ep.6
正木清香 Sayaka Masaki
(lunes, 17 de junio 2024)
写真家・大森有起が、今を輝くフラメンコ・アーティストたちの真の姿を写す
どの世界にも必ずチャンスはある。
誰にでも巡るが、誰もが掴めることではない。
ただ一つ言えるのは、チャンスは次代への”転機”。
大道芸の世界へ飛び込んで早5年。
悩み続けていた時期に背中を押してくれた人がいた。
人生はめぐり逢い、好機好転だった。
別天地でフラメンコを踊りながら掴んだもの、
とてもいい感じの清香ちゃんに聞いてみた。
「フラメンコと大道芸」
大道芸は出会いの場であり
シビアでいて温かく、挑戦の場。
たまたま前を通った人が足を止め、
最後まで見てくれて投げ銭を投じに来てくれる。
普段のライブや公演とはまた全然違う環境で、
最高のパフォーマンスを見せなければいけない。
音響やその時の天気、風、状況。
いろんな条件の中でどうやったらフラメンコが届くのか...
毎年やっているとだんだんと増えてくる人たち。
前回見て、また来てくれた方。
その地方でフラメンコをやっている方。
そんな繋がりが最高に嬉しくて温かい。
そうやってフラメンコの輪が、人との出会いが、
少しずつ広がっていくのを肌で感じられる大道芸は、
最高の場所。
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