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- ウクライナに平和とアートを! クリスマスライブ&パーティー
(sábado, 29 de junio 2024) 2023年12月23日(土) 恵比寿サラ・アンダルーサ(東京) 写真/大森有起 Fotos por Yuki Omori ロシアによる軍事侵攻の影響で日本に暮らすウクライナ避難民に、少しでも楽しい時間を過ごしてもらいたいとの思いから、一般財団法人エルスール財団主催によるクリスマスフラメンコライブ&パーティーが開催されました。 プログラムは2部制で、第1部は5月から行われていた「ウクライナ語で学ぶフラメンコダンス」のクラスに参加したウクライナ人の受講生たちによるステージ。オープニングはウクライナの国旗をみんなで前に掲げながら国歌斉唱。プログラムの冊子には国歌の歌詞が記され、歌詞の意味に思いを馳せながらその歌声に耳を傾けました。 そして、ドランテスの有名なピアノフラメンコ曲「オロブロイ」をフラメンコの振付で披露したり、愛らしいフラメンコ衣装に着替えてタンゴを踊ったりと、たくさんの観客を前に少しはにかみながらも晴れ舞台を楽しんでいました。 1部の締めくくりはウクライナのクリスマスソング。クリスマスのコスチュームや小道具を使って和やかなひとときとなりました。 2部はプロのフラメンコアーティストらによるステージ。伊藤さんと永田さんのペアによるファンダンゴから始まり、カンテソロはタンゴ、伊藤さんは赤のバタデコーラに緑のマントンというクリスマスカラーでアレグリアスを披露。永田さんはバストンを使ってマルティネーテ&シギリージャを踊り、テイストが違う2曲の魅力をそれぞれ堪能しました。 最後は観客も舞台に上がってのセビジャーナス。照れながらも生演奏での踊りを楽しんでいました。 ロシアによる軍事侵攻をきっかけに、祖国を離れ日本という遠い国で暮らすことになったウクライナ人たちの不安や苦労は計り知れません。フラメンコを通しての今回のような文化交流が、異国での生活の不安を癒し、互いの理解を深め心に力を与えることの助けになってくれたら、その意義はとても大きいと言えるでしょう。 【フラメンコライブ出演】 永田健(踊り) 伊藤笑苗(踊り) 小松美保(歌) 今田央(ギター) >>>>>
- ガルロチ公演:ラ・モネタ&アベル・アラーナ グループ
(lunes, 26 de febrero 2024) 毎回スペインから素晴らしいアーティストらを招聘して開催される、東京・新宿ガルロチでのフラメンコ公演。今年のGWシーズンは、グラナダの至宝と名高い“ラ・モネタ”がガルロチに初出演します! 共演には味のある踊りが魅力的なバイラオールのアベル・アラーナ、カンテには円熟味のある歌声のメルセデス・コルテスとガルロチ2度目の出演となるファン・デ・ラ・マリア、ギターはモネタが絶対的な信頼を置くミゲル・イグレシアスと、必見のアーティストらが揃います。 プログラムはA・Bと2種類あり、それぞれの内容は本番までのお楽しみ。 ぜひ今年のGWはガルロチで、本格的なフラメンコShowを堪能してはいかがでしょうか。 ラ・モネタ&アベル・アラーナ グループ [期間] 2024年4月21日(日)~5月3日(金祝) ※4/30は休演 [会場] スペイン&地中海料理 Show レストランGARLOCHÍ (東京都新宿区新宿3-15-17 伊勢丹会館6F) [出演] バイレ(踊り) ラ・モネタ/アベル・アラーナ カンテ(歌) メルセデス・コルテス/ファン・デ・ラ・マリア ギター ミゲル・イグレシアス [チケット料金] 【週末料金】プレミアム席18,000円/特別席15,000円/普通席12,000円/子供・学生8,000円/障がい者5,000円 【平日料金】プレミアム席17,000円/特別席14,000円/普通席11,000円/子供・学生8,000円/障がい者5,000円 【昼公演】プレミアム席15,000円/特別席12,000円/普通席9,000円/子供・学生5,000円/障がい者2,000円 *1プレート&1ドリンク付き(昼公演は1ドリンク付き)、税込 *別途販売手数料がかかります。 [予約・問] WEB: https://t.livepocket.jp/p/garlochisonia Email: garlochilive@gmail.com 主催/株式会社バモス 協力/Showレストラン「ガルロチ」・「ソニアジョーンズ 」Sonia Johnes >>>>>
- "ラ・レポンパ"&ミゲル・アンヘル・エレディア グループ公演
(martes, 2 de julio 2024) 毎回スペインから素晴らしいアーティストらを招聘して開催される、東京・新宿ガルロチでのフラメンコ公演。今年のサマーシーズンは、 雰囲気のある力強い踊りが人気のラケル “ラ・レポンパ”と、マヌエル・リニャンの舞台作品”VIVA!”への出演でも注目を集めるミゲル・アンヘル・エレディアが登場します! カンテには日本でもおなじみの熟成された歌声が魅力のエル・ガジと、昨年のガルロチ公演で多くの人気を集めたイバン・カルピオが出演。ギターは職人気質でバイレやカンテの魅力を巧みに引き出すラモン・アマドールと、必見のアーティストらが揃います。 プログラムはA・Bと2種類用意されるので、できることならどちらも観たいところ。 今は超円安でスペイン旅行にはなかなか行けないけど、この夏休みはガルロチのフラメンコショーでスペイン気分を満喫してはいかがでしょうか。 "ラ・レポンパ"&ミゲル・アンヘル・エレディア グループ [期間]2024年7月19日(金)~7月30日(火) [会場] スペイン&地中海料理 Show レストランGARLOCHÍ (東京都新宿区新宿3-15-17 伊勢丹会館6F) [出演] バイレ(踊り) ラケル“ラ・レポンパ”/ミゲル・アンヘル・エレディア カンテ(歌)ダビ・エル・ガジ/イバン・カルピオ ギター ラモン・アマドール [チケット料金] 【週末料金(金・土・日・最終日)】 プレミアムシート19,000円/S席16,000円/A席13,000円/子供・学生9,000円/障がい者6,000円 【平日料金(月~木)】 プレミアムシート18,000円/S席15,000円/A席12,000円/子供・学生9,000円/障がい者6,000円 【昼公演】 プレミアムシート16,000円/S席13,000円/A席10,000円/子供・学生6,000円/障がい者3,000円 *1 プレート&1ドリンク付き(昼公演は1ドリンク付き)、税込 *別途販売手数料がかかります。 [予約・問] WEB: https://t.livepocket.jp/p/garlochisonia Email: garlochilive@gmail.com 主催/株式会社バモス 協力/Showレストラン「ガルロチ」・「ソニアジョーンズ 」Sonia Johnes >>>>>
- 特集:スマ・フラメンカ2023
(domingo, 17 de diciembre 2023) フラメンコの本場スペインでは、年間を通して大小さまざまなイベントやフェスティバルが各地で行われています。その中でも大規模なフラメンコ・フェスティバルの1つ、『スマ・フラメンカ』が今秋マドリードで開催されました。そのプログラムのラインナップや今年の総評などについて、20年以上にわたりスペインで活動するジャーナリスト東敬子さんがリポートします。 『スマ・フラメンカ 2023』フェスティバル 2023年9月21日-11月5日、マドリード、スペイン Festival SUMA FLAMENCA de Madrid 2023 21 Septiembre - 5 Noviembre 2023, Madrid, España 文: 東 敬子 Texto: Keiko Higashi 画像: 宣材写真 Fotos: material promocional マドリードで毎年行われるフラメンコの祭典「スマ・フラメンカ」は、初夏に行われる「フラメンコ・マドリード」と共に、スペインを代表する大規模なフェスティバルの一つとして、愛好家に親しまれています。 18回目を迎える今年2023年度は、マドリード市内7ヶ所の会場で44公演が行われ、198名のアーティストが出演しました。第一線で活躍するアーティストが一堂に会し嬉しい悲鳴をあげた今回のスマ・フラメンカですが、目玉となったのは、やはり世界初演となった13作品と、マドリード初演となった12作品。完売に続く完売で、今更ながらフェスティバルの人気のほどを再確認しました。 これらの劇場公演は、10月17日から11月5日までの3週間弱の期間でしたが、実はフェスティバル自体は、その1ヶ月ほど前からすでにスタートしていました。 9月21日から24日まで、カナル劇場にて、30歳以下のアーティストに焦点を当てた、 第3回『スマ・ホベン』フェスティバル が 行われ、本フェスティバルの前哨戦として観客を大いに魅了しました。 スマ・ホベンのレポート もアップしているので、そちらも併せて読んでくださいね。 そして文化会館アテネオでは、フラメンコの女性をテーマに、写真家パコ・マンサーノによる写真展『フラメンカス』が10月4日より開かれ(11月3日まで)、初日にはフラメンコ識者ペドロ・カルボによる講演『フラメンコの女性達』も行われ、ラ・トレメンディータのカンテ、パトリシア・ゲレーロのバイレ、ハビエル・コンデのギターが彩りを添えました。 続いて10月5、6、7日には『講演-カンテ、トーケ、バイレ』と題し、フラメンコ識者ホセ・ルイス・オルティス・ヌエボの『パストーラ・パボン、ラ・カンタオーラ』、ファウスティノ・ヌニェスの『女性とフラメンコギター』、ホセ・マヌエル・ガンボアの『ラ・アルヘンティーナ〜カルメン・アマジャ、間にアルヘンティニータ』の3講演が行われ、サロメ・パボンのカンテ、アントニオ・ヒメネスのギター、エステラ・アロンソのバイレが披露されました。 ==== 「ニーニャ・デ・ロス・ペイネス」の愛称で知られるカンテの巨匠パストーラ・パボンのイラストが彩られた今回のスマ・フラメンカは、『フラメンコのるつぼ』というサブタイトルのもと、カンテ、ソロギター、バイレのそれぞれの「今」を、ステージに繰り広げます。 フラメンコの主役はなんと言ってもカンテ(バイレじゃないですよ〜)。今回のラインナップでも、その存在が光ります。まずは故エンリケ・モレンテの長女であり、すでに貫禄さえ見せつつあるエストレージャ・モレンテ。ギターのラファエル・リケーニと共に、その声をニーニャ・デ・ロス・ペイネスと、ギターの巨匠ニーニョ・リカルドに捧げます。彼女と同世代で人気を分つマイテ・マルティンやアルカンヘル。かつてパコ・デ・ルシアのグループでも活躍したラファエル・デ・ウトレーラや、今では大御所となったホセ・デ・ラ・トマサ。着々と実力を付けているロシオ・マルケス、サンドラ・カラスコ、ホセ・バレンシアなどなど、聞きどころ満載。 ソロギターでは、名ギタリストだった祖父と同じ芸名で活躍するフアン・アビチュエラ・ニエトや、フラメンコギターの世界では数少ない女性アーティスト、メルセデス・ルハンの公演など、興味をそそられるセレクション。 そしてバイレでは、常に新しい何かを追求してやまないアンドレス・マリンやエステベス&パニョス。ヘレス出身というブランドに縛られない自由な感性を生み出すレオノール・レアル。自身のセクシャリティを臆さず曝け出すマヌエル・リニャン。そして現代バイレを代表するエバ・ジェルバブエナなど、さまざまな踊りのスタイル、そして世代が交差します。 もちろん、毎日・全公演を観たいのは山々ですが、今回は厳選してバイレ5作品、カンテ1作品だけ拝見させていただきました。 * フエンサンタ・ラ・モネータ『フレンテ・アル・シレンシオ』 (アバディア劇場、10月21日)※マドリード初演 * レオノール・レアル、ペラーテ、アルフレド・ラゴス、プロジェクト・ロルカのグループ『カレテーラ・ウトレーラ=ヘレス』 (カナル劇場・緑の間、10月22日)※世界初演 * サンドラ・カラスコ&ダビ・デ・アラアル『レコルダンド・ア・マルチェーナ』 (カナル劇場・黒の間、10月28日) * ニノ・デ・ロス・レジェス『ブエルタ・アル・ソル』 (カナル劇場・黒の間、10月29日)※世界初演 * アンドレス・マリン『ハルディン・インプーロ』 (カナル劇場・赤の間、11月4日)※マドリード初演 * エバ・ジェルバブエナ『ジェルバグエナ』 (カナル劇場・赤の間、11月5日)※世界初演 これら6公演を選んだ第一の理由はもちろん「気になる人たち」だからですが、この内5作品は世界初演・マドリード初演ですし、サンドラ・カラスコの今作品も私は初めてだったので、この6作品には大きな期待を込めて観させて頂きました。そしてそれぞれが、驚きのあるステージでした。もちろん、ここはちょっと…、あそこは今ひとつ…という部分もそれぞれありました。しかし、それぞれが模索し、その中での今の自分のベストを尽くしている、それが良く見える作品たちでした。そして中でも秀逸・大満足だったのが、エバ・ジェルバブエナの公演でした。 皆さんの中にもエバのファンは多いと思いますが、私は実は普段、エバの作品を嬉々として観に行くほうではないんですよね。彼女が舞踊団を作ってから20年を超え、その作品のほとんどを観ましたが、感動して胸を熱くした時もあれば、重いと感じてしまった時もあります。 なぜなら、彼女の伝統的なスタイルはこの上なく愛しているんですが、コンテンポラリースタイルには、それほど惹かれないのです。いや、その動きはとても興味深いし、彼女の持ち味の一つ、トレードマークではあるので、受け入れてはいるのですが、それよりもあの激しい、情熱的なフラメンコが私の中では上回るのです。 しかしながら今回の作品は、まさに彼女の集大成、フラメンカな彼女に共存するコンテンポラリーな部分も十分に愛することができるステージでした。 これら6作品のレビューは、今後それぞれ投稿していきますので、お楽しみに。 最後に、今回のフェスティバルの総評として、まず挙げたいのが、その素晴らしいプログラムです。まさに今が旬のアーティストが一堂に会し、カンテ・ギター・バイレの全てが充実し、文句なしのセレクション。今回も観客を大いに満足させたに相違ありません。また、「男は男らしく」という考えが未だはびこるフラメンコにあって、マヌエル・リニャンの名作『ビバ!』のような、自身のセクシャリティを全面に押し出した作品を上演することは、非常に素晴らしいことであり、これからも是非、このような、人々を勇気づける作品を上演していって欲しいと思います。 しかし、マイナスの部分も指摘させてください。まず、ヒターノのアーティストが極端に少ないこと。198名のアーティストが出演したとのことですが、その大半が非ヒターノである事実は見逃せません。フラメンコはもちろんスペインの芸術であり、世界中で愛される芸術です。しかし、その核を担っているヒターノのアーティストが減ってしまえば、フラメンコの味は、薄まってしまうのではないかと私は思うのです。20年前は彼らの歌を、ギターを、踊りを、本当に多くの舞台で楽しむことができました。このフェスティバルに限らず、ヒターノのアーティストが活躍できる場が少なくなってきている現実は、変えるべきだと思います。 また、フラメンコ識者の講演もいつも同じメンバーで、こちらも大きな問題だと私は思います。なぜ他の、若い・新しいフラメンコ識者が講演しないのでしょうか。彼らが素晴らしい識者の方々なのは理解しますが、私はもう20年ずっと同じ人たちを見ています。新しい人も入れていかないとフラメンコ学の未来はありませんよね。論文を公募しても良いでしょうし、これからはもっと開かれたものであってほしいと思っています。 何はともあれ、また来年もぜひ、今年と同様素晴らしいフェスティバルを開催してほしいと思います。 【筆者プロフィール】 東 敬子 (ひがし けいこ)/フラメンコ及びスペインカルチャーのジャーナリストとして、1999年よりマドリード(スペイン)に在住し執筆活動を続ける。スペインに特化したサイト thespanishwhiskers.com ( https://spanishwhiskers.com/?page_id=326)を主宰。 >>>>>
- 今枝友加カンテソロライブ
《Flamenco fan LIVE》 (jueves, 20 de junio 2024) 息遣いまで伝わるような迫力あるフラメンコライブを楽しんでもらいたい――。 そんな思いから《Flamenco fan LIVE》を企画いたしました。 今回ご出演いただくのは、踊り手としても歌い手としても日本各地で活躍し、魂ゆさぶるような熱く深い歌声が魅力の今枝友加さんのカンテソロライブです。 共演には、古き良き時代の味わい深いギターの音色を響かせるフラメンコ界の巨匠、エンリケ坂井さんが出演します。 今枝さんより、今回のライブへの思いを語っていただきました。 「エンリケ先生との、一年に一度の貴重なライブです。 私にとって、フラメンコの「真髄」をイヤというほど味わい、カンテという世界の厳しさを痛感する修行のようなライブ。 それでも、迷って迷って道標を失ったとしても、必ずこのライブをすると、しかるべき場所に引き戻してくれるのです。 エンリケ先生はその道の管理人のようです。 底なしの知識と愛で、私を見守ってくれます。 いつになっても慣れることはありませんが、今回も自分を信じて歌うのみ。 新しいパロも、本番に向けて準備中です。 みなさん、お時間ありましたらぜひお越しくださいませ!」 素晴らしいカンテとギター、二人だけによるシンプルかつ贅沢なフラメンコの時間を、どうぞお楽しみください。 なお、遠方にお住まいの方や当日来店が難しい方は、配信視聴で1週間お楽しみいただけます。 ◇ご予約サイトは こちらから https://tablaoesperanza.jp/live/20240802/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 🎼Flamenco fan LIVE 「今枝友加カンテソロライブ」 【エスペランサ⭐️presents⭐️Flamenco fan企画】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2024年8月2日(金) Open 19:00 Start 19:30 ショーチャージ ¥5,500 (タパス・1ドリンク付き) 配信視聴料¥2,000~ [出演] カンテ:今枝 友加 ギター:エンリケ 坂井 ◇お申し込みメールアドレス↓ reserva@tablaoesperanza.jp ご希望のライブの日・お名前・人数・電話番号をメールにてご予約ください。 ◇ライブ配信申し込みURL ↓ https://tablaoesperanza.jp/esperanza-live/55655/ ※アーカイブ視聴は一週間後の8/9(金)の23:59 までとなります。 ※受付にて、現金でのお会計をお願い致します。 ※キャンセルのご連絡は前日までにお願いします。 ※当日キャンセルの場合は、チャージ代全額をキャンセル料として頂戴しております。ご理解の程よろしくお願い申し上げます。 >>>>>
- アントニオ・ナハーロ舞踊団 初来日公演
(martes, 7 de mayo 2024) スペイン国立バレエ団の芸術監督として、数々の名作を生み出した舞踊家アントニオ・ナハーロが、自身のカンパニーとしてこの7月に初来日します。美の結晶ともいえる珠玉の2作品を携え、東京と神奈川の2か所で劇場公演を行います。 7月5日から7日は東京・渋谷で、ALENTO(アレント)2公演とQUERENCIA(ケレンシア)2公演の計4公演を開催。ALENTOはナハーロのスペイン国立バレエ団時代の代表作、QUERENCIAは新生ナハーロ舞踊団最初のオリジナル作品です。 そして、7月9日(火)には神奈川の小田原三の丸ホールにて、QUERENCIA(ケレンシア)を上演します。 スペイン舞踊の真髄を究めた美しくも華麗な劇場作品を、この機会にお見逃しなく! 【公式サイト】 https://sunrisetokyo.com/detail/26132/ *この公演は、文化庁の「劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」の対象で、小学生~18歳以下のお子様は無料招待となります。 詳しくは以下のリンクをご覧ください。 https://l-tike.com/st1/antonionajarro-kodomokanshou アントニオ・ナハーロ舞踊団 東京公演 〔日 程〕 2024年7月5日(金)19:00開演(18:15開場)Aプログラム 7月6日(土)13:00開演(12:15開場)Aプログラム 7月6日(土)17:00開演(16:15開場)Bプログラム 7月7日(日)13:00開演(12:15開場)Bプログラム ※計4公演 〔会 場〕渋谷区総合文化センター大和田 さくらホール(東京都) 〔演 目〕 【Aプログラム】 ALENTO(アレント) 振付:アントニオ・ナハーロ 【Bプログラム】 QUERENCIA(ケレンシア) 振付:アントニオ・ナハーロ 〔料 金〕S席 ¥15,000 /A席 ¥12,000 / B席 ¥9,000 / タブラオ席 ¥20,000(全席指定・税込) ※タブラオ席は1階最前列、1公演につき21席限定(取扱いはイープラスのみ) ※タブラオ席ご購入者には、アントニオ・ナハーロのサイン入りパンフレットをプレゼント 〔チケット取扱〕 イープラス https://eplus.jp/ *Family Mart店舗 チケットぴあ https://w.pia.jp/t/antonionajarro/ *セブン-イレブン(Pコード:525-524) ローソンチケット https://l-tike.com/antonio-najarro/ *店頭販売:ローソン、ミニストップ店内Loppi(Lコード:35097) ※未就学児童入場不可 ※車椅子席をご希望の方はS席チケットをご購入の上、サンライズプロモーション東京へお問い合わせください。 アントニオ・ナハーロ舞踊団 小田原公演 〔日 程〕 7月9日(火)17:00開演(16:15開場) 〔会 場〕 小田原三の丸ホール 大ホール(神奈川県) 〔演 目〕 QUERENCIA(ケレンシア) 振付:アントニオ・ナハーロ 〔料 金〕S席 ¥15,000 /A席 ¥12,000 / B席 ¥9,000 / タブラオ席 ¥20,000 (全席指定・税込) ※タブラオ席は1階最前列、8席限定(取扱いは小田原三の丸ホールweb予約・窓口のみ) ※タブラオ席ご購入者には、アントニオ・ナハーロのサイン入りパンフレットをプレゼント 〔チケット取扱〕 小田原三の丸ホール:窓口(10:00~20:00・休館日/第1・3月曜日(祝日の場合、翌日以降の平日)) 小田原三の丸ホール:web予約 https://p-ticket.jp/odawara イープラス https://eplus.jp/ *Family Mart店舗 チケットぴあ https://w.pia.jp/t/antonionajarro/ *セブン-イレブン(Pコード:525-524) ローソンチケット https://l-tike.com/antonio-najarro/ *店頭販売:ローソン、ミニストップ店内Loppi(Lコード:35097) ※未就学児童入場不可 ※車椅子席をご希望の方はS席チケットをご購入の上、サンライズプロモーション東京へお問い合わせください。 〔主催〕 MIYAZAWA & Co. / CIC 〔後援〕 駐日スペイン大使館 / インスティトゥト・セルバンテス東京/ 〔問合せ〕サンライズプロモーション東京 TEL:0570-00-3337(平日12:00〜15:00) アントニオ・ナハーロ舞踊団がやってくる! 文/志風恭子(舞踊ジャーナリスト) スペイン舞踊の粋を極めた、スペイン国内はもとより世界各地で絶賛されている、スペインで最も美しくスタイリッシュな、スペイン舞踊で魅せる舞踊団だ。 スペインといえばフラメンコ、とイメージする人が多いだろうが、スペインの舞踊は何もフラメンコだけではない。地方ごとに異なった豊かな文化があるスペインならではの各地に伝わる民族舞踊、エスクエラ・ボレーラと呼ばれる、ロマンチックバレエと関係の深いバレエシューズで踊る古典舞踊、古典舞踊や民族舞踊、フラメンコなどの要素が組み合わされてスタイリッシュに踊られるエスティリサーダ、そしてフラメンコ、と四つのジャンルがある。その全てを極めた彼が、後進の素晴らしいダンサーたちを主役に、華やかで美しく、心に残る作品を見せてくれるこの舞踊団の創立は2002年。2011年にスペイン国立バレエ団芸術監督に就任したこともあって一時休止していた自らの舞踊団の活動を再開したのは2020年。グラナダの国際音楽祭で行われたその公演が喝采を持って迎えられたことはいうまでもない。 スペイン国立バレエ団にダンサーとして在籍時代、すでに自らの振付作品をバレエ団で上演したという早熟の天才、アントニオ・ナハーロ。その活動の場はフラメンコのみにとどまらない。ステファン・ランピエール『ポエタ』や同郷ハビエル・フェルナンデスへのフィギュアスケートへの振付作品を覚えている人は多いことだろうが、そのほかにもアーティスティックスイミングのスペイン代表や、オペラ作品の振り付けも手がけるなど多種多彩な活躍で知られ、2023年12月公開のディズニー映画『ウィッシュ』の振り付けも手がけたそうだ。専門的な知識がなくとも誰もが楽しめる作品を作り上げる彼の才能が改めて認められたということだろう。 そう、なんの予備知識がなくとも楽しめる、美しい音楽と華麗な舞踊にあなたも酔わされてみませんか。 【作品解説(志風恭子)】 ALENTO(アレント)/Aプログラム 2015年、アントニオ・ナハーロがスペイン国立バレエ団芸術監督時代にバレエ団で初演した『アレント』は、スペイン舞踊をより伝統にとらわれることなく、ジャズやコンテンポラリー、ストリートダンスなどの要素も取り入れて現代化し、スピード感と独自のセンスでみせた作品。まるでミュージカル作品のような華やかさと躍動感で6つの場面を展開したこの国立バレエ団でのバージョンは、2015年の日本公演においても上演され、多くの観客を魅了しました。 今回の、ナハーロ舞踊団のバージョンは、2020年グラナダの国際音楽舞踊祭で初演されたもので、ミュージシャンたちによる生演奏で上演されるのが最も大きな違いでしょうか。国立版に音楽だけのソロや、新しい振り付けも加わって、より充実した内容になっています。迫力のある群舞はもちろん、男性だけでの群舞、女性だけの場面、男女ペアでのソロ、女性ソロと変化に富んだナンバーで最後まで飽きさせません。めくるめく、新しいスペイン舞踊の世界に触れることができる作品と言えるでしょう。 QUERENCIA(ケレンシア)/Bプログラム 新生ナハーロ舞踊団としての最初のオリジナル作品『ケレンシア』は2022年マドリードで初演されました。とにかく美しいのです。伝統的なスペイン舞踊の、形や動きの美しさを何よりも堪能できる作品です。オーケストラが奏でるのはオリジナル曲ですが、スペインの民族音楽やフラメンコ、またスペイン国民楽派、ファリャやアルベニス、グラナドスなどの作品を思い起こさせるようなメロディーやリズムに彩られ、伝統的な形や動きを現代風に洗練させたアントニオ・ナハーロならではの振り付けで魅せてくれます。特にエスクエラ・ボレーラと呼ばれるバレエシューズで踊られる跳躍や回転が特徴的なスペインの古典舞踊は圧巻の一言。バレエダンサーのような高い能力とスペイン舞踊ならではの様式美の両方を必要とされるこの難しいナンバーは、この作品の白眉と言えるのではないでしょうか。フラメンコだけではないスペイン舞踊の魅力を感じるために最適な作品で、何も考えずただその美しさに酔いしれていただきたいと思います。 *アントニオ・ナハーロの特集記事はこちらから >>>>>
- 第5回全日本フラメンココンクール 受賞者コメント
(domingo, 23 de junio 2024) 去る4月14日に東京の座・高円寺2で開催された第5回全日本フラメンココンクール本選の結果、各賞の受賞者が決まりました。 それぞれ入賞を果たした皆様からの受賞コメントと、審査員を務めたフラメンコ研究家の志風恭子さんからいただいた総評をご紹介します。 写真/李憲彦 Fotos por Norihiko Lee 主催:全日本フラメンココンクール事務局 後援:スペイン大使館、公益財団法人日本スペイン協会 伊藤笑苗 【バイレ部門・優勝】 「受賞を喜ばしく思うのと同時に、新たな責任を感じています。私の信じるフラメンコをより多くの方に楽しんでもらうためにはどうしたら良いか、私のできることは何か。幸運なことに、比較的私と年齢が近い世代には優れたフラメンコたちが多くいます。彼らと協力して、日本のフラメンコをさらに盛り上げていきたいと密かに企んでいます。なかなか一歩を踏み出すことが難しいですが、少しずつ、何かしらの形にしていきたいと思います。どうぞ暖かく、時に厳しく見守っていただけると嬉しいです。最後になりましたが、このように自分を見つめ直し成長する場を設けてくださった小松原庸子スペイン舞踊団に感謝申し上げます。ありがとうございました。」 黒須信江 【バイレ部門・準優勝】 「最初に、この全日本フラメンココンクールにおいて、準優勝を頂けたことが出来てとても光栄であると共に、小松原庸子先生はじめ、スタッフの皆さま、審査員の皆さま、コンクール開催にご尽力頂いた皆さまへ感謝いたします。 表彰式で名前を呼ばれた時は、驚き、喜びと感動の入り混じった感情で、その後恩師のベニートガルシアと電話で話した時に、受賞の実感と嬉しさと感動が大きく込み上げてきました。今回このコンクールに出場しようと思ったのは、目標をおいて成長する為でした。練習期間は先生にアドバイスをもらいながら、これまでで歪んだり落ちてきた部分を見直し、もう一度組み立てていく感覚でした。ここで得たものは準優勝受賞と同じくらいの大きなトロフィーです。今後も素晴らしい芸術であるフラメンコへ真摯に向き合い、フラメンコの為に永遠に学び続けて行きたいと思っています。」 南 豪 【バイレ部門・小松原庸子特別賞】 「『小松原庸子特別賞、舞踊の方はシギリージャを踊られた南 豪』 審査発表で僕の名前が呼ばれた瞬間…。 初めてフラメンコシューズを履いた時、シロコ先生に出会った日、家族の顔、他界したお祖父ちゃんの顔で頭の中がいっぱいになり、涙が溢れ出てきました。 素晴らしい賞をいただいたこと、大変嬉しく光栄に思います。 小学5年生でフラメンコと出会い、高校は地元石川県を離れシロコ先生が居る京都の高校に進学しました。 僕の日常はフラメンコ一色です。 素晴らしい環境の中で、フラメンコを学ばせてもらえる事に感謝し、今回いただいた賞の名に恥じぬよう次のステージに向けてフラメンコと向き合っていきます。 ありがとうございました。」 齋藤克己 【カンテ部門・優勝/小松原庸子特別賞】 *受賞コメントはご辞退されました。 熊谷善博 【カンテ部門・準優勝】 「コンクールですので、カンテ部門3回目の挑戦で準優勝を授かり、素直に嬉しく思います。挑戦条件について、プロアマ年齢性別不問という、懐の大きいコンクールを主宰されている小松原庸子先生、舞踊団事務局、そして、審査員の皆様に深く御礼申し上げます。 アフィスィオナードとして、フラメンコに片思いし始めてから40年近い歳月が流れましたが、仕事である医学生物学もフラメンコも、大枠のリベラルアーツの中に含まれるものとして、ともに長い間仲良く同居してくれました。踊りに加え、特にフラメンコのカンテホンドは東日本大震災被災後、水無し電気無しガス無し食べ物無しの凍える環境でも、ロウソク1本の明かりの中、単三乾電池1個のMP3プレーヤーから静かに伝わる心に響く音として、悲痛を癒してしてくれました。今まで通り、カンテに傾倒し、前に少しずつ歩いて行こうと思います。お世話になった皆様これからもよろしくお願いいたします。」 審査員総評:志風恭子 (フラメンコ研究家) 「日本でもたくさんの人がフラメンコを愛し、それぞれにフラメンコを、または、フラメンコで、表現しようと日々努力されていることを改めて感じさせてくれるコンクールでした。特にカンテ部門では、全体的にレベルが上がっており、決勝に進めなかった人でも前回より上達されていらっしゃる方もあり、頼もしく思いました。舞踊では今回、審査員全員が満点をつけるという圧倒的な強さを見せた伊藤さんの存在が大きかったです。舞踊にしてもカンテにしても基本の技術をしっかり学び、曲の特徴を理解することで、より一層素晴らしい舞台を見せることができるようになると思います。そのためには自習だけでなく、たくさんのフラメンコを見聞きして、引き出しを増やしていくことも重要ではないでしょうか。また舞台の上での歩き方なども振り付けの一部というつもりで気を配るといいかもしれません。日本のフラメンコの未来は皆さん次第だと思います。これからも頑張ってください。」 *news「第5回全日本フラメンココンクール 受賞者決定」の記事はこちらから。 >>>>>
- マヌエラ・カラスコ 日本ファイナル公演
(martes, 26 de marzo 2024) 今年3月のスペイン・ヘレスのフェスティバルで上演された舞台も大絶賛された、フラメンコの女王と名高いマヌエラ・カラスコの来日公演がこの6月に東京・渋谷で行われます。 共演には彼女が絶大の信頼を置くミュージシャンらが集結し、特別ゲストには日本でも有名なカンタオール、巨匠エンリケ・エル・エストレメーニョが出演します。 女王の雄姿が日本で見られる最後のチャンス、この機会をぜひお見逃しなく! フラメンコの女王 「MANUELA CARRASCO」 -日本ファイナル公演2024- 〈日時〉 2024年6月24日(月) 開場 19:00 開演 19:30 6月25日(火) 開場 13:00 開演 13:30 〈場所〉 渋谷区文化総合センター大和田4Fさくらホール 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23-21 〈出演〉 バイレ: Manuela Carrasco (マヌエラ・カラスコ) Manuela Carrasco Hija (マヌエラ・カラスコ・イハ) カンテ: Manuel Tañé (マヌエル・タニェ) Zamara Carrasco (サマラ・カラスコ) ギター: Pedro Sierra (ペドロ・シエラ) パーカッション: José Carrasco (ホセ・カラスコ) 特別ゲスト: Enrique “El Extremeño” (エンリケ "エル・エストレメーニョ”) フェステーロ: Luis Peña(ルイス・ペーニャ) バイオリン: 森川拓哉 *出演者が一部変更されています。 〈チケット〉 ・S席 ¥18,000 ・A席 ¥13,000 ・B席 ¥8,000 〈予約フォーム〉 購入申し込みフォーム – LA RAIZ ラライズ https://laraiz.jp/manuelacarrasco2024ticket/ >>>>>
- わが心のスペイン vol.7
(lunes, 24 de junio 2024) 南房総と南スペインで田舎暮らしを楽しむ、石井崇が描くスペインの情景。 『ヒラソル』 夏になると、セビリアから南下すると どこまでもひまわり畑が広がり 地平線まで続く、壮大な景観です。 そのほとんどがひまわり油の原料としての花なのです。 収穫は機械化されていて、そのために高さの低い品種になってきました。 日陰の無い畑でスケッチするのは、かなり危険な仕事になります。 【プロフィール】 石井崇(Takashi Ishii)/画家。1942年東京・京橋生まれ。東京芸術大学卒業後、1975年単身スペインに渡り、村祭りを回るテキヤ業などでしのぐ。セビリア郊外アルカラ・デ・グアダイラに居住。1989年よりグラナダ・アルプハーラ(Alpujarra)地方にあるフェレイローラ村(Ferreirola)にアトリエを構え、今はフェレイローラ村と南房総館山をふたつの故郷とし、田舎暮らしを楽しんでいる。著作は「おれたちがジプシーだったとき」、「詩画集プラテーロとわたし」、「スペイン四季暦」、「南スペイン、白い村の陽だまりから」、画集「イシイタカシの世界」など。2004年「館山親善ふるさと大使」に任命、全国大学フラメンコ大会を企画。 ホームページ「イシイタカシの世界」 http://www.oliva2004.net/index.html >>>>>
- 第5回全日本フラメンココンクール 受賞者決定
(martes, 16 de abril 2024) 今年で5回目を迎えた全日本フラメンココンクールの本選が行われ、各受賞者が決定致しました。 バイレ部門で優勝した伊藤笑苗(えな)さんは、本大会初の審査員全員満票での受賞となりました。 【バイレ部門】 優勝・伊藤笑苗さん 準優勝・黒須信江さん 【カンテ部門】 優勝・齋藤克己さん 準優勝・熊谷善博さん 【小松原庸子特別賞】 南 豪さん(バイレ部門) 齋藤克己さん(カンテ部門) [本選] 2024年4月14日(日) [会場] 座・高円寺2(東京) [本選審査員:カンテ部門] ・マリベル・ガジャルド(スペイン国立舞踊団名誉第一舞踊手、スペイン国立舞踊団指導・振付担当) ・エンリケ坂井(ギタリスト・カンタオール) ・濱田吾愛(わかな)(東京芸術大学非常勤講師・カンタオーラ) ・志風恭子(フラメンコ研究家) [本選審査員:バイレ部門] ・マリベル・ガジャルド(スペイン国立舞踊団名誉第一舞踊手、スペイン国立舞踊団指導・振付担当) ・アントニオ・アロンソ(舞踊家・振付家) ・ベニート・ガルシア(フラメンコダンサー・振付家) ・祐成(すけなり)秀樹(読売新聞記者) ・志風恭子(フラメンコ研究家) (以上、順不同) *各入賞者の受賞コメントおよび審査員総評はこちらから。 >>>>>
- アーティスト名鑑vol.12
(miércoles, 19 de junio 2024) スペイン在住30年以上、多数の一流フラメンコ・アーティストらとも親交のあるフラメンコ・ジャーナリスト志風恭子が、歌・踊り・ギターそれぞれの代表的アーティストらのプロフィールをピックアップ。過去の取材で撮影した写真や、チェックしておきたい動画などもご紹介します。 文/志風恭子 Texto por Kyoko Shikaze マティルデ・コラル(バイレ) エル・レブリハーノ(カンテ) パコ・セペーロ(ギター) 2011年6月セビージャ県アラアルのフェスティバルでオマージュされ賞を受け取った時のマティルデ。写真ボケてるけど、手の形の美しさは見てほしい。©︎ Kyoko Shikaze Matilde Corrales González “Matilde Coral” Sevilla, 22-06-1935 マティルデ・コラル 本名マティルデ・コラーレス・ゴンサレス 1935年6月22日セビージャ生まれ バタ・デ・コーラやマントンなどの小物使い、伝統的で優美な女性らしさの表現で知られるエスクエラ・セビジャーナ、セビージャ派フラメンコ舞踊の巨匠、マティルデ・コラルはセビージャ、トリアーナ地区の生まれ。セビージャやマドリードのタブラオやホセ・グレコ舞踊団などを経て、1957年コルドバのコンクールで優勝。60年代末頃から夫ラファエル・エル・ネグロ、エル・ファルーコとトリオ、ロス・ボレーコスで各地のフェスティバルなどで活躍。バイレ黄金の鍵、コンパス・デル・カンテなど受賞多数。また長年教授活動にも取り組み、門下にはペパ・モンテス、ラファエラ・カラスコ、イサベル・バジョンらがいる。 【動画】 マティルデについてのカナルスールでのドキュメンタリー。本人や関係者などへのインタビューを中心に、バタ・デ・コーラにマントンのアレグリアスやロメーラなどの断片や、娘ロシオ・コラルに教えている映像もあります。 2016年のドキュメンタリー映画『アカリシアンド・エル・アイレ』の予告画像。 2007年ヘレスのフェスティバル記者会見場にて。この明るさも彼女の魅力。©︎ Kyoko Shikaze トリアーナにはマティルデの名を冠した広場もあります。©︎ Kyoko Shikaze 2010年8月ウエルバでのパコ・デ・ルシア公演の後で ©︎ Kyoko Shikaze Juan Peña Fernández “El Lebrijano” Lebrija, Sevilla. 8-8-1941 Sevilla 13-7-2016 フアン・ペーニャ “エル・レブリハーノ” 本名フアン・ペーニャ・フェルナンデス 1941年セビージャ県レブリーハ生まれ、2016年7月13日セビージャ没 セビージャ県レブリーハ生まれからレブリーハ人という意味の芸名。母はマリア“ラ・ペラータ”、兄はギタリスト、ペドロ・ペーニャで、その息子たちがギタリストのペドロ・マリア・ペーニャとピアニスト、ドランテス。妹はフラメンコ専門記者のテレ・ペーニャというフラメンコ一家。ギタリストとしてプロデビュー、パケーラを伴奏するなどしていたが、歌も歌うようになりマドリードやセビージャのタブラオでは二刀流で活躍。64年マイレーナのコンクールで優勝後歌専門に。ニーニョ・リカルド、パコ・デ・ルシア、甥ペドロ・マリアらの伴奏でおよそ30枚のアルバムを録音したが、ジプシーの迫害をテーマにした『ペルセクシオン』、アラブ音楽と共演した『エンクエントロ』、聖書がテーマの『ベン・イ・シゲメ』など異色の意欲作も多い。 【動画】 スペイン国営放送 伝説のフラメンコ番組で、彼を主役にした回。登録することで日本からでも観ることができます。1972年 https://www.rtve.es/play/videos/rito-y-geografia-del-cante/rito-geografia-del-cante-juan-pena-lebrijano/1898617/ アンダルシアの放送局カナルスールのドキュメンタリー。ソレアやブレリア、タンゴなどを歌っている映像もあります。 Francisco López-Cepero García “Paco Cepero” Jerez de la Frontera, Cádiz, 6-3-1942 パコ・セペーロ 本名フランシスコ・ロペス=セペーロ・ガルシア 1942年3月6日カディス県ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ生まれ SP時代の名歌手ホセ・セペーロは大叔父。ラファエル・デル・アギラに師事。地元の歌い手たちの伴奏で頭角を現し、60年代後半にマドリードへ。マノロ・カラコールのタブラオ、ロス・カナステーロスなどで活躍。20世紀のフラメンコを代表する歌い手、カマロン・デ・ラ・イスラがパコ・デ・ルシアとのデュオで人気を博す前の伴奏者でもある。71年のパコ・デ・ルシアのアルバム『霊感』にも参加している。ソングライターとしても、70年代にファニート・ビジャール、パンセキート、チケテテらと組んだ、ポピュラーソング寄りのフラメンコのアルバムの数々が大ヒット。またソリストとしても7枚のアルバムを録音。80代となった今も意欲的に活躍している。 2015年ヘレスのフェスティバルにてアンへリータ・ゴメスと ©︎ Kyoko Shikaze 【動画】 カナルスールでの本人が司会を務め、ギターも弾く番組からランカピーノ、チケテテやパンセキート、トゥロネーロ、フアン・ビジャール、アウロラ・バルガスの伴奏もあればソロもあり。彼ならではの、親指を効かせた演奏がたくさん。最後は2017年彼がアンダルシアのメダル受章した時の州歌の伴奏風景も。 国営放送リト・イ・へオグラフィア・デル・カンテのカマロンの回。スタジオで、タブラオ、トーレス・ベルメハスで、身内のフィエスタで伴奏するパコ・セペーロを見ることができる。 https://www.rtve.es/play/videos/rito-y-geografia-del-cante/rito-geografia-del-cante-camaron-isla/1898527/ 2019年ヘレス市役所で、ヘレスのフラメンコ大使となった小島章司と ©︎ Kyoko Shikaze 【筆者プロフィール】 志風恭子(Kyoko Shikaze)/1987年よりスペイン在住。セビージャ大学フラメンコ学博士課程前期修了。パセオ通信員、通訳コーディネーターとして活躍。パコ・デ・ルシアをはじめ、多くのフラメンコ公演に携わる。 >>>>>
- アルティソレラ、舞踊批評家協会賞を受賞
(martes, 18 de junio 2024) 昨年10月に日本舞踊とのコラボレーションによる劇場作品『恋の焔炎』を上演したフラメンコ舞踊団ARTE Y SOLERA(アルティソレラ)の鍵田真由美さんと佐藤浩希さんが、第 54 回(2023 年)舞踊批評家協会賞の本賞を受賞しました。 授賞理由は、「フラメンコと日本の伝統芸能を融合させて舞踊表現に新たな境地を拓いた『恋の焔炎』の成果に対して」とされています。 舞踊批評家協会賞とは、日本舞踊、バレエ、モダンダンス、コンテンポラリーダンス、フラメンコ、舞踏などすべての舞踊を対象とし、毎年1月から12月までの1年間に日本国内で開催された公演からノミネートし、翌年の受賞者審査会にて本賞・新人賞・特別賞を授与する個人・団体等を決定するというものです。 なお、優れた公演が対象となるため、本賞は複数回授賞されます。 フラメンコおよびスペイン舞踊での過去の受賞者は、以下の通りです。 第7回(1975年度)長嶺ヤス子 第9回(1977年度)河上鈴子 第15回(1983年度)小松原庸子 第17回(1985年度)ホセ・ミゲル 第18回(1986年度)小島章司 第30回(1998年度)小島章司 第33回(2001年度)小島章司 第39回(2007年度)小島章司/ [新人賞] 石井智子 第48回(2016年度)石井智子スペイン舞踊団 第50回(2018年度)(特別賞)小松原庸子 《掲載サイト》https://dance-critics-society-of-japan.jimdosite.com/ *劇場作品『恋の焔炎』の公演リポートはこちらから。 >>>>>











