっと遠くの人はわくわく遠足気分で、GWは立川へGO! 【立川フラメンコ2024】 2024年5月2日(木) 前夜祭:17時~20時50分/JRAウインズ立川A館 5月3日(金祝) メインイベント:11時~16時 ●フラメンコライブ(すずらん通り特設ステージ、JRAウインズ立川A館、ライブハウスBABEL、ライブハウス立川HeartBeat) ●すずらん通り路上セビジャーナスパレード (予定:12時~13時20分) ●特設カセタ/三幸駐車場屋上 12時~17時 (飲食販売、フードコート、フリーフラメンコステージ) [URL] https://flamenco-tachikawa.tokyo/ >>>>>
- わが心のスペイン vol.5
(lunes, 22 de abril 2024) 南房総と南スペインで田舎暮らしを楽しむ、石井崇が描くスペインの情景。 『道ばたの花』 セビリア近郊のカルモナは見晴らしが良く、たくさんの絵を描きました。 何も無い原野が広がり、アンダルシア地方の沃野が現れています。 その広大な風景に羊飼いの青年がよく似合います。 【プロフィール】 石井崇(Takashi Ishii)/画家。1942年東京・京橋生まれ。東京芸術大学卒業後、1975年単身スペインに渡り、村祭りを回るテキヤ業などでしのぐ。セビリア郊外アルカラ・デ・グアダイラに居住。1989年よりグラナダ・アルプハーラ(Alpujarra)地方にあるフェレイローラ村(Ferreirola)にアトリエを構え、今はフェレイローラ村と南房総館山をふたつの故郷とし、田舎暮らしを楽しんでいる。著作は「おれたちがジプシーだったとき」、「詩画集プラテーロとわたし」、「スペイン四季暦」、「南スペイン、白い村の陽だまりから」、画集「イシイタカシの世界」など。2004年「館山親善ふるさと大使」に任命、全国大学フラメンコ大会を企画。 ホームページ「イシイタカシの世界」 http://www.oliva2004.net/index.html >>>>>
- フラメンコ公演「Golpe2024」
(sábado, 20 de abril 2024) フラメンコ舞踊家の鍵田真由美、佐藤浩希らが率いる実力派フラメンコ舞踊団 、ARTE Y SOLERA(アルテ イ ソレラ)が2020と2021年に上演して好評を博したフラメンコ公演「Golpe」が3年ぶりに開催されます。 今回も今井翼を特別出演に迎え、この舞台でしか体験できない情熱的で華麗なフラメンコ・ライブを繰り広げます。 【フラメンコ公演「Golpe2024」】 http://arte-y-solera.com/new/10565/ [出演] 鍵田真由美、佐藤浩希 東陽子、工藤朋子、中里眞央、矢野吉峰、三四郎 関祐三子、柴崎沙里、小西みと、辻めぐみ、辻陽満里、山﨑嬉星、小野寺麻佑 中島千絵(ピアノ/ヴォーカル)、斎藤誠(フラメンコギター) 白澤美佳(ヴァイオリン)、浅野祥(津軽三味線) ※出演者が変更になる場合があります。 [特別出演] 今井 翼 [チケット] 指定席:8,800円(税込) ※未就学児入場不可 [制作] 松竹エンタテインメント、ARTE Y SOLERA 【埼玉公演】 2024年6月15日(土) [開場/開演] 【昼の部】OPEN 13:15 / START 14:00 【夕方の部】OPEN 16:15 / START 17:00 ※各公演90~120分程度を予定 ※昼の部と夕方の部は一部、内容が異なります。 [会場] ところざわサクラタウン ジャパンパビリオン HALL A (埼玉県所沢市東所沢和田3丁目31番地3) https://event-info.kadokawa.co.jp/event/golpe2024.html [プレイガイド] イープラス [オフィシャル1次先行] ※先着順 4月22日(月)12:00〜4月30日(火)23:59 https://eplus.jp/golpe2024/ [主催] KADOKAWA [問] KADOKAWAカスタマーサポート https://wwws.kadokawa.co.jp/support/mf/ 【石川公演】 2024年6月22日(土) [開場/開演] 12:45開場/13:30開演 [会場] 北國新聞赤羽ホール (石川県金沢市南町2番1号) [プレイガイド] 北國新聞読者サービスセンター 県立音楽堂チケットボックス 香林坊大和 ローソンチケット(Lコード:56678) チケットぴあ(Pコード:525-182) イープラス [主催] 北國芸術振興財団 [共催] 北國新聞社、石川県芸術文化協会 [問] 北國芸術振興財団(平日10:00~18:00) TEL:076-260-3555 Eメール: office@akabane-hall.jp https://hk-event.jp/event/ev_detail.php?ed_no=2456 >>>>>
- リレー連載:私の新人公演 -2023年の挑戦- 10
第10回 地紙直美 【バイレソロ部門/準奨励賞】 (jueves, 18 de abril 2024) フラメンコを志し、さらに高みを目指すために目標として掲げられる大舞台、新人公演。 昨年の入賞者に、挑戦へのきっかけや本番までの道のり、自身の経験や思い、これから挑戦する人に伝えたいことなどを語ってもらいました。 今期最終回となる第10回目は、バイレソロ部門で準奨励賞を受賞した地紙直美さんです。 舞台写真/一般社団法人日本フラメンコ協会 提供 編集/金子功子 Edición por Noriko Kaneko 新人公演は初挑戦でした。 エントリーした理由はいくつかありますが一番大きかった事は、とある感情をフラメンコに乗せて昇華させたいという思いからでした。日本の多くのフラメンコ関係者が注目してる「新人公演」を目標に定め、これに打ち込もうと思いました。 若い頃、当時の師匠に「新人公演に出てみない?」と声を掛けていただいたのですが、その頃の私は「そんな大それた事、絶対に無理」と思いました。 主婦業と育児とフルタイムで保育士をしながら、フラメンコにも没頭していた頃でした。時間も体力もいっぱいいっぱいで、自由になるお金もないから無理だと決めてしまっていました。 あれからの長い年月、ずっとフラメンコを追いかけ続けてきました。フリーになりフラメンコライブを企画しては踊り続け、教室を立ち上げて13年が経っていました。 そして時々ですが、新人公演を観に行っては、プログラムにコメントを書いたりして勝手に奨励賞を予想したりしていました。 その受賞者予想が、いつもかなりの確率で当たっていたんです。 それも出場してみようと思った理由の一つでした。 私が良いと思うフラメンコに真摯に取り組んで、選考委員の先生方に講評していただきたいと思いました。憧れの先生方からダメ出し、今後の課題をいただいて、もっと前進したかった。 私は愛媛県からの参加だったので、本番の2日前に東京入りし、スタジオを予約して疲れない程度に練習しました。 本番のタイムスケジュールを見た時は待ち時間が長いなと思っていたんですが、終わってみればそんな事無かったです。 ゆっくりヘアメイクして、出演者用に開放していただいた二階席でストレッチと瞑想をする時間が取れました。 これがとても良かったです。暗くてほとんど人が居ない場所なので、集中できる時間がとれて気が整いました。 楽屋がピリピリしてるかもと思っていましたが、それもそんな事なかった! 周りの出演者の方々とも少しお話しをして、皆さん親切でファスナー上げや安全ピン付けなど、衣装の事も助け合いました。 リハでは、様子を見る感じで踊ったら、バックの方々からそれぞれにアドバイスをいただきました。 あの3人の素晴らしいアーティスト達が後ろにいてくれた事がとても心強かったです。心内は倒れ込みたいくらい怖くなる時があり、お兄さん達(と呼んでます)にもたれたいくらいでしたが、全ては私の責任。私がしっかりと自分で立って踊らないと。 軸、呼吸、体幹、自然体でいる事、集中集中集中、と自分に言い聞かせました。 新人公演で願った事は、最後まで集中力が続くこと、エネルギーが満ちる事、バックのフラメンコが自分の根幹まで沁みる事でした。 この願いは、だいたいは叶いました。特にシギリージャは自分の奥深くまで浸透して痛いほどだった。 終わってみて「新人公演楽しかったですか?」と聞かれる事がありました。 新人公演は楽しいものと評判なのでしょうか? 私は、本番は決して楽しかったとは言えません。ですが、とても幸せな経験でした。 離婚して子ども達が成人し、やっと自由に好きな事に没頭して挑戦する事が出来ました。ありがたく、幸せな時間でした。 関係者の皆さま、応援して下さった皆さま、支えあった友達、心から感謝致します。 ギターのエミリオさん、カンテの有田さん、素晴らしいフラメンコをありがとうございました。 指導や構成のアドバイス、本番のパルマでも支えてくれた三枝雄輔さん、沢山の学びをいただきありがとうございました。 【プロフィール】 地紙 直美 (Naomi Jigami)/沖縄県出身 1996年 愛媛県にて加地恵理氏に師事 短期渡西を重ね多くのスペイン人アーティストに学ぶ 公演やライブに多数出演 2011年 地紙直美フラメンコ教室を開講し、後進の育成に励む 2023年 日本フラメンコ協会新人公演バイレソロ部門準奨励賞受賞 2024年6月より沖縄へ移住、愛媛と両県で活動予定 【新人公演とは】 一般社団法人日本フラメンコ協会(ANIF)が主催する、日本フラメンコ界の発展向上のため、次代を担うフラメンコ・アーティストの発掘および育成の場として、1991年から毎年夏に開催されている舞台公演。 プロフェッショナルへの登龍門として社会的に認知される一方、「新人公演は優劣順位をつけるためのものではなく、新人へのエールを送るために存在する」という当初からの理念に基づき、すべての出演者が主役であるとの考えから順位付けは行われません。 バイレソロ、ギター、カンテ、群舞の各部門に分かれ、若干名の出場者に奨励賞、またはその他の賞が与えられます。 (*一部、ANIF公式サイトより引用) >>>>>











