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ArtistaЯ ~表現者☆~ ep.22

  • norique
  • 10月16日
  • 読了時間: 2分

ep.22

野村眞里子  Mariko Nomura

 

(jueves, 16 de octubre 2025)


写真家・大森有起が、今を輝くフラメンコ・アーティストたちの真の姿を写す



2026年に設立15年を迎えるエルスール財団。

”未来のために”と掲げ、文化芸術を創作し続けています。


野村さんの事績は実に多岐に渡りますが、

財団の一事業として毎年新人賞を顕彰し、後に育成を伴う劇場公演があります。

主催・作・演出(出演)と、プロセスには歳月がかかり一朝一夕に出来ることではありません。


現在ロルカフェスティバルを開催中ですが、来年3月にスペイン公演、8月は都内で劇場公演を控えてます。

進取果敢、その熱意はどこから湧いてくるのか。

野村さんにお聞きしてみました。


2510_大森G22_野村眞里子
©Yuki Omori

「フラメンコへ注ぐその『源』とは?」

 

両親が習い事をさせてくれなかったので、私がフラメンコを始めたのは大人になってから。

でも、仕事と学業の両立がハードだった時期で、長続きしませんでした。

そんな私が再開したのは、30歳の時のこと。

小島章司フラメンコ舞踊団の公演『カディスの女 vol.2』を観て、創作フラメンコの世界に魅せられたのでした。


猛練習の甲斐あって、念願の『カディスの女 vol.3』に出演。

タブラオやイベント出演ができるようになると、当時のフラメンコの環境がひどいことに気づきました。

カンテがないのはあたりまえ、大理石やカーペットの上で踊る…など。


そこで私は「フラメンコの仕事環境を変えること」を目指して、

1988年にアトリエ・エルスールを作り、コンサートやフェスティバルの主催を始めました。

2010年の大怪我、2011年の東日本大震災後には、さらに公益性の高いエルスール財団を設立。

日本の「詩」「ダンス」「フラメンコ」の未来を担うアーティストを支えてゆきたいと思っています。


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